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獄門ループ ―家族が消えた日―  作者: ダダ太郎


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90/113

冷静

「このまま戦ったら……

次は達也くんが殺されるかもしれないんだよ!?」


「達也くんのお母さんだって……

そんな結末を、望んでなんかいないでしょう!!」


和政の叫びは、悲鳴に近かった。

震える声なのに、不思議と芯があった。


「くっ……でもっ……!!」


胸の奥で、怒りと後悔と絶望が絡まり合って、

言葉にならない。


「達也!」


桜が、縋るように俺の腕を掴む。

指先が冷たく震えているのが伝わってきた。


「お願い……今は冷静になって……!

ここで突っ込んだら……達也まで……」


「……っ」


二人の手が、俺を現実に引き戻そうとしている。

それでも――胸の奥では、

今なお、怒りの炎が激しく燃え盛っていた。


「さあて〜……観客も揃ったことだし〜

そろそろ……次のゲーム、始めるか〜」


「次はそうだな〜……あ、いいこと思いついた〜」


男は指を鳴らし、楽しげに笑った。

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