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その20

胡散臭さと半ば嘲笑が入り交じった質問の仕方だ。既に僕が魔法使いだという事は支配人に聞いているのだろう。ま、慣れてるけどね、こういう扱いは。「はい、まもなく犯人は、ここへ現れます」イヤミに負けないよう、自信たっぷりに答える。「いやぁ、魔法使いの方というのは、突飛な事をおっしゃる」


あとの二人の警備隊員も、うしろでニヤニヤしている。支配人と奥さんだけは心配そうに成り行きを見ているようだ。「犯人が自首するという事ですかな。盗んでおいて?第一、何であなたにそのような事がわかるのでしょうかね」年長の隊員が更にいやらしく問いつめる。「そもそも本当に盗まれたのですか」

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