【第一章】名前
文月を殺めた刀を、生まれ変わりである美月に見せたくなかった。何度も彼女の体を、心を痛めつけ、傷を負わせた刀を美月にだけは見せたくなくて、彼女の見ていない場所で戦うつもりだった。
それなのに、美月は戦えと、背中を押した。自分の分身のような存在である曼珠沙華を手渡して…。
「何故……お前が曼珠沙華を…!?」
憎たらしげに呟く鈴紅を冷たい目で見つめながら、桐崎は曼珠沙華を両手で握り締める。
とんでもなく熱い。そして、その熱から体内へ力が流れ込んで来るようだ。この刀を握っていれば、勝てるような気さえも起こる。
「ああ忌々しい……忌々しい忌々しい!!!」
雪女に体を乗っ取られた鬼は自らの喉元に爪を突き立てる。そこから赤く輝く血が滴り落ちる。
「もう、眠れ。雪女……」
「黙れ…………。ただの人間の分際で!!」
鈴紅は氷の刀を振り回しながら桐崎に飛びつく勢いで向かってくる。
威力は凄まじい。一つの体に二つの妖怪が宿っているためか、強さは半端じゃない。だがその分、無防備である。
「調子に乗るな」
桐崎は突き出された氷を避け、体を反転させ鈴紅の横腹を狙う。赤く輝く刀は氷の刀によって食い止められる。
「私が、いつ調子に乗ったのです……? 私から娘を奪った貴様に、最も言われたくない言葉だ………!!」
「あいつは、お前のモノではない」
曼珠沙華が氷の刀を突き破り、鈴紅の横腹を裂く。切れた傷口から血が吹き出し、鈴紅の白い着物を赤く濡らしていく。
「っ………!!!!」
持っていた武器を壊された鈴紅は桐崎の首元に向かって右手を翳す。そこから眩い光が放たれ、それが氷であると察した桐崎は、すぐに背中を反らし避けた。
鈴紅の手の平から放たれた氷の破片は、突如的を失い、無造作に飛び散る。だがそれは、美月目掛けて突っ切って行く。
破片のスピードは速い。間に合わない。だが、美月の手を誰かが掴んだ。
「おい!!」
引き寄せられた。いや違う、抱き締められた。見れば、桐崎の背中に複数の氷の破片が突き刺さり、血で赤く染まっている。
「………!」
だが、それでも桐崎はすぐに美月から離れて鈴紅へと狙いを定め、駆けていく。
彼の背中は血塗れで、氷も突き刺さったまま。だが、それでも半端ない威力を持つ鈴紅と戦っている。
「文月、どうしてです………? どうして、こんな男を守りたがるの……? 庇うの!? ああ、本当に腹立たしい!!!」
桐崎の足元に氷が放たれるもそれを飛び越え、上から曼珠沙華で斬りつける。鈴紅は氷の刀を出現させ曼珠沙華の刃を食い止める。
「邪魔をするな!!私が……私が!! 文月を殺さなければならないのだから!!」
鈴紅はこんどは大きめの氷の破片を一気に吹き飛ばす。桐崎は頭を傾け氷を避ける。美月も今度は頭を下げて避ける。氷の破片は木の幹へと突き刺さる。
美月は鈴紅の言動に違和感を覚え始めていた。考え込んでいると、あることに辿り着く。
木の幹へと視線を移すとそこには、先程鈴紅が飛ばした氷の破片が突き刺さっている。冷たいのも構わず、それを抜き取る。
「───母上」
美月の鋭く冷たい声に反応し、鈴紅は桐崎から美月へと視線を移すと、顔を真っ青にさせた。
そこには氷の破片の鋭く尖った部分を自らの喉元に向ける美月がいた。
「おい、お前なにやって………!」
桐崎も狼狽える。だが、美月は微動だにせず、鈴紅を真っ直ぐと見据える。
「母上……私は今から、喉を突き破って自害します」
何故か冷静なその声色に桐崎も違和感を覚え、眉を顰める。
「やめて…………」
焦り、困惑する声が聞こえ、美月はそこで確信した。
「母上、私、自害しても良いのですか?」
「やめて!! 自害だけは………!!!」
