表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/15

第10話 炎の舞

ご無沙汰です

最近色々手を出してるのと構想に四苦八苦でで遅くなってます

よろしければお付き合いください


12月7日 短くなったので追記します

炎神楓は、直立で両手を下げたままノエルをにやけた顔で見ていた。

「始めようか」

そう言うと、楓は右手を前に出し炎を出した。

ノエルは、飛んで躱し指弾を打ち込んだが楓は、後ろに飛んで回避したがノエルは着地と同時に間合いを詰めて腕の刃で斬撃を放った。

「おっと」

楓は、しゃがんで躱し間合いを取った。

「ちょっと、やりにくいな」

楓は、弓を取り出しボタンをカチカチと押し始めた。その後、弓が折りたたみ重なった後横に広げ扇に変わった。

「これでいこうか」

にやりと笑い、初めて構えた。

「扇子で戦う?・・・・ノエル!」

美月の号令に

「了解しました」

ノエルは答え、指弾を打ち込んだ。

「はっ」

楓は、扇を振るい指弾をすべて払い落とした。

「なっ!?」

美月は、驚きの顔を隠せずにいた。

「ただの扇と思うなよ」

ガチンッ

扇を畳んだとき、堅い音が響いた。その音で、桜は気付いた。

「まさか、鉄扇!?」

「正解だ」

楓は、そう言った瞬間前に飛び出し間合いを詰めた。

「はあっ」

扇を広げ仰ぐように上へ下へと振り回した。ノエルは、躱しているが追従して炎が降りかかってきた。

「そらそらー!」

楓は、回るように動き火の付いた扇を上下左右に仰ぎ続けた。

「この動き・・・」

美月は、楓の動きに不安を感じていた。何か仕掛けていると思った瞬間、はっと気付き

「ノエル、離れて!」

美月は、叫んだが

「もう、おせぇ!!」

楓は、ノエルの周囲を回り始め炎が舞い上がり

「これが私の炎舞だ」

ノエルを中心に、火柱が上がり楓は、舞を止めた。

「やはり、技でしたのね」

美月は、冷や汗をかきながら楓に聞いた。

「派手に、燃やしてやろうと思ったのでね」

「ですが、甘いですわよ」

美月が、にやりと笑った瞬間炎の中からノエルが飛び出してきた。楓は、振り返ったが両腕を捕まれた。

「終わりです」

ノエルの腹が光り出したが、楓はにやけたまま

「甘いのは、てめぇらだ」

手首を返し、ノエルの前に扇を広げた。

ドオオオオン!!

爆発して二人は離れたが、楓は光弾をすべて防いだ。

「この為の、防御策でもあったんでな」

そう言いながら、楓は扇を畳んだ。ノエルは、焼かれて服がボロボロになっていた。

「それじゃ、止めを刺すか」

そう言った瞬間に、楓は間合いを一気に詰め

「さっきの言葉、そのまま返すぜ!」

畳んだ扇で、ノエルの額、両肩、両脇を突きそのまま背を向け

「終わりだ」

扇を、広げた瞬間更に大きな火柱がノエルを包んだ。

「燃え尽きな」

楓は、顔だけ振り返り火柱を見た。

美月は、その光景を見ながらも表情には余裕があった。

「背を向けるとは、愚かですね」

そう言った瞬間、火柱の中から光弾が飛んできた。しかし、楓は扇で後頭部を隠し攻撃を防いだ。

「ちっ」

楓は、振り返り火柱が消えた先を見たときノエルの口から光弾が現れていた。

「しょうがねぇなぁ」

扇をたたみ、炎が扇を包み数秒後火が消えたとき扇は真っ赤に染まっていた。

「ノエルっ!」

美月が叫んだ瞬間、ノエルは光弾を放った

「はっ」

楓は、飛び上がり光弾を躱した。そしてそのままノエルに扇を縦にして振り下ろした。

ノエルは、腕から刃物を出し防ごうとするが

「遅いっ!」

ズバアッ

楓の扇は、ノエルの肩に当たりそのまま斜めに胴をなぎった。

「木偶人形が、しぶといんだよ!」

ズバズバズバッ!

