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その1

馬車に揺られて10分もたったろうか。豪華な乗り物は宿屋へ到着した。これまた金ピカ趣味の豪勢な宿屋。普通に泊まったら幾ら位するんだろう。すぐにお金の事を考えてしまうのは貧乏性のせいだろうか。でもまぁ今回の滞在費は村が全額持つとの事。贅沢しまくるぞー。食いまくり、サービス受けまくり。


宿屋の者たちは意外なほど僕に優しかった。先ほどの連中とは大違い。たぶん村長の正式な客と知っているからだろう。しかしすぐに悲劇が訪れる。「では、私はこれで。明日また資料を持ってお伺いします」シャオーヌちゃん、いっちゃうの~?ま、でもそりゃそうだろうな。もう陽はトップリ暮れてるし。


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