あれだけ殺したがっていたくせに、何故か自害となると焦りだす。
鈴紅は、自分の手で娘を殺したがっていた。だが、自害となると全力で否定し始める。
「何故? 私が自分で死ぬのはいけないこと……?」
「自害をすれば………あなたも………!!!」
狼狽える鈴紅は戦意が喪失してしまったのか、膝を地面につき、震えだす。
「どうして、私を殺したがるの……?」
もう一度だけ、質問してみた。今度こそ、違う答えが返ってくるかもしれない。
美月は真剣な眼差しで鈴紅を見つめる。
「…………文月の名をもらった鬼は、自害すると雪女に体を盗られる………」
震える声で答えると鈴紅は目に涙を浮かべながら叫んだ。
「他者の手によって殺められた体ならば、雪女はその体に寄っては来ない……!!! でも!! 私は自分で首を斬ったから!! だから、もう…………」
鈴紅は自らの肩を抱きながら涙を流し始める。
「文…月………、私、を、殺…して……」
それは、まるで救いを求めているかのようだった。美月は悲しみに打ちひしがれる鈴紅を見つめ硬直した。
………………白く何もない空間の中、鈴紅は一人蹲っている。
白い着物を身に纏い、無造作に伸びた銀色の髪を揺らし、整った唇の端を持ち上げ、女は氷のように冷たい手で、鈴紅の目を覆った。
『───その体、私にちょおだぁい…?』
全身が震え始める鈴紅。見えない何かに怯えていた。様子に気づき、美月は眉を顰める。
「母上……?」
美月が声をかけても何の返答も返さない。やがて、鈴紅は動かなくなり、ドサリと地面に崩れ落ちる。
「は、母上!?」
戸惑い、倒れ込んだ鈴紅に歩み寄ろうと踏み出すも桐崎が美月の手を引き鈴紅から離れさせる。
「ちょ、ちょっと………」
「離れろ。様子が変だ」
美月も鈴紅を警戒し見つめる。
鈴紅の肩がピクリと動く。そして、ゆらりと起き上がると光の宿らぬ黒い瞳で美月を見つめ始める。ゆっくりと立ち上がって、鈴紅は唇の端を持ち上げ、くぐもった笑い声を、山全体に轟かせた。
「──くくっ……ふふふ……面倒な鬼だなぁ………? ここまで精神が乱れるとは……」
明らかに鈴紅のものとは思えぬ口調で話し出す。これは恐らく、そういうことだ。
「雪、女………?」
美月は鈴紅に取り憑いた元凶が現れてしまった緊張感に駆られ、息をつまらせる。
「ああ………あなたが四代目文月の生まれ変わりかえ??」
「………」
「だんまりしても無駄。もうわかりきっている。この体も、なかなか居心地が良い………。お前も、私のものにしたいなぁ………??」
さっきから不気味な笑顔を向けているが目が笑っていない。鈴紅の体を完全に乗っ取った雪女は美月の体を上から下へとじっくり眺めながらニィッと笑う。
だが桐崎は美月を引き寄せ雪女の視界から隠す。
「ケチだねぇ………良いじゃないか、もうその体で十分生きてきただろう? ならくれたって構わないと思うのに……。お前の、母親みたいに………」
「………………………」
ケラケラと腹を抱えて笑う雪女を睨みつけ、桐崎は曼珠沙華の刃先を雪女に向ける。
「なぜ文月を狙う………」
「初代文月は、私の夫なんだ………。だから、どうも文月という名前に執着してしまってねぇ………」
「何故、文月の体を欲しがる……」
「他の種族の妖怪と恋に落ちた夫は、鬼神たちに処刑された…。だから、復讐のために、体が必要だった。魂だけじゃ、動けないからねぇ………」
雪女は鈴紅の体を堪能するように右手を握ったり開いたりと繰り返した。
そして、首をこてん、と傾けると着物の裾で口元を隠し、見定めるような目で美月と桐崎を見比べる。
