人は生まれながらにして平等ではない
小説初心者です
痛い小説ですが最後まで読んでお願いします
カイ組は『異能国』サイ組は『知能国』として繁栄していった
特に異能国は各個人が持ってる「異能」で知能国より栄えていった
だが全員が全員異能を持っているおかげで犯罪率は上昇
逆に知能国は異能国より栄えていないものの犯罪率は異能国ほどではなかった
1900年代前半
異能国の犯罪者を取り締まる者が現れた
犯罪者をイビル 取り締まる者を異能使と呼ばれるようになった
「…とここまでいいかー?」
「「はーい」」
2000年 現在
上がり続ける犯罪率
イビルは自分が持っている異能を使用し金品を盗んだり殺しを働いたりする
この頃イビルの影響は知能国にも出ていた
イビルの悪影響を受ける2国
これを少しでも止めるよう知能国と異能国は一時的に協力し二つの国の間に都市と学校を作った
都市の名前をサイカイ 学校名を異能使学校
この学校では学校全体で先生が生徒に対してイビルに対する自衛もしくは取り締まり方を教える
「っと言うように犯罪率減少のためにこの学校は作られた。なんか質問あるか?」
先生が生徒に問う。すると1人の生徒が手を挙げる
「異能使になる条件ってなんですか?」
全員の視線がその生徒に集まる
冷たい視線
彼の名はライト
サイカイ学校に通う知能国側の人間
至って普通に人間。彼に対しての視線が冷たいのには理由がある。
隣の生徒がその質問に対して先生より先に語り出す
「少なくともイビルと同等またはそれ以上の技術、異能、知能を持っていること。まぁ他にも色々あるけど主にこれだね。わかったかいライトくん」
あっさりと答えてしまう
この生徒の名はライン
異能国側の人間でライトの幼馴染であり友人
「そうだな」「なるほどね」
冷たくあしらう先生。理解したライト
コソコソと話す周りの生徒
パチパチパチ
1人の生徒が拍手をする
「いいぞライン!いいぞ!いいぞ!99%完璧だ」
この生徒の名は…
「やめてくれブレイズ。君のような者に褒められたくない」
ラインが怒りをこめながら無表情でその生徒に冷たい言葉をかける
この生徒の名はブレイズ
この生徒も異能国側の人間
ラインを心より褒め称える良い人なのだがラインはブレイズのことを気に入らない
「俺は君が嫌いだ」
冷たい言葉を使うライン
「逆にそうだな…俺は君のことが99%好きだ」
あつい言葉を使うブレイズ
「だが…」
続けてブレイズが語る
「君は99%完璧だ。だが!そのサイの人間と仲良くしておるのが気に入らん!1%の無駄を排除しろ!ライン!」
この学校の人口比率
7割が異能持ち3割が知能国の異能なし民
だからこそ知能国民差別がこの学校では行われている
このクラスのほとんどがその差別主義者で
ブレイズもまた差別をおこなっている1人
異能を持っていなければ人ではないという考えよりブレイズはライトを嫌う
「その1%は俺の無駄じゃない」
ラインの言葉を遮りながらブレイズは話す
「99%わからないな!だからこそ良い!」
などとセリフを吐き捨て去っていく
「…授業を終わる」
1時間目の授業が終わる