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Out Of Eden
眠れない午前二時
環状線も通り抜けて
愛想も愛憎も必要ないわ
どこまでもすり抜けて
ここは楽園の外側
誰も彼もがもがき苦しみ
どこにもいけないのでしょう
俯いたビール缶、嘲笑いやがって
ねえ、ふらついている？
ねえ、何が見えてしまうの？
ねえ、何が聞こえてしまうの？
何もかも捨ててきてしまって
終わらない憂鬱が理性を飛び越えて
吐き気を要求して夢を見せてゆく
何が言いたいのかわからなくて
何を知っているのか教えて
ネオンサインも徐々に
消えていった町並み
世の中終わりそうで終わらない
そんな世紀なんだろう
抜け出すことすら思いつかない
明日のことは明日、過去は過去
誰もが捨てられない事実の中で
甘い汁を吸おうとしている
くだらない広告塔も
毎日内容が変わってゆくけど
もう日常が変化したこと
何もないのさ
ここは楽園の外側
まだ終わらない苦しみが待っている
嘘は誰かを傷つけても
何もなかったように知らんぷりして
ねえ、何を望んでいるの？
ねえ、何で遊んでいるの？
ねえ、願っている夢を見ているの？
ねえ、まだ死なないの？
答えは出ないよ
