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その14
「急いでこの村の王立警備隊の人を呼んできて下さい。僕が犯人を引き渡します」ふつう、田舎の小さな村に王立警備隊は置かれていないのだけど、結構立派な詰め所があるのをさっき馬車から確認していた。「犯人を引き渡す?犯人が分かっているのでございますか?」支配人が混乱してパニくっている。
「詳しい事は後で話しますから。さぁ、早く早く」訳の分からぬまま支配人は表に飛び出し馬車に乗り込んだ。ここからだと、そうだなぁ、30分くらいで戻ってくるか。さてと、どういう演出で犯人を突き出すかなぁ。実力を見せる為、効果的にやらなくちゃね。




