冥界の女帝に転生しまして
※残酷描写あり、グロテスクあり
ここは冥界の裁判所、ここに新しい裁判長が着任する日である。大広間では黒服の男たちが正座しながら着任する裁判長を待っていた。そして1人の妖艶で高貴な女性が裁判長専用の椅子に座った
【黒服の男のリーダー】
「冥界の裁判長の御就任、おめでとうございます!」
【黒服の男たち】
「おめでとうございます!」
【黒服の男のリーダー】
「我等、全員一同、心よりお待ち申しておりました!」
黒服の男たちが挨拶を終える。そして新しく赴任した冥界の裁判長が放った一言・・・・
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「私が本日より着任したオリビア・アスファードだ!私が着任した限りは聖域はないと思え!」
ある時はヤクザ、ある時は第一皇女兼公爵夫人、ある時は魔王、そして冥界の裁判長、その名はオリビア・アスファード、再び登場した。ここからはオリビアの語りが始まる
【オリビア・アスファード】
「皆様、お久しぶりです、初めての方もいると思うので名乗っておきます。私はオリビア・アスファード、前世の私は極道一家の娘として生を受け、血なまぐさい抗争やサツの目を気にしながら生き、天寿を全うしました。次に転生したのがインジェント帝国の第1皇女で公爵夫人であるオリビア・アスファードとしての人生、次に魔族のトップである魔王に転生しました。なぜか知らないが今度は裁判長に赴任することになった。モノホンの閻魔大王になった私、久しぶりに血が騒ぐわwwwwww」
オリビアは興奮を抑えつつ、初仕事に望んだ
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「さてまず一人目を出せ。」
【黒服の男のリーダー】
「はっ、連れてまいれ。」
黒服の男たちが連れてきたのは、白装束を着た貧相な男だった
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「名前は〇〇〇〇、罪状は万引きと窃盗・・・・」
【万引き男】
「はい、実は私は欲しくもないのについ、盗んでしまうんです。」
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「そうかそうか、それは大変だな・・・・その手が物を盗んでしまうのか?」
【万引き男】
「は、はい。」
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「そう、だったら・・・・・・その手、いらないわよね。」
【万引き男】
「へ?」
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「おい、長ドス、持って来い。」
黒服の男が長ドスを持ってきた。そして長ドスをオリビアに渡すと・・・・
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「両手を出せ、手錠をかけるときのポーズでな。」
【万引き男】
「えっ。」
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「さっさとやらんかい!」
【万引き男】
「は、はい!」
オリビアの怒号にびびった万引き男が手錠をかけるときと同じポースをとると・・・・ズバッ!次の瞬間、万引き男の両手が斬り落とされ、血渋きがあふれ出した
【万引き男】
「ギャアアアアアアアア!」
万引き男はいつ両手を斬られたか分からず、絶叫を上げ、卒倒した
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「物を盗まない方法は、これが手っ取り早いのよ♪物を盗む両手はない方がマシよ♪」
オリビアはウキウキと説明する一方で、辺りは万引き男の血は白装束と床は真っ赤に染まっていた
【万引き男】
「ブクブク。」
万引き男は口から泡を吹き、顔は完全に青ざめていた
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「これにて一件落着、次。」
【黒服の男】
「はっ!」
万引き男は黒服の男たちに連れ出され、次に出てきたのは白装束を着たチャラチャラしたチンピラだった
【チンピラ】
「ん、何だよ、ババアかよ。」
【黒服の男】
「貴様!無礼であろう!」
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「・・・・まあいい、罪状は強姦、ポン(覚せい剤=シャブ)、恐喝、暴行、ほうほう。」
【チンピラ】
「だったら何だ!てめえも犯してやろ(バキューン)・・・・・へ?」
チャラ男は右足に違和感を感じ、覗くと右足に風穴が空いており血がドバドバと出てきた
【チンピラ】
「お、俺の足が!」
オリビアは道具(拳銃)を手にしていた
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「足一本で騒ぐな。」
【チンピラ】
「て、てめ(バキューン)、ギャアアアアアア!」
チンピラが反論しようとした瞬間、左足も射貫かれた
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「聞こえなかったか、おう。」
【チンピラ】
「ひいいいいいいいい。」
オリビアの放つ圧倒的な威圧感を前にチンピラは失禁し、完全に戦意が喪失した
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「おい、喉が乾いたか?」
【チンピラ】
「へ?(バキューン)ヒイイイイイ!」
チンピラの顔をかすめ床に着弾した
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「何度も言わせるな、喉乾いたかって聞いてるんだ?」
【チンピラ】
「ちょ、ちょっとだけ・・・・」
チンピラはそういうとオリビアは微笑み・・・・
