表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鬼姫の曼珠沙華  作者: 紫木 千
第三章 『雪ノ都編』
68/108

【第三章】鬼蜘蛛

瑪瑙が死に、瑠璃も死に、鬼蛇も死に。残ったのは琥珀のみだ。

しかし、葉月は特に気にする様子もなかった。


「使えぬ奴らだったな」


葉月は大樹の枝に背を預け、呟いた。

その横で弟の長月は訝しげに目を細めた。


「兄上。兄上の望む鬼神とはなんだ。兄上が頭領となるその時、鬼神はどう変わっていると」

「…………」


葉月は答えない。いざ問われた時に、答えが見つからなくなるからなのか。それとも、その理由は弟である長月にも言えぬことなのか。


──私は寂しい。とても寂しい。誰も私を愛してくれなかったから。


瑠璃と最初に出会った時、そんなことを言われた。

何も答えない兄に痺れを切らしたのか、長月が思ってもないことを口にした。


「父上は、今更俺たちを受け入れてはくれぬか」

「長月。お前草木張に帰りたいと……」

「……帰れぬ。兄上、俺達はもう帰ることなど許されない」


長月の言葉がずしりと葉月の心にのしかかった。

ああ、昔から俺達は。


「葉月様! 長月様!」


その時、騒々しくも木の下から高々しい琥珀の声がかかった。


「何だ」

「あちらを!」


琥珀が指さす先に視線を移し目を見開いた。黒い着物と長い髪と左眼を覆う布。見覚えのあるその姿はまさしく鬼蛇のものだ。


「鬼蛇…… 」

「こちらにいらっしゃいましたか。我が主」


葉月と長月は木から飛び降り、鬼蛇の元へと着地した。


「お前……生きていたのか……?」

「私は死ねませんので。文月姫様は私の殺し方を知らなかったようで」


ここまで来ると奇妙な生き物だ。何なのだこの男は。ただの鬼ではない。

鬼蛇の後ろには、琥珀よりも幼い子供が二人、ついてきていた。


「そやつらは何だ」

「ああ、紹介します」


鬼蛇は後ろに控える子供を手で示し、一人ずつ紹介し始めた。


「男の方がきぬ。女の方がいとです。私の分身ですので私の言うことしか聞きません」

「分身……? お前にそんなものがいたのか」

「ええ。奴らに勘づかれては不味いので、二人の身を隠しておきました」


絹と糸は葉月と長月を見つめ、下を向いた。

絹は髪が短く、目は切れ長だ。糸はおかっぱで絹と同じく目は切れ長。

双子というより、同じ型の人形のようだ。


「葉月様、こやつらの同行を許可して頂けますでしょうか」


葉月は訝しげに絹と糸を見つめたが、鬼蛇と行動を共にすれば大体の作戦は上手くいくだろう。鬼蛇はどうも怪しいが、もう少し利用させてもらおう。


「まあ、良いだろう」

「ありがとうございます。それでは、これからどうなさいますか? この様子だと瑪瑙も瑠璃も居ないのですね」

「二人は死んだ」


葉月の言葉に、後ろにいた琥珀は視線を反らした。

琥珀のその様子を、鬼蛇は見逃さなかったが、今は何も指摘しなかった。


「では、どうなさいますか」

「……やはりあの屋敷に行くか」

「あの屋敷……ですか?」


鬼蛇は不気味な笑みを浮かべながら首を傾げた。


「今は竜宮に攻め入る戦力が足りぬ。それに、この間文月の所の双子が住処を探し当てたらしい」

「おや、あの半分鬼の双子ですか」


鬼蛇は半妖を小馬鹿にするように答えた。


「だからあの住処にはもう戻れん。新たな住処はあるがな」

「それがお屋敷という訳ですね」

「あの洞穴よりマシだろう」

「わかりました」


鬼蛇は頷き、絹と糸に視線を向ける。


「行きますよ。我が主について行きましょう」


絹と糸は無言で頷いた。

葉月は歩きだし、その後ろを長月がついて行く。

琥珀は鬼蛇を睨みつけた。忘れやしない。こいつは瑠璃を傷つけた男だ。

鬼蛇は気づいているのか否か、笑みを崩さずに、歩き始めた。



……………………………………………………………………



雪ノ都から帰ってきた美月たちは久しぶりに普段通りの生活を送っていた。

学校に登校すれば、やはり美月と優は休んでいないことになっていた。

一体誰が仕組んだのか。二人共気になっていたが、情報がないため、調べることが出来なかった。


冬が明け、一年ぶりの春が訪れた。桜の花弁が舞い、通学路を彩っていた。

美月たちは三年になり、クラス替えが行われ、美月、優、夏海は奇跡的に同じクラスになれた。

これは偶然なのだろうか。


「皆仲良く、卒業できるようにね」


