第11話 黒金高校の急襲
3連戦の最後です今コミケ作業中に便乗して作業してます
年内までにもう一話いきたいとこです
神楽坂高校の戦いが終わり、翌日奈々と晶と楓は優の家の前に来ていた。
「優ちゃーん。きたぞー」
奈々の声に反応して、扉が開いた。
「お待たせー」
扉からは、優がを出した。
「じゃあ、行きましょうか」
その後ろから、優の姉である彩音美紀が顔を出した。
病院から起きて以降、家で安静にしていた。しかし、1年以上寝ていたこともあり歩行のリハビリをしていた。今日はその手伝いに3人は来ていた。
「みんな、ごめんね付き合わせて」
優は、みんなに申し訳なさそうに言った。
「何言ってんの。優の頼みは断らないさ」
晶は、笑顔で優の頭をぽんぽんと叩いた。
「ほんと、ごめんなさいね」
美紀も、笑顔で3人に言った。
歩いて出てきているが、杖をついて歩いていた。
「いえ、お気になさらず」
「じゃあ行きますか」
こうして美紀のリハビリを手伝う為公園に向かった。
美紀は、杖をつきながらゆっくりと歩を進めるが
「あっ」
美紀が、バランスを崩して倒れそうになった。
「おっと」
晶が素早く美紀を、抱えた。
「大丈夫ですか?」
「ええ、あがりがとう」
その様子を、他の3人は近くで見ながらリハビリに付き合っていた。
「お姉ちゃんが、早く治るようにとリ・4ハビリしてるんだけど、私だと補助が上手くいかなくて・・・」
「それで、私達にお願いと言うことね?」
「はい、すみません」
「いいさ、困ってるんだしお手伝いしますよ」
「じゃあ私は、交代してきますね」
楓は、晶と交代しに行った。
「しかしさ、優ちゃん」
奈々は、唐突に優に聞いた。
「はい?」
「美紀さんってさ」
「はい」
「・・・おっぱい優ちゃんより大きいよねっ!」
「何、聞いてるんだお前は」
ポカッ
戻ってきた晶が、奈々を叩いた。
「素直な感想を、言っただけなのにー」
「そんな、感想はいらん。つか、次はおまえだからな」
「はいはい」
そう、話してたとき奈々は妙な気配を感じた。
「ん?」
「どうかしました?」
「いや、なんか囲まれてるような・・」
「え?」
奈々は、後ろを向き
「そこで隠れている奴、出てこいよ?」
その言葉と同時に、一人の少女が出てきた。
「なーんだ、ばれてたのか?」
少女は、三島飛鳥であった。
「飛鳥!?」
「よう、久しぶりだな晶」
「てめぇ、なんでここに?」
「わかってるだろう?」
飛鳥が、手を上げたと同時に黒金高校の生徒が数人囲むように現れた。
「やる気か?」
「昨日、神楽坂で暴れたんだろう?なら、今がチャンスだと思ってな」
「くっ」
飛鳥の言うとおり、4人とも連戦で疲れは取れていない為変身してもいつもの力が出ないことは、全員理解していた。
「うらぁっ」
ドガッ
いきなり飛鳥は、変身前に晶を蹴ったが防いだ。
「相変わらず、気が早いな」
「さあ、やろうぜ。晶ぁ」
飛鳥が、晶に近寄ろうとしたその時、横から人影が飛鳥の前に立ちふさがった。
「やめなさい」
「あ?」
そこには、美紀が立っていた。
「ちょっ、美紀さん!?」
晶は、止めようとしたが
「邪魔だ!」
バシィッ
飛鳥は、平手を放ち美紀はまともに受け転倒した。
「お姉ちゃん!」
優は、美紀の元に向かい介抱した。
「てめぇ!」
晶は、それを見て激昂した。
「やる気になったか?」
飛鳥は、シードを構えたが
「ああ、そうだな」
晶の後ろから、声が聞こえた。
ドガァッ
次の瞬間、後ろにいた黒金の生徒が吹っ飛んできた。晶が、それを見て振り返った。そこには、和泉真琴が立っていた。
「和泉さん!?」
「美紀さんに手を上げるとは、いい度胸だな貴様」
和泉は、拳を鳴らしながら怒りの表情で飛鳥に向かっていった。
「ぐっ」
飛鳥は、和泉の威圧に気圧され一歩下がった。
「おまえら、そいつを先にやれっ」
飛鳥の指示に、黒金の生徒は和泉に向かって一斉に襲いかかったが
「邪魔だ」
ドドドドドンッ!
