プロローグ 国王、勇者召喚を決意する。
こんにちは。結城です。
性懲りもなくまた始めました。
今回はちゃんと終わりたいと思います。
『魔法使い・・・』の方もできたら終わらせたい・・・・かな?
国王は悩んでいた。今、この世界は魔王軍の侵略にあっている。
二日前には三大国の一角、エルストリア皇国が滅ぼされ、周辺の小国もすでに六カ国滅んだ。
そして先ほど、魔王軍がこちらえ向かっているという情報が入ってきてしまった。
このままではこの国は魔王軍に滅ぼされてしまう・・・・。
「陛下!!報告いたします。たった今、隣国カストルが滅ぼされました!!」
「な、なんと!も、もうか!?」
まずい、非常にまずい。何故だ!!何故こんなことになったのだ!!前回の侵略からまだ百年しかたっていないというのに・・・・!!
「陛下!どうかご決断を!!もうあれしか手段はありませぬ。どうか!!!」
ああ・・・女神よ、どうか我らを御救い下さい。
「・・・・・紡言師長を呼べ・・・。」
「!?」
「で、では・・・・。」
すまぬ、まだ見ぬ異世界人よ。これしか手立てがないのだ。
「ああ。勇者を召喚する!!!!」
かくして物語の幕は開かれた・・・・。
後にこの世界で広く語られる勇者と双子の物語の・・・・。