「お前も、鬼以外の者を愛してしまったのね………。可哀想で………哀れ。不幸な運命を辿ることがわかりきったような人生………」
「っ……」
雪女の言葉に美月は震え始める。だって仕方ないではないか。鬼だから、人を愛してはいけないというのか。夕霧という男が、文月の心の支えだったのに。
唇を噛みしめ、桐崎の服の裾を握り締めた。
「黙れ」
落ち着いているようで、怒りの含んだ声を聞き、美月は目を見開く。
「こいつは哀れではない、お前が言うな。こいつが不幸な人生を辿るというのなら、俺がこの手を引いて連れ出す。どこまでも、何度でも」
恐る恐る顔を上げれば、雪女を鋭く睨みつける桐崎の横顔が目に映った。強く、とても優しい瞳の彼を見つめ、美月は嬉しさのあまり目を細めた。
雪女は首を傾げ、腹立たしそうに口を開く。
「ああ……そう? もう良い死んで」
雪女を中心に吹雪が巻き起こり、木を薙ぎ倒し、地面を粉々に崩していく。
吹き飛ばされそうになるのを堪え、両足で踏ん張っていても限界がきて、二人は投げ出される。
互いに腕を伸ばした。
(頼むから……………)
桐崎はその手を掴まなければ、見失うかもしれない存在に少しでも触れられるように、吹雪の中必死に藻掻く。
(────もう、あいつを悲しませないから)
美月もあと数センチで届くはずのその手をに向かって腕を伸ばす。指先から、腕にかけて氷が広がっていく。
「………!」
吹雪に邪魔され、美月は吹き飛ばされそうになる。
「─────美月…!!!」
桐崎は美月の手を掴んだ。しっかりと握り締めた。
周囲のものが吹き飛んで行く。何もかも、飛ばされ、崩れ……。
「こ、れは………!!」
「………っ!」
鈴紅の後を追っていた葉月と長月も吹雪に巻き込まれ、半身が凍っていく。体が麻痺し始める。このままでは体が壊死してしまう。
「兄上………!!」
長月の焦る声を聞きながら葉月は氷に塗れていく自身の体を見つめながら悔しげに唇を噛み締める。
「あははははは! ………はぁ、なかなか死なないものだねぇ? ねぇ??」
その時。放り投げられた曼珠沙華から赤く鋭い光が放たれ、雪女を弾き飛ばした。吹雪が弱まり、美月は桐崎の手を握っていない方の手を翳してありったけの声で叫んだ。
「曼珠沙華!!!!!」
赤い刀は瞬間移動し、美月の手の中に現れる。
「まだ戦おうっていうのかえ!!?」
雪女は二人に向かって一メートル程長い氷の柱をいくつも出現させ、撃ち込む。しかし、曼珠沙華によって粉々に砕け散る。
互いの手を繋いだまま、桐崎と美月が着地する。
桐崎が曼珠沙華を構えて雪女へ突っ切って行く。
刃先を避け、雪女は氷の破片を飛ばしながら距離を取ると地面を手の平で叩く。途端、先の尖った氷の柱が地面を突き破って出てくる。
それを飛び越え桐崎は体を回転させながら雪女に斬りかかるも、雪女は氷の盾で防ぐ。
「小僧が……私を殺せると…??」
「調子に乗るな」
桐崎は刀を振り上げる。再び防ごうと雪女が両掌を掲げた瞬間、桐崎は曼珠沙華を宙に放る。
「何……!?」
その刀を受け取った美月が雪女の頭上から刀を振り上げる。
「眠れ」
頭から足先にかけて、雪女の体に赤く亀裂が走る。雪女は驚愕の表情で視線を下へと移すと、刀を振り下ろしたばかりの美月がこちらを見上げていた。
「文、月っ……!!!」
雪女は膝から崩れ落ちる。その体を、美月は腕で抱きとめた。乱れた黒髪を払い、その顔を見つめる。
鈴紅は、ゆっくりと瞼を開くと娘の顔を見やった。
「母上………」
美月は鈴紅を抱きしめながら、震える声で呼んだ。
「母上…………。ごめん、なさい………」
鈴紅の指先が、美月の頬に触れる。
「……泣いていては、鬼神は、務まりません………」