和泉は、見えない拳撃で全員はじき飛ばした。
「なっ!?」
飛鳥は、その状況に驚愕した。
「次は、お前だ」
和泉が、飛鳥に迫ろうとしたが
「くそっ」
飛鳥は、その場から素早く走り去った。
「あ、逃げた」
奈々は、普通に見逃した。
「美紀さん、大丈夫ですか?」
和泉は、美紀の元に向かった。
「ええ、大丈夫よ」
美紀は、転倒した際に擦り傷を負ったが大事には至らなかった。
「歩くのすらままならないのに、止めに入るなんて」
「ごめんね、あの状況を見てしまうと、つい・・・」
無事を確認した和泉は、立ち上がり
「なら、いい」
そう言うと、和泉は早々に立ち去ろうとしたが
「待ってください和泉さん、いつからいたんですか?」
晶は、制止した。
「ああ、今さっきだ。美紀さん、リハビリをしてたので様子を見てたんだが、まさかあんなことになるとはな」
「で、今からどこへ?」
「決まっている、東郷学園に戻る。おまえらも招集がかかるかもしれないから、準備はしておけ」
そう言って和泉は、去っていった。
「あーこれは・・・」
奈々が、頬をポリポリ掻いて予測を立てていた。
「なんだよ」
「晶ちゃん、あいつと決着着けるなら早い目の方がいいよ」
「どういうことだ?」
「招集がかかれば、すぐわかるよ」
「は?」
そうこうやりとりしているときに、携帯が鳴った。そこには
『東郷学園に今すぐ集合せよ』と書かれていた。
「な?」
「まじか・・・」
晶は、いやな予感しかせずリハビリは、優と楓に任せて奈々と晶は東郷学園に向かった。
30分後、二人は会議室に入った。
「しつれいしまー・・・」
「貴様らーっ!!美紀さんの側に居ながらなんたる失態!!!恥を知れっ!!!」
入った瞬間に、如月舞からの怒号が飛んだ。
「副会長、落ち着いて」
奈々は、キーンとした片耳を塞ぎながら言ったが
「これが、落ち着いていられるかーー!!!」
如月が、更に大きい声で叫んだが
「さすがに、そこまでにしてくれ舞。私も耳が痛い」
真横にいた東郷も、耳を押さえていた。
「も、申し訳ございません御前!」
如月は、慌てて口を塞ぎ後ろに下がった。
「では、本題に入るが我が東郷学園は、今から黒金高校のシード所有者全員を撃滅する。美紀さんに手を出して無事で済ませることは許さん!」
「全員、今から状況開始する。各自所定の位置まで移動、詳細は移動しながら伝える。では、解散!」
東郷の一声で、生徒会達は全員立ち上がり素早く教室を出た。残ったのは四天王と奈々と晶であった。
「なに、これ?」
「どこの軍隊ですか?」
「我々は、普段から即時行動できるように訓練してるだけだ」
奈々と晶の質問に、如月は普通に学生ではあり得ない答え画帰ってきた。
「お前達は、自由に動いてもらってかまわんよ」
東郷は、立ち上がってそう言った後
「そのかわり三島飛鳥は、先に狩らせて貰う」
その目は、殺意にあふれていた。
そのまま四天王は、東郷に続いて部屋を後にした。
「まあ、こうなるわな」
「これが、答えか」
奈々と晶は、二人で納得した。
彩音美紀を慕う連中なだけに、怪我を負わされたと聞けば当然逆襲に全員で潰しにかかるのは必然と考えた。
「まあ、私はこのまま解決でいいんだけどね」
「奈々は、まあそうだよな。しかし、私は逆恨みとはいえあいつの恨みは私に向いている。できるなら私の手で引導を渡したい」
「では、三島飛鳥を先に見つけましょうか」
「ああ、逃げるときの行き先は大方決まっている。とりあえずそこに向かおう」
こうして、黒金高校と東郷学園は全面戦争に突入した。
次回戦闘で3連戦終了です
よろしければおつきあいくだせぇ




