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睡眠薬

遅れてすいませんでした。

やってきた。


いや、やってきてしまったと言った方が正しいだろう。

俺にとっての大学の理想とは楽しみながら遊ぶという、そのようなイメージしかなかったが……


まぁ、それはおいといて、いつもは女の子たちが寄って来るのだが今日はゆりが隣にいるからあまりというか全く寄ってこない。


いや、いいんだよ!全然寂しくなんかないから!ちゃんとした友達もいるから!男友達じゃないですけどね!!!


「瑞樹くんどうしたの?ちょっと眉間にシワが寄ってるわよ。」


「なんでもないよ、さあ早く行こう。」


「そう、わかったわ。」


なぜか最近俺のキャラ崩壊が激しくなって気がする!!


そういえば、今日は午前中だけで講義が終わる。


まぁ講義は割愛しておこう。


そういえばそういえば文化祭が数週間後にあるそうだな。それのミスコン、ミスタコン。ちょっときになるな。まぁ出る気はないんですけどね!優勝したら、優勝したもの同士で大分県の温泉ペアチケット4泊5日もらえるそうだけど参加しないから関係ないよね!


「瑞樹くん、今度の文化祭でミスコンミスタコン優勝したら、温泉ペアチケットもらえるって知ってる?よかったら参加して見ない?」


「知ってるけど、参加はしないかな」


「参加して見ないかしら?」


「え、ええと、だから参加はしな…」


「参加しましょう?」


「はい。」


前言撤回。やったー参加できるぞー。

この!優柔不断な俺め!!恨むぞ!!くそ!くそ!


「あなたとわたしなら優勝できるわ。」


「そうかな…?」


「ええ、できるわ。」


まぁ、できるだろう。自分の容姿が普通じゃないことぐらいわかっている。


「ならいいけど…」


「瑞樹くん、午後は何するの?」


「午後…今日は疲れたから寝ようかな」


「お昼ご飯瑞樹くんの家で作っていい?」


「さ、さすがに、そこまではしなくていいよ。」


「お願い、作りたいの。」


「まあ、作りたいなら…」


「ありがとう、大好き」


最近、俺はゆりのことを女性として好感的な目で見ている気がする。


「俺も好きだよ」


こんなこと言わなければ監禁されてしまう。まぁだが、好きっていうことは少しは認めている。少しはね!?


「うん♪」




ガチャッ


「「ただいま」」


「え?」


「うん?」


「なんでただいま?」


「わたしと瑞樹くんの愛の巣♡」


もうだめだわこの人。


「あ、はい。さいですか。」


「それじゃあわたしはご飯の用意するわ。ちょっとリビングでテレビでも見て待ってて。」


「手伝うよ?」


「いえ、わたし一人で十分だわ。」


「そうか…」


「ええ」


少しは手伝いたいがそうゆうならいいかな。


そう思いながらテレビをつける。


『最近、人気になってきているモデルランキングのコーナーです。』


なんやそれ。


『第三位は佐伯ゆかりさんです!』


うーん。だれかわからないなぁ。もっと知っておかなければ失礼な人になってしまう。これからはそういうことにも気をつけなければいけないなぁ…


『彼女は高身長でDカップという素晴らしいスタイルをお持ちで、グラビアの雑誌でもとても人気があるという声が上がっています!』


へー。写真見たけど、ゆりよりかは劣ってるな…

むっ、いかんいかん、ゆりと比べてはいけない。

失礼なことをしてしまった…


『続いて第二位は界ゆりさんです!』


おおおおおお


『彼女は最近、彼氏さんができたとかいう根も葉もない噂が出ているようですが…実際のところどうなんでしょうか!?』


ブフォッ!!


あの投稿か!?

誰かに見られていたとは…


『続いて第一位は如月瑞樹さんです!』


ええええええええええええええええええええええええええええええええええええ

!!!!!!!!!!??????


女性だけじゃないの!?ってか俺!???


『彼は高身長かつ、アルビノという特徴的な容姿ですが、優しく温厚的な性格から人気があります!』


優しく温厚かな?


『以上!人気なモデルランキングでした!30秒後……』


ポチッ


消そう。うん。消そう。


「瑞樹くん、ご飯できたわよ。」


「ありがとう。」


そう運んできたのは、焼きそばだった。


「すごい、美味しそう!ゆりは料理が得意の?」


「ええ、趣味でしてるだけだけどこれくらいできなくちゃ瑞樹くんのお嫁にはふさわしくないものね。」


「え?」


「さ!早く食べて感想ちょうだい。」


「「いただきます。」」


そう言いながら一口食べる。


「おいしい!これなら店にでも出せるよ!」


「あら、嬉しいこと言ってくれるね。」


あれ……何か急に眠気が……


「どうしたの?瑞樹くん。」


「いや、なんでも…な、い……」


そういい意識を失った。


「あなたはわたしのもの。あなたは絶対に誰にも渡さない。」


そういいゆりは瑞樹に熱いキスをした。

これからたくさん書きますので許してください

それと、もう一つの作品を見てくれると嬉しいです。騙されたと思って見てください

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