鈴紅はそっと美月の頬を伝う涙を払うと掠れた声で、優しい声で、美月に言い聞かせる。
「あなたがやるべきことは、まだたくさんあるはず………。強くありなさい……。あなたの父上のために……あなたの兄上のために………」
「兄…上………?」
途端、美月の頭の中に、自分に向かって優しく微笑む少年の姿が流れ込んで来る。
言葉をつまらせていると、鈴紅が囁いた。
「あなたは、優しい娘……。母は、あなたを見守っています………。文月。………いいえ、美月」
「………………!」
再び涙を流した。
───『美月』。そう、思い出した。
文月姫の、本当の名前。鬼神としての名前をもらう前の、本名。
姫が生まれた日、父親の睦月と、母親の先代文月、鈴紅が二人でつけた名前。
偶然なのだろうか。前世と現世で同じ名前だなんて。未だにわからないが、なんとも懐かしい。
「皆……愛してる………、睦月、美月、────………」
最後の言葉が聞き取れなかった。美月の涙を拭っていた鈴紅の手が、力なく落ちた。
美月は母親の亡骸を抱き締めながら、泣き喚いた。
………………………………………………………………
「物の怪が……」
小桜が呟いた。鬼たちに食らいかかってきた物の怪たちは一匹残らず塵の如く消えて行く。
一つの生き物として彷徨っていた悪霊の集合体は散り散りに散っていった。
「先程の吹雪………。長月の身に何かあったのでしょう」
「師走様? 物の怪と長月に、どのような関係が……」
「闇を司る長月は、悪霊たちを呼び起こすことが可能です。悪霊の集合体である物の怪は、長月の仕業でしょう」
師走は弥生の疑問に答えた。
物の怪が消えたとはいえ、警戒を解くわけにはいかず、師走の愛用の刀、カタバミを構え辺りを見回す。
「姫様と夕霧は………」
小雪が焦った様子で呟いた。
「あそこ……」
小桜の指差す先に、美月と桐崎の姿が見えた。二人共特に目立った怪我はない。小桜は美月の無事に安堵し、駆け寄った。
「姫様! ご無事で……!」
美月は小桜を抱きしめ、他の鬼たちを見つめた。
「葉月と長月は…!?」
「そ奴らは恐らく、先程の吹雪に巻き込まれたものと思われます」
その後から師走が歩み寄る。
雪女の吹雪に巻き込まれ、葉月と長月は生きているのか死んでいるのかわからないが、もう襲ってこないだろう。
弥生と皐月が息を切らしながら師走の元へと歩み寄って来る。
「情けないですよ、お前たち」
「師走様の鬼ー!」
「師走のどアホ!」
「………飯抜きです」
師走に対して不満を零す弥生と皐月を見つめながら、美月は微笑した。その横顔を見つめながら、桐崎は拳を握りしめた。
「桐崎君」
美月は桐崎を見上げ、微笑んだ。
「何だよ」
「………ありがとう、名前を呼んでくれて」
桐崎はそういえば、咄嗟に美月の名前を呼んでしまった、と照れ隠しに目をそらした。
「鬼神は、元の名前を捨てて鬼神として貰った名前で生きなければならない。文月という名前も、本名じゃないの。本当の名前は、美月」
「じゃあ、お前、前世のときから美月って名前だったってことか?」
「うん。偶然だと思うんだけど」
頰を掻きながら、美月は桐崎をじっと見つめた。
彼女のその様子に首を傾げる。
「何だよ」
「私も、呼んでいい? 名前で」
戸惑いがちに視線を彷徨わせる桐崎の返答も待たずに美月は微笑んだ。
「ありがとう、優」
「俺まだ許可してねぇんだけどな」
良いじゃない、と不満そうに頬をふくらませる美月の近くへと師走は歩み寄る。
「鈴紅を、倒したんですね………?」
師走の言葉に美月は眉を顰めて頷いた。
「母上に取り憑いていた雪女は、流石に滅を司る曼珠沙華には敵わなかったようです。母上を斬ったあと……母上の体は消えていきました」