新しい女性の担任の挨拶が終わり、早々に解散となった。

さあ帰ろうと優に視線を移したが彼は机に突っ伏し、すっかり眠り込んでしまっていた。


「もー、よく怒られないなぁ」


美月は優の元へ向かおうと立ち上がった時、親友が話しかけてきた。


「また美月と同じクラスなんて本当嬉しい!」


夏海は肩までの長さの髪を揺らす。

小学校からずっと一緒だった親友は明るい笑顔を向け、可愛らしい声で話し続けた。


「ほら、桐崎君起こしに行きなよ。あの人もよく寝れるよね」

「本当ね」

「せっかく同じクラスになれたのに」

「うん」


美月の声はどこか沈んでいた。そんな美月の様子に気づいた夏海は首を傾げた。


「どうしたの、美月。私と同じクラスになれて嬉しくないの?」

「そんなことないよ。むしろ嬉しい」


気づけば新しいクラスメイトたちも教室を出て、眠りに落ちている優と、向かい合っている美月と夏海が取り残された。

橙色の夕日が不思議そうな顔の夏海を照らした。


「じゃあどうしてそんな顔をしてるの?」

「夏海、やっぱりあなた……」


美月は黒い目を真っ直ぐ夏海へと向けた。


「少しだけ気づいてた。黒竜に教えてもらったから」

「……何が? 美月どうしたの? 具合悪いの?」

「夏海」


美月は幼少期からの記憶を辿っていく。


「小学校、中学校、高校。ずっと同じクラスだったよね。私が東京から引っ越してからもずっと」

「うちの引っ越し先が丁度美月がいる学校の近くだったもんね。すごい偶然だよね。でも嬉しいでしょ?」


「私と優が学校に来てなかった日、皆は私達が休んでいなかったと言った。それも、あなたが関係しているの?」


夏海は笑顔のまま何も答えない。その笑みも、まるで偽物のようで。


「宵闇の黒竜は言ってた」


──『姫。鈴にはお主と夕霧の念が込められている。お主らの間を取り持つ存在だ。今は「なつみ」という名を名乗っている』


「美月、何言ってるの」


夏海の声が焦っているようにも感じた。

目が泳いでいる。やっぱりそうだったの。


「あなた、鈴なの? 私がずっと探してた……夕霧から貰った、あの鈴?」

「…………だってあまりにも酷すぎるでしょう?」

「え……? ──!」


突然、腕を強く掴まれた。夏海は俯いていて顔がよく見えない。

昔からずっと共に居た親友から暗い声が聞こえた。


「あなたの人生はあまりにも酷すぎるでしょう? だから、私が、あなたを幸せな方向に導いてみせるって決めたのよ」


夏海の声を聞き、背中がぞっと震えた。

やっと顔を上げた夏海の目は闇を抱え、狂気に塗れている。

恐怖。それは夏海に対して初めて抱いた感情だった。


「何を言って……」

「おい」


そこでやっと、張り詰めた空気が緩んだような気がした。

さっきまで寝ていた優は席を立つと夏海を睨んだ。


「…………」


夏海は全く動じることなく優を見つめ返した。そしてすぐにいつもの微笑みを美月に向けた。


「私は美月が幸せになれるように頑張ったんだよ。美月が困っている時は手を貸したし、迷っている時は私が正しい方向に導いた」


夏海の言っていることが本当なら、今まで夏海は手助けをしてくれていたということだ。

そういえば身に覚えがある。美月が困難に陥った時、よく鈴の音が聞こえて助かっていた。

あれは全部、夏海だったのか。


「あなたは、私を握りしめたまま息絶えた。そこの男に殺されて」


夏海は優に視線を向けた。

美月の腕を、夏海は捕まえて離さない。困惑している美月をとにかく解放しなければ。

優は美月と夏海を引き剥がし、美月を引き寄せた。

しかし夏海は何も抵抗せずに、優と美月を無表情で見つめる。


「嬉しそうに私をこの手で包んでくれたあなたは、報われることなく死んでいった。そんなの酷い。あなたを救わなければ、その思いのままに私はここまで来たの」


ずっと、守ってくれていた。

優しくて良い友を持ったと思っている。夏海以上の友はいない。

だけど、何かおかしい。

夏海から掴まれていた腕へと流れ込んでくるこの感情は何だ。


「竜宮に行っていた時も、雪ノ都に行っていた時も。普通の人間達にバレたら面倒でしょう? だから私は皆の意識を変えて美月たちが学校に居たと思い込ませていたの」


夏海は赤く輝く二つの瞳を美月に向けて微笑んだ。


「良かったね。やっとその人と結ばれたね」

「夏海……」

「あとは──」


夏海は目を細め、いつもの見慣れた笑顔を見せた。


