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神樹と城  作者: 雨竜
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第三話

大昔に消えたモノ。

【王の野望】。大枚叩いて購入し、改造を重ねた自分の拠点。

貴重な装備の数々。

戻って来た。戻って来たのだ。



人気の無い居城。

天守閣から外を見てみた。

背後に、透明に光る神樹と、キラキラ輝く湖面。


辺り一面、木々で覆われ、じっと遠くを見ると、険しい山岳地帯が見える。

響く獣の鳴き声。


空を見た。


眩い太陽と、斑ら雲。

そこに五体の巨大な鳥が嘶きながら飛んでいる。

闘牙はそれを、はっきりと何なのか理解した。


「飛竜じゃないか‥」


闘牙はここで、確信を抱いた。

天啓を得たと言い換えてもいいかもしれない。


『ここは、【王の野望】のような世界で、私は【王の野望】のデータを元に、生まれ変わったのだな!

であれば、やる事は大昔と一緒だ。


この未開地を、好きに開拓して行く!』


熊との対峙の、五日前。

闘牙はこの世に、この世界に生き方を見た。

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