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「そうか、そうか、いいでしょう、飲ませてあげる。連れてけ!」
チンピラは黒服の男に連れていかれた。連れていかれた場所は目に見えるほどの湯気を漂わせた大釜が用意された
【チンピラ】
「あ、あの、こ、これは。」
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「気にするな、多少熱いがお湯でも飲めるから♪」
【チンピラ)
「い、いや、これどう見ても(ガチャ)へ?」
チンピラの両手にはいつの間にか手錠がはめられていた
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「さあ、飲んで来い!」
オリビアに押され、落ちていくチンピラ
【チンピラ】
「ウワアアアアアアアア!」
そのままチンピラは大釜に入った
【チンピラ】
「ア゛ツ゛イ゛!」
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「おお、好きなだけ飲め!アハハハハハハハ!」
オリビアは笑いながらチンピラを眺めていた。チンピラはこの世のものとは思えないほどの熱湯の熱さにどうすることもできず、そのまま湯の中に沈んでいった
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「一件落着!・・・・次。」
次に出てきたのはチャラチャラした男の集団だった
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「名前はどうでもいいや、罪状は高齢者詐欺・・・・あぁ、おれおれ詐欺か。」
【詐欺師のリーダー】
「へっ、ジジイやババアは騙しやすいからな!」
【詐欺師A】
「そうだ、ジジイとババアは最高の得物だ!」
【詐欺師B】
「お金最高!」
【詐欺師C】
「Fooooooooooo!」
詐欺師たちが場所を顧みず、はしゃぎまくった・・・・バキューン!
【詐欺師のリーダー】
「ギャアアアアア!」
銃弾は詐欺師のリーダーの右肩に貫通し、倒れこんだ
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「誰が喋っていいといった?次、騒いだら風穴が増えるぞ?」
オリビアの一言で詐欺師集団は完全に沈黙した
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「さて、お前らはジジイとババアから多額の金を毟り取り、私腹を肥やしたのね?」
【詐欺師のリーダー】
「ううう、いてえよ。」
【詐欺師A】
「は、はい。」
【詐欺師B】
「間違いありません!」
【詐欺師C】
「う、うたないで!」
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「そうかそうか、よし決まった!お前ら養分になれ!」
【詐欺師A】
「は?」
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「今日からお前らは地獄花の養分になるんだ・・・・ちなみに養分はお前らの命だ。」
それを聞いた詐欺師たちは青ざめ命乞いをした
【詐欺師B】
「お、お許しください!」
【詐欺師C】
「罪は償いますのでどうか!」
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「連れてけ。」
【黒服の男のリーダー】
「はっ!」
黒服の男たちが現れ、詐欺師たちを捕らえていく
【詐欺師のリーダー】
「嫌だ!嫌だ!母ちゃん!」
詐欺師たちは泣きわめきながら、そのまま連れていかれた
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「はい次。」
次に来たのは、いたって普通な青年だった
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「ん、罪状は大量殺人・・・・」
オリビアはその青年と書類を見比べてみた
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「お前、死刑になりたくて人を殺したのか?」
【青年】
「はい、死刑になりたくて人をたくさん殺しました。」
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「なぜ死刑になりたかった?」
【青年】
「この世が嫌になって死にたかったからです、でも1人で死ぬのが嫌だから・・・・」
あまりの身勝手さにオリビアは・・・・
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「ほお、そうかい、それじゃあ、お前には追われる側の立場になってもらおうか。」
【青年】
「へっ?」
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「場所を移すぞ、それ。」
オリビアが合図を送ると、場所が変わり辺り一面、平野になった
【青年】
「え、、景色が変わった!」
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「それじゃあ、お前には餌になってもらうから。さて次はハンターだ。」
オリビアが用意したハンターに身に覚えがあった
【青年】
「こ、この人たちは・・・・」
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「ああ、お前が殺した被害者たちだよ、お前に復讐したいという希望で快く参加してくれたんだよ。」
【青年】
「え!」
青年はやっと事態を把握した、目の前にいるのは自分が殺した被害者たちであり、被害者の手には刀や銃等を装備していた
【被害者A】
「お前の都合で俺たちは死んだ!」
【被害者B】
