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主のいない公爵家

ものすごく短い回になってしまいました。

一応別視点です。

 ミズキがサリー達に連れられて、牢から出た頃公爵家では大変な事になっていた。


 いつも、どこかに行ってしまう主を探していたメイド、ルチルはよくミズキが訪れる訓練所に足を運んでいた。


「ミズキ様が朝から顔を出していないのですか?」


 私は不測の事態に困惑の混じった表情で、ミズキ様の訓練をしてくださっているギルさんに問いかけた。


「ですが、ミズキ様は昨夜あなたと訓練するとおっしゃっていたのですが、、、おかしいですね」


 昨夜嬉しそうに、話してくれたミズキ様の訓練内容には確かにギルさんとの訓練が含まれていたと記憶していたのに、ミズキ様がいない。


「ミズキ様が訓練に来ない事はは今まで無かったのですが。どうしたのでしょう、、ルチル殿心当たりはありますか?」


「いえ、私もてっきりミズキ様がこちらにおこしになっていると思っていましたから」


「ミズキ様が訓練所以外に向かいそうな場所はありますか?」


「ミズキ様が行かれる場所となりますと、調理場に訓練所、裏手にある林に行かれる事が多かったと思います。ミズキ様は自然が好きなお方です。よく危険だと注意してもこっそり行っていしまう事が多かったです」


 ミズキ様が林に住む子動物達とお戯れになっている姿が今にも目に浮かんできます。確かあの時は家令のバトさんに林の中に池があると聞いて私に内緒で行ってしまいましたね。その事を知って急いで追いかけたらまさか子動物と戯れているなんて思いもよりませんでした。


「ルチル殿、、、なら私の方で林を捜索いたしましょう」


「ありがとうございます、もう一度お屋敷を探してまいります」


 私は屋敷をもう一度探すべくギルさんに別れを告げて訓練所から屋敷に向かう。


「こんなに心配かけて、、、今日はこってりお説教です」


 メイドらしからぬ全力の走りで屋敷について、使用人用の入り口から屋敷に入り調理場を目指して歩く。途中、他のメイドにミズキ様を見かけなかった聞いたけどどなたもみていないなんて。


 目当ての調理場に着き、ミズキ様と親しい料理長のフーグさんを見つけた。


「フーグさん、ミズキ様を見ませんでしたか?」


「ミズキ様ですか?今日はみてないですね」


 お昼の下ごしらえをしていたフーグさんは調理の手を止め、私に向きかえるとみていないとおっしゃいました、その場でとどまる訳にもいかず、礼を言ってから私は足早に調理室を後にします。


 困りました、、林はギルさん方が捜索してくださるとして、私はもう一度ミズキ様の自室に向かってみましょうか。


 ミズキ様のお部屋に一応扉をノックしてから室内にお邪魔する。部屋の中にはやはりミズキ様の姿は無く、窓が開いていて冷たい風が入り込んできた。


 閉まっていたと思ったのですが、気のせいでしょうか?


 両開きの窓を閉めカーテンをかけようとしたところで、遠くに焦った表情で屋敷にかけてくるギルさんの姿を見つけた。身体強化の魔法も使っているみたいで、ただ事では無い雰囲気を醸し出しています。


 私は、下でギルさんを迎えるべく屋敷を出ることにしました。今度は室内なので走る訳にもいかず早歩きで屋敷の一階に降り、裏口でギルさんがやってくるのを待つ気でいたのですが、ちょうど出た時にギルさんがやってきました。息も切れていて大変苦しいそうです。


「何か有ったのですか?」


 息を整えるのままならない状態でギルさんは恐ろしい事をおっしゃいました。


「ミズキ様が攫われたかもしれません」


近々、更新いたします!

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