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プロローグ

「君はその…体型が他の人とは違うけど

それはいつからなんですか?」



「はい、子どもの頃からです

両親が好き嫌い出来ないようにと様々な物を食べさせてくれました

そのおかげで好き嫌いはありません」



「うん…それは良い事ですね

でもその体型で居ると言う事とは別の話だと思いますよ

健康的な身体ではないと仕事に支障を起こすこともありますから

…厳しい話ですが内定を取りたいと本当に思っているのであれば

まず痩せることに専念してはどうですか

どの企業も太った人を採用することはあるとは思いませんよ」



「はい…」




これは私、新堂 心暖『しんどう こはる』の就職活動中の話

とある会社の1次面接で私の見た目の事をツッコまれた

私の見た目の特徴とは【太っている】と言うこと

何を隠そう、と言うか隠せないぐらい私はデブなのです



就活を始める時いつかはデブについてツッコまれるだろうと思っていたけど

なんとかなるだろうと甘い考えで就活を始めた

それから何社か受け、初めての個人面接の時

とうとう言われてしまった

マジトーンで



そこから私は面接官に言われた通り就活を中断してダイエットをスタートさせた

人よりも多すぎる体重は落ちやすく83キロから77キロまでストンストンと1ヶ月で落ちた

落ちる体重が嬉しくてスリムな自分を夢見てダイエットを進めていった



しかし22年間生きてきてずっとデブだった人間がそうそう痩せる事は出来なかった

ダイエットが一ヶ月を過ぎた頃から私の悪い部分が出てきたのだ

それは意志の弱さ

少しぐらいなら、今日ぐらいは、そんな言葉が積み重なり私のダイエットが終了していったのだった

それと同時に内定と言う夢も

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