「返せ!俺たちの人生を返せ!」
【被害者C】
「殺す!殺してやる!」
【青年】
「ひいいいいいい!」
被害者たちの怨念が青年に伝わり・・・・
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「これより時間無制限復讐タイムを開始する、よーーい(バキューン)」
銃声により被害者たちは襲い掛かった
【青年】
「ひいいいいいいい!」
青年はそのまま全速力で逃げ出した
【被害者A】
「まってこの野郎!」
【被害者B】
「これでも食らいやがれ!」
被害者Bは銃を発射し、青年の体に貫通した
【青年】
「あがっ!」
青年はそのまま倒れた。そして被害者たちが青年を取り囲んだ
【青年】
「ご、ごめんさない、ゆ、ゆるして・・・」
【被害者C】
「黙れ!お前も俺たちと同じ苦しみを味わうがいい!」
被害者たちは青年に復讐を開始した。集団で徹底的に青年をいたぶっていく
【青年】
「い、いたい、や、やめっ・・・・」
青年は為すすべもなく被害者たちの制裁を浴び続けるのであった
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「よし次。」
次に入ってきたのは2人の男女だった
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「えっと、罪状は・・・・児童虐待、ネグレクト、殺人・・・・」
オリビアの表情が険しくなり男女を睨み付けた
【女】
「き、聞いてください、こいつが娘に暴力をふるい続けたのです!私は止めようとしたのですが・・・・」
【男】
「お前だって、飯を与えなかったじゃねえか!」
【女】
「何よ、あんたが【しつけ】と称して好き勝手やってきたじゃない!」
【男】
「まさか死ぬとは思わなかったんだよ。お、おれのせいじゃ・・・・」
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「じゃかあしいわ!くそったれどもが!」
【男&女】
「ひいいいいいい!」
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「図体だけでかくなったガキ二人が【しつけ】なんて片腹痛いわ!おい、てめえらのせいで未来ある人生を奪ったんだ!どう落とし前つけんだ!アア!」
【男&女】
「ヒイイイイイイイ!!」
オリビアの圧倒的な威圧感と怒号に二人の男女は震えあがり失禁していた
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「よし決まった、これからてめえらには【しつけ】を味わってもらう、それも永遠にな!連れてけ!」
黒服の男たちが2人を連れていく、連れていかれた場所は拷問部屋だった。二人は柱に縛られ、そして・・・・
【黒服の男のリーダー】
「これより刑を執行する。」
すると黒服の男が太くて長い釘を持ち出し、二人の前でしゃがみ、足に首をくっつけた
【男】
「や、やめてくれ!」
【女】
「お、おねがい!」
2人の命乞いを無視し、釘を打ち付けた
【男&女】
「ギャアアアアアアア!イ゛タ゛イ゛!」
二人は絶叫を上げても両手、両足に打ち続け血塗れになった。次に大釜のお湯を使ったお湯責めを食らい続けた
【男】
「ぶはっ!アツイ、アツイ!!」
【女】
「や、やめ・・・・」
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「次はビリビリするわよ。」
黒服の男が電撃を放つ棒を二人にくっつけた
【男&女】
「ギャアアアアアア!!」
二人はお湯を被った状態で感電した
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「辞め。」
オリビアの合図で中断した。二人は疲労困憊で今にも死にそうな表情をしていた
【男】
「も、もう、ゆるひてくだひゃい、もうひつけはひまへん。」
【女】
「わ、わたひたち、はんへい、ひました。」
二人は何とか言葉を発し、許しをこいた
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「やだね。」
【男&女】
「そ、そんな・・・・」
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「てめえら娘が【辞めて】とか【ごめんなさい】っていっても辞めなかったじゃないか、私はてめえらと同じことをしてるんだよ。」
オリビアの冷酷無比な発言に男女は絶望に満ちた表情をした
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「お前たちは【しつけ】を食らい続けるんだ、永遠にな、始めろ。」
オリビアが合図を送ると部屋を退出する
【男&女】
「おゆるひくださひ!おゆるひくださひ!」
2人の命乞いを無視し扉は閉まった
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「はい次。」
次に出てきたのは少年が3人現れた
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「罪状は・・・・弱いものいじめ、恐喝、強姦・・・」
【少年A】
「閻魔さんよ、全部あのアマが悪いんだ?自殺なんかしやがって!」
【少年B】
「そうだ!あいつが自殺したおかげで俺は転校先でいじめられたんだ!」
【少年C】
「そうだ!あいつが(バキューン)」
【少年A&B&C】
「ギャアアアアアア!」
少年たちは心臓近くに銃弾を浴び、血塗れになっていたが、まだ生きていた
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「てめえら、雁首揃えて腐ってやがんな。女を自殺に追い込んだのはお前らが原因じゃろうが!アア!」
【少年たち】
「いてえよ、母ちゃん。」
少年たちは激痛で反論したくてもできなかった