連続で斬りつけノエルは動きが止まり変身が解けた。

「ああ・・・」

美月は、敗北したのを確信して膝から崩れ落ちた。

「仕上げだ」

楓は、指をパチンと鳴らした。

「え?」

美月が、ノエルを見た瞬間炎が上がり燃えながら全身が崩れていった。

「いやあああああ、ノエルーーーー!!」

「ふっふっふ、あーっはっはっはっはーーー」

燃えるノエルを見ながら楓は、高笑いを上げた。

「さーて、人形も決着ついたし。次は、おまえらか?」

楓は、横を見たときそこには奈々と晶が戦闘を終えて立っていた。

「・・・楓か?」

「そのようで」

奈々と晶は、初めて見る炎神楓に驚いていた。

「さあ、どっちがくるんだ?二人まとめてでもいいぜ?」

楓は、やる気満々で奈々達を挑発した。

「おいおい、決着は着いたのにまだやる気なのか?」

晶は、聞いた。

「あたしは、まだやる気だぜ?晶」

「あれ?私達を知ってるんだ?」

「楓の目と耳から情報を得られるから、おまえらのことは知っているぜ?」

「ふーん」

「で、あたしが別人と何故知っている?」

「それは、以前あんたと戦った先輩から聞いてた。楓は覚えてないようだったから確証がなかったけどね」

「なるほどな」

少し問答した後

「で、どうするんだ?あたしをやらなきゃ、楓は元に戻らないぜ?」

楓が、聞いた後

「じゃあ、私が行きますか」

奈々は、前に出て楓と対峙した。

「おいっ」

晶は、ちょっと待てと止めようとしたが

「はいはい、晶ちゃんは友達を本気で倒せないんだから、下がった下がった」

奈々は、しっしっと手を振り晶を下がらせた。

「うっ、たしかにそうだな」

晶自身も、躊躇してしまうことをわかっている為、奈々の意見に納得して下がった。

「じゃあ、始めようか」

「いいねぇ、やろうか」

そう言って、楓と奈々は対峙して構えた。


楓と奈々は、互いに構えたまま数分見合っていた。

「こないのか?」

楓は、一言聞いた後

「じゃあ、こっちから行くぜ」

その言葉と同時に、間合いを一気に詰めた。そして、扇を広げ振り下ろしてきたが

ガキンッ

奈々は、剣を振り上げ防いだ。

「まだまだー」

楓は、更に回りながら扇を降り始めた。それに合わせて奈々も剣を振り回した。

ガキンッガキンッガキンッ!

互いに舞ながら鉄扇と剣が交錯していった。

ガキンッ!

そして再び交錯した後、互いに離れて間合いを取った。

「てめぇも、舞えるのか」

楓は、少し驚いた顔で扇を畳んだ。

「まあ、そんなに得意じゃないけどね」

奈々は、剣を下ろし一息ついた。

「しかし、今のでなんとなくわかった」

楓は、構えを解いてにやけ顔で奈々を見た。

「なにが?」

奈々は、楓に聞いた。

「おまえが、最近消極的な理由がさ」

その一言に奈々は、眉をひくつかせた。

「で、理由って?」

「結論から言うと、おまえは戦うのを好む自分を抑えようとしてるな」

「その根拠は?」

「きっかけは、去年の生徒会長との戦いだろうな。あの時、鬼を出したせいで戦いを楽しんでる自分を思い出して、守るべき剣を見失った。また、それを出すのは御影流の流儀に反するから極力戦いを避けて、その状況を起こさせないように、なるべく他人に任せて戦いを避けていた。まあ、そんなとこだろうな」