「その邪魔をする奴らを追い払わないと」


その声は恐ろしいほどに無機質だった。


「夏海……何を考えてるの?」

「心配しなくていいよ。余計な事はしない。ただ、美月を助けるだけだから。それにしても、私の正体がバレちゃったのは計画外」


一体夏海は何するつもりなのか。何とかして詳しく聞き出そうとしたその時。


「あなたたち、まだ残ってたの? 早く帰りなさい」


担任が教室に入ってきた。

夏海は微笑みながら担任に歩み寄る。


「せんせー、ちょうど良かった。ちょっと相談があってー」

「どうしたの? 相談なら後で聞くからひとまず教室から出ましょう。ほら、桐崎君と十六夜さんも」


優と美月はとりあえず担任の言うことを聞くことにした。

教室から出ると夏海と担任は美月たちに背を向け、廊下の向こう側に行ってしまった。


「…………」


美月は不安げに小さくなっていく夏海の背中を見つめた。


「……美月」


優に話しかけられ、美月はやっと一安心したかのように息を吐く。

優は自分よりも身長の低い美月を見下ろした。


「いつから気づいてたんだ? あいつが変だって」

「私が草木張の都に行った日にね……」


美月は叔父の如月からの試練で、強制的な結婚をさせられそうになったお蝶を救う為に宵闇の峠に行き、物知りの黒竜から鈴について聞いたことを話した。

鈴は今、夏海という名を名乗って美月と優を見守っているらしいと。


「あれが、昔俺がお前にあげた鈴だというのか」


……………………………………………………………………


付喪神つくもがみじゃないか?」

「付喪神……」


帰り道、一緒に帰っていた優が元妖怪退治屋として学んだある情報を思い出す。


「長い年月を経た道具に宿った神や霊魂。あの鈴は、お前を思うあまり『夏海』という名の付喪神になったんじゃないのか」


夏海と過ごした思い出を一つ一つ辿っていく。


「本当は前からおかしいなって思ってたよ。小学校からずっとクラスは一緒で、引っ越しても一緒で、ずっと引っ付いて離れることもなかった。夏海が私を守ってたのね」


優は寂しそうに話す美月の肩に触れようと手を伸ばしかけたが、臆病にも引っ込めてしまった。

鈴が付喪神になった最終的な原因は夕霧だ。

ただでさえ壮絶な生き方をしてきた文月姫は最後に愛する人に殺された。この事実は拭いきれない。


──全ては、俺のせいだ。


「優」

「……!」


隣を見れば美月が首を傾げていた。


「ちょっと、大丈夫? 私の家着いたってば」


気づけば美月の住んでいる小さな家の前まで来ていた。

またしても自分を責めていた。美月にこれ以上心配をかける訳にはいかなかった。


「優、何か──」

「姫様、おかえりなさい」


その時、小桜の声が聞こえた。振り返ると双子が外に出て美月を迎えている。


「じゃあな、美月。また明日」

「あ、ちょっと……!」


優は美月たちに背を向け立ち去ってしまった。

小桜は美月に歩み寄り首を傾げた。


「何かお話でも?」

「……ううん。お家に入ろう」

「はい」


優のことは明日聞いてみよう。美月は小桜と小雪と共に自分の家の玄関を開けて中へ入っていった。



……………………………………………………………………


「やっぱり気を遣わせてしまったか」


美月は別れ際に心配そうな顔をしていた。彼女は勘が鋭いから何か気づかれてしまったかもしれない。

その時、どこからか足音が聞こえてきた。

優は立ち止まり、耳をすませた。田舎の夕方は暗く、虫の音や動物の声が聞こえる。


──一人、二人か。


二人分の足音は前から、後ろから、優を挟み撃ちにするように近づいてくる。


「…………」


その足音は止まった。暗闇から姿を現したのは般若の面をつけた子供だ。喪服のような黒い着物を身に纏っている。後ろも同じような容姿の子供がいた。

小桜と小雪よりも背が小さい。それなのにとんでもない殺気を放っていた。


「こんにちは。お兄さん」


優の前方にいる般若面の少女が話しかけてきた。


「誰だお前」

「お兄さん、鬼姫の大事な人ですか?」


少女は優の問いに答えず、自分の問いを投げかける。


「食べてもいいですか?」


少女は首を傾げる。般若面に隠されて表情がわからないが、もしかすると笑っているのかもしれない。


「まずは四肢を……」

「いいえ目玉を……」


少年と少女が呟いた時、優は二人が動き出す瞬間を見極め避けようと足に力を込めた。

