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その18
「はい、もうこうなったら傭兵などでは頼りになりません。得体の知れないモノに対抗するにはコチラも、あ、いえ、しっかりとした団体を頼らなければいけないと考えまして」ハイハイ、どうせ魔法使いも得体の知れないものですよ。世間が僕らの事をどう思っているかはキッチリ承知しております。
「そこで有名なポレッツ魔法協会へ依頼をする事にしたのです。本来、このような村の村長が頼める筋ではないのですが、運良くツテがありまして」いや、ツテというよりコネだろう。近年、産出され始めたという金をフンダンにばら撒いての。ローテルの奴、この村長から一体いくらふんだくったんだろうか。