その答えに、奈々は無言だった。

「だが、私には出してもいいんだぜ?鬼をよ?」

楓は、鬼を出すことに期待していた。

奈々は、暫く黙った後ため息を一つ吐いて

「断る」

一言、すっぱりと言った。

「さっきの答えだけど、ほぼ当たってるよ。だからって、鬼を出す理由にもならない」

「なら、出せるようにしてやるよ」

楓は、扇を真っ赤に焼き奈々に突きを仕掛けた。

「無理だって」

ガガガガキンッ

奈々は、冷静に片手で連撃をすべて剣で防いだ。

「なっ!?」

楓は、攻撃をすべて防がれ驚愕した。

「その技は、見たからね」

「やるじゃねーか」

楓は、すぐに表情が戻り

「じゃあ、こうするまでだ」

手をかざし、炎を出した。

「はっ」

奈々は、炎を斬ったが目の前には楓の姿がなかった。

「こっちだよ」

楓は、真横に回り込み

「終わりだっ」

再び扇で、突きにかかったが

バキィッ!

一撃目で、奈々は突きを躱してそのままパンチを浴びせた。

「がっ」

楓は、バランスを崩して二撃目がだせなかった。

「鬼になった時にしか、打撃しないと思うなよ」

ズバッ

奈々は、そう言った瞬間片手で剣を横になぎった。

「ぐはっ」

楓は、腹を斬られたが

「まだ、終わんねぇぞ!」

すぐに立ち直し、両手に炎を出して構えたが奈々は、すでに懐に入っていた。

「その技は、次の機会にして貰おうか」

奈々は、剣を下段に構えてそのまま一気に斬り上げた。

「御影流、円月斬!!」

ズバアッ!

楓の服が、斜めに裂けた。

「ぐうううっ」

そして、その場に膝から崩れた。

(なんて奴だ・・・・・このやろう、以前よりかなり強くなってやがる・・・・そうか、これも消極的な理由の一つか)

楓は、そう考えながら奈々を見て。

「まあ、今回はお前の勝ちでいいや。でも、忘れるなよ次は絶対焼き払ってやる」

そういうと楓は、前のめりで倒れ。変身が解けて、髪が元に戻った。

奈々も、それを見て変身を解いた。

「終わったか」

晶は、奈々の元へ向かった。

「まあね、それより楓ちゃんを介抱しないと」

「そうだな」

そして二人は、楓を両肩に抱え神楽坂高校を出た。

優は、三人の姿を見て駆け寄った。

「みなさん、大丈夫ですか?」

「ああ、大丈夫」

「楓さんは!?」

「だ、大丈夫ですわ」

「楓、起きてたのか?」

「今、目が覚めましたわ」

楓は、抱えられたまま。目を覚ました。そして、もう大丈夫と二人の肩から離れ一人で立った。

「また、もう一人の私が暴れたのですね?」

「まあ、そうなる」

奈々は、頬をぽりぽりかいて目をそらして答えた。

「奈々さんが、止めてくれたのですね?」

楓は、奈々の様子を見て察した。

「いいですのよ、お気になさらずに」

「そ、そう?」

二人が、話していたとき優は、はっと気づき

「そういえば、私のブラジャーは?」

「ああ、これね」

奈々は、ポケットを探りブラを出した。

「倒したぬいぐるみが持ってたので、回収しといたよ」

「ああ、よかった・・・・・・」

優が、安心してブラに手を伸ばしたとき

パラッ

ブラジャーが真っ二つに切れた。

「あっ」

「あああああああーーーー!」

優は、顔面真っ青になった。

「ごめんごめん、うっかりブラごと斬っちゃったみたい」

「どうするんですか?私、一日ノーブラじゃないですか!?」

「でもよ、今昼だぜ。学校行っても五時間目からだよ」

「このまま、優ちゃんのブラ買いに行きますか?」

「サボりになりますね」

四人は、ワイワイ言って。その日は、優のブラジャーを買いにショッピングモールに行くことになった。



次回は、次の戦いになります

よろしくです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