だが、何故か足が動かない。視線を足下に向けた。何かキラキラしたものが地面に張り巡らされている。

この形……蜘蛛の巣だ。


「逃げられないですねぇ」

「食べられちゃいますねぇ」


少女と少年は似たような口調で優を攻め立てる。

巣に引っかかった虫を、蜘蛛が攻め立てるように。


「まあ、これはまずいと理解はできる」

「何余裕ぶっこいてんですか?」

「食っていいんですか?」


二人は徐々に近づき、優に食らいかかろうと飛びつく。


「だが……」

「……!」


一瞬のことだった。糸と絹は赤い何かを飛び散らしながら弾き飛ばされた。

優の手には刀が握られている。


「動けないのは大した問題ではない」


糸と絹は蜘蛛の巣の外側に着地し、巣の真ん中に捕えられた優を見据える。


「あら、では体中ぐるぐる巻きにして動けないようにしてやりましょうか?」

「 それから窒息させてやりましょうかね?」

「いえいえ、窒息させる前に体中滅多刺しにしましょう」

「それなら苦しみもがこうと空気を吸えないから更にお辛いですね、ね?」


少女と少年は同時にこてんと首を傾げるとまた更に飛びかかる。

優は少女の持つ短刀を避け、続いて少年の短刀をも避けた。


(あの黒い短刀……見覚えがある……)


二人は動きが素早く反射神経が鋭いのか優が掴みかかろうとしても避けられてしまう。

二人は蜘蛛の巣の外側に着地し、優の動きを観察するようにゆっくりと移動する。


「私たちの動き、速すぎてついていけないですか?」


少女は話し終えるのと同時に飛びかかってくる。

恐らく優に隙を作るため。だが、隙など与えてたまるか。

優は刀で弾き返し、背後にいる少年の動きを感じとる。


(女の方に気をとられている俺を狙うつもりか……)


「お前達、鬼蛇の手下か」

「ふふ、何故ですか?」

「その短刀に、見覚えがないわけない」

「ああ、これね。そうですよ 。よくわかりましたね」


少女は再び飛びかかるが先程と比べて微妙に勢いがない。

優は少女を弾きながら背後から迫る少年の手を掴んだ。


「……!」


手を掴まれた少年はそのまま糸が張り巡らされている地面に叩きつけられた。


「やはり、お前達がこの蜘蛛の巣を避けて着地しする理由は、お前達も捕えられるからか」

「……っ」


地面に張り付けられた少年は見下ろしてくる優を般若の面越しに 睨んだ。

少年が身動きが取れなくなったならあとは少女をどうにかするしかない。


「絹ったら、失敗したではありませんか。その様、滑稽ですわね」

「いいえ。糸の演技が下手だったからですよ」

「私のせいですか? まあいいですけど」


少女、糸。この後の動きはどうするのやら。

優は蜘蛛の巣に捕えられ足下で藻掻く少年、絹の着物に刀を突き立て、糸を見据える。


「鬼蛇の手下が俺に何の用だ。鬼姫……やはり文月が狙いか!」

「鬼蛇様はおっしゃいました。鬼神頭領、睦月と戦う事が願いであると。しかし、睦月以外に興味が出たのは文月姫様が初めてであると」


恐らく、狙いは美月。それはわかるのだが、糸の話はどこか引っかかる。


「まさか……鬼蛇はまだ生きて……!」

「鬼蛇様は死にませんよ……?」


その時、肩に衝撃が走った。

見れば、糸の左腕は黒く長く変貌し、優の肩に直撃していた。

黒い腕は表面に細い毛が生えており、真ん中の辺りに関節がある。


──まるで虫の足のようだ。


糸はけたけたと笑いながら優の肩に左腕をねじ込む。

優は咄嗟に変貌した糸の左腕を切り落とした。


「───ッッ!!!!!」


糸は先程までの子供のような幼い声とは打って変わった醜い声を荒らげながら腕を引っ込めた。


「この鬼蜘蛛が」

「……ッ! 貴様ぁ、よくも私の左腕をぉぉお!!」


怒りに狂った糸を黒い瘴気が取り囲む。

まずい。動けない状態で糸がもっと大きな攻撃を仕掛けてきたら勝ち目がない。

その時、どうやって抜け出したのか、絹が飛び出して糸の頭を殴りつけた。


「この能無しが。鬼蛇様は殺せとは命じていないですよ」


優ははっとして足元を見る。そこには絹の羽織が取り残されている。なるほど、外に着ていた羽織を脱いで脱出したらしい。

絹に後頭部を殴られた糸は気絶し、倒れ込んだ。

その糸を担いで、絹は優を見据える。


「さようなら、人間。もう十分です」


それだけ言い残し、二人は立ち去ってしまった。

地に張り巡らされていた蜘蛛の巣は消えていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