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「よし決まった!今日からてめえらには、文字通り、的になってもらう!連れてけ!」
黒服の男たちに少年たちが連れてこられた場所は射撃場だった。少年たちは柱に縛り付けられた、そこへライフル銃を持ったオリビアが登場した
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「よし!うっちゃるぞ!」
ライフル銃を構え、そのまま発射し、銃弾が少年Aの体に貫いた
【少年A】
「ぐうう!」
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「よし、お前らやってみろ!」
【黒服の男たち】
「はっ!」
次に黒服の男たちがライフル銃を構え、残りの2人を撃ち抜いた
【少年B】
「ギャア!」
【少年C】
「ギュウ!」
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「よし!蜂の巣にしたれ!」
オリビアの合図のもと、黒服の男たちは一斉にライフル銃を発射し少年たちは全身に銃弾を浴び、蜂の巣のようになった
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「よし続けろ。さてと次!」
次に入ってきたのは白髪が混じったいかにも偉そうな男だった
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「さて職業は政治家、罪状は脱税、収賄、不正、脅迫、他国に情報を流出、あらあら。」
【政治家】
「ふん、政治には金がつきものだ!国民の税金は無尽蔵にあるからな!」
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「ほお、開き直ったな。娑婆では【やってない】【記憶にない】とかほざく奴が。」
【政治家】
「どうせ罰を受ける身だ!」
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「潔いね。」
【政治家】
「ワシは殺人を犯していないからな。」
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「国民の血税を絞り尽くし私服を肥やす政治家の方がどの悪党よりも、よほどの大悪党だな。なんせ国民を騙したからな!そんなお前に相応しい刑罰が決まった。連れてけ!」
黒服の男たちに連れていかれた場所は大釜のあった場所だった
【政治家】
「なんじゃ、ワシを釜茹でにしようというのか!」
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「いいや、お前に釜茹は似合わん、お前には天ぷらにでもなってもらおうか。」
【政治家】
「何!」
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「だから天ぷらだよ!欲望にまみれたてめえにはお似合いだろうが!」
オリビアの天ぷら発言に政治家は・・・・
【政治家】
「許してください!土下座でも何でもします!だったら金を渡しますのでどうか・・・・」
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「おどれは結局、命乞いすることにできんのか!オオ!これは決定事項なんじゃ!さっさと受けんかい!」
【政治家】
「いやだ、嫌だ!私は死にたくない!いい暮らしをしたかったんだ!」
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「お前はとうに死んでるし、もう十分、楽しんだだろ。ふっ、あばよ。」
政治家はそのまま煮えたぎった油の中に落とされた
【政治家】
「ギャアアアアアア!」
天ぷらになりつつある政治家は絶叫を上げ、全身黒焦げになっていた
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「やれやれ、こんなのが国の中枢にいるとは救いようがないな。」
オリビアは次々と罪人たち裁いていき、罪人たちは阿鼻叫喚の地獄を味わった
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「あぁ、終わった、終わった。」
オリビアは帰る準備をし、出口まで向かった
【黒服の男たち】
「お疲れ様です!」
黒服の男たちが総出で送り迎えをした
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「うむ、ご苦労(娑婆にいたころと変わらんな。)」
オリビアは鞄から携帯を取り出した
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「もしもしイリス、仕事が終わったから帰るわ。」
携帯をかけた先は妹分のイリス・インジェントだった
【イリス・インジェント(電話の相手)】
「お疲れ様です、姐様。今夜はカレーライスにしますよ。メイルと衛兵たちが準備をしているから。」
ちなみにイリスの他にメイル・ラヴィ、衛兵A&Bもこっちの世界に来ていた
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「えぇ、分かったわ。」
【イリス・インジェント(電話の相手)】
「それとあまり無理はしないでくださいね姐様。」
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「えぇ、分かってるわ。それじゃあ。」
携帯を切り、カバンにしまった
【オリビア・アスファード(冥界の女帝)】
「ふぅ、人間がこの世にいるかぎり娑婆の世は弱肉強食じゃのう。本当に生きづらい。」
オリビアはそういい、仲間たちのいる家へと帰るとであった
冥界の女帝誕生秘話を投稿しました。引き続き他作品もご覧ください