「本来、この世に存在するべきものではありませんからね。」
師走は自分の武器であるカタバミを見つめながら眉を顰めた。
「たった今、鈴紅の魂が帰って行きました」
雪女によって無理矢理生還させられた鈴紅の魂は今ようやく解放され、浄土へと向かった。
全て終わった。だが、卯月の命は二度と戻って来ないのだろう。いつもの口喧嘩をする弥生と皐月も、時折見せる悲しい表情に、胸が痛む。
「雪が止みましたね」
師走は空を見上げ呟いた。
「さあ、戻って飯でも食べましょう。弥生と皐月は………」
「師走様許してください!」
「俺が悪かった!」
師走に必死に謝る弥生と皐月を見つめ、美月は噴き出しそうになるのを堪えた。
美月の両手を、小桜と小雪が引っ張る。
「さあ行きましょう、姫様」
笑顔と無表情を交互に見つめ、微笑み返して頷いた。
美月は振り返って優と目を合わせる。
「行こう」
美月の優しい声に優は見惚れていると、小雪が美月の手を引っ張る。
「早くしないと鍋が冷めますよ」
「鍋なの!? 早く行かないと」
慌てて神社へと向かう美月の手を引きながら、小雪は振り返って優を睨みつける。そして優も睨み返す。
優が美月のことをどう想っているのか定かではないが、また前世のように寄りを戻すのは目に見えている。
そうなれば、彼は小雪にとってのライバルということになるだろう。
「夕霧、あなたも来なさい」
師走は優を見やると穏やかに微笑む。
「あなたは、姫様にとって最も大事な人なのですから」
師走の言葉を聞いて優は目を見開いた。
(──ああ、そうか俺は……あいつのことを……)
再び美月の背を見つめ、優は拳を握りしめる。
もう一度、やり直せるのなら、この手で守り抜きたい。
その決意を込めて、優も神社へと向かった。
『────兄様』
第一章 完
十六夜 美月 文月
立場 ── 高校生。
四代目文月姫の生まれ変わり。
住居 ── 田舎の一戸建て。
種族 ── 人間。
武器 ── 刀 曼珠沙華。
属性 ── 闇。
桐崎 優 夕霧
立場 ── 高校生。
夕霧の生まれ変わり。
住居 ── 田舎のアパート。
種族 ── 人間。
武器 ── 刀。
属性 ── 無。
小桜
立場 ── 文月姫専属護衛。
住居 ── 美月の家。
種族 ── 鬼と人間の半妖怪。
武器 ── 苦無。
属性 ── 風、土。
小雪
立場 ── 文月姫専属護衛。
住居 ── 美月の家。
種族 ── 鬼と人間の半妖怪。
武器 ── 苦無。
属性 ── 風。
弥生
立場 ── 四代目土を司る鬼神。
住居 ── 月火神社。
種族 ── 鬼。
武器 ── 弓矢 萩緑。
属性 ── 土。
卯月
立場 ── 四代目美を司る鬼神。
住居 ── 月火神社。
種族 ── 鬼。
武器 ── 簪 椿歌。
属性 ── 光。
皐月
立場 ── 四代目恵を司る鬼神。
住居 ── 月火神社。
種族 ── 鬼。
武器 ── 槍 芭蕉。
属性 ── 土。
葉月
立場 ── 四代目時を司る鬼神。
住居 ── ?
種族 ── 鬼。
武器 ── 大鎌 鬼百合。
属性 ── 闇。
長月
立場 ── 四代目闇を司る鬼神。
住居 ── ?
種族 ── 鬼。
武器 ── 鎖 黒百合。
属性 ── 闇。
師走
立場 ── 二代目魂を司る鬼神。睦月専属護衛。
住居 ── 月火神社。
種族 ── 鬼。
武器 ── 刀 カタバミ。
属性 ── 闇、無、土。
鈴紅 雪女
立場 ── 三代目滅を司る鬼神。頭領の妻。
住居 ── 山奥の睦月の屋敷。現在は不明。
種族 ── 鬼→雪女。
武器 ── 無し。氷。
属性 ── 闇→氷。