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そして15歳まで待ってもらった褒賞で、先生のご実家の領地の隣に領地を貰って男爵位をいただいた。

もちろん、先生と結婚した。

先生が王都にいなくてもおまえの傍にいるのが一番新しい魔法が学べるだろっていうのがプロポーズの言葉?だった。

先生の耳まで赤くなっていたからそういうことにしておいてあげよう。

わたしが女男爵で婿が先生だ。ちょっとにやけたのは許して欲しい。


うちの領地ではお米を作ってもらった。お米で作れる料理の数々も領民に披露して、こんなに美味しいものだからガンバレと米農家を支援していった。

お握りと丼物はどこへ行っても人気だ。


もちろんお米ができたら、日本酒も作ることにした。

先生が上位鑑定士になるべく努力してくれたので、先生の指導のもと領地で美味しい日本酒ができるようになった。


日本酒の名前は最後まで悩んだけど、わたしが日本で生きてきたという思い出にそのまま使うことにした。


先生のご実家の領地とうちの領地が酒の一大生産地ということで弱小領地だと嘲り笑っていたものが、媚びてくるようにもなったが、それなりの対応をしてくれたところだけ、それなりに返しておいた。

悪意を持ったものは領地に入れないという結界を張れるようになったしね。もちろんご実家の方にも張っておいた。これで凶悪な魔物も敷地に入れなくなったので、うちと先生のご実家は穏やかに豊かになっていった。


結界を張れることが王宮にばれて、国のいろいろなところへ結界を張りに行ったりもした。いつの間にか伯爵になっていたが、先生とのんびり酒盛りをする日々は変わらなかった。


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