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後書き

こんにちは。

作者の叶奏です。


まずは、お礼を。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。



この話が、初めての完結作品になります。


実は、この作品はもともと別の目的で書いたものだったりもします。

どんな目的かは皆さんの想像にお任せします。


さて。


このような分野の小説はほとんど書きません。


そのため、とても読みにくいものだったかな(特に最後の部分)、と思います。


ですので、作品の解説をしていきます。


ここから先はネタバレになりますので、注意してください。


いいですか、ここから先はネタバレです。


大事なことなので二度書きました。




では、解説のほうを始めていきましょう。


まず、時代は書いている2019年よりも未来に当たります。

二千年後とかの遠い未来ではなく、5,60年後くらいを目安にして書いています。

20年くらいでスマートフォンが生まれるなら、ここまで科学技術が進化していてもおかしくないかな、という考えです。

日本国民が最新の科学技術がつまった眼鏡をかけることが義務になっていることにも、一応理由はあります。

眼鏡好きだからとか、そういうことではありません。


舞台は日本のとある町。

家は普通の一軒家です。

未来の家なので、生体認証&防犯も現代よりすごいですね。

空き巣さんが入っても、すぐ警察行き。

ハッキングされたらさすがに厳しいですが、そこまでの技術を持ち合わせる人は、それこそ専門職の人レベルです。


お母さんのアトリエも防犯完備しています。



では、内容に入りましょう。


まず、物語の大部分を占める『2人が謎解きをしている世界』は作りものです。


作り物ではない、つまり本当の世界に生きる湿念科那が検証をするために作った世界です。


ここから先は、本当の世界のことを現実世界、作られた世界のことを仮世界と呼んでいきます。

また、科那も、現実世界の方は科那、仮世界の方は湿念と名称していきます。

優井上実瑚も同じく、現実世界を実瑚、仮世界を優井上と表しましょう。


見分けがつかないので。


科那はある日両親を殺し、記憶を失います。

その際に、眼鏡についているビデオカメラで殺した場面を撮り、万が一の時ようにと青薔薇のバングルにデータを入れておきます。

ちなみに、カメラの電源はオンのままです。

切るのを忘れたのでしょうか。


記憶を失った科那は警察と一緒に関連のある場所アトリエなどを巡ります。

そして、なんらかの出来事が起きて、バングルが赤く染まり思い出す。


科那の場合は一気に全部です。


警察には思い出していないふりをする科那ですが、ここで実瑚に会います。


天才少女探偵実瑚は科那の行動から嘘を見抜いてしまう。


捕まる前にと、科那は逃げることにしました。


逃げた先で、科那はとあることに気付きます。


いわく、実瑚にもっと早く出会えていれば、人生が変わったのではないか……?、と。

奇跡が、起きたのではないか……?、と。


そこで、検証をしてみることにしました。

科那風に言えば、対照実験ですね。


用意するものは仮想世界と科那のAI、それから実瑚のAIです。

警察などの関係のない人はNPCっぽくしてしまえばいい。


仮想世界やAIを作り分には問題ありません。

未来の科学は高校生でもつかえるキットなるものを生み出していますから。


科那のAIは科那自身の脳みそを読み取ってもらって、それをコピーすればよいです。


問題は、実瑚のAIです。

元がないと作ることができませんから。


そこで、眼鏡のカメラが登場します。

撮りっぱなしの映像から実瑚の人物像を解析すればよいのです。


これで、仮世界のパーツは全て揃いました。



ここまでが物語が始まるまでの前段階です。


物語の冒頭で、湿念は夢を見ます。


この夢自体は、実際に科那が見たものです。


そして、湿念がリビングへ行くと、自分の両親が死体となっていることを発見する。

湿念は警察を呼んだ。


警察と共に現れるのが優井上。


ここが、仮世界と現実世界とで変化したことです。


あとは、科那が元から設定した通りに彼女たちは動いていく。


青薔薇のバングルが赤色に染まると記憶を思い出すのは、記憶の鍵となっているからです。

要は、重要なキーアイテム、といったところでしょうか。



最後に感想を。


ミステリーと分類してこの話を投稿しましたが、ほとんど謎解き要素を入れていなかったな、後書きを書いていて思いました。


そこはご了承していただけると幸いです。


私はよく、ファンタジーを書きます。


ですので、この物語を執筆したことはとても良い経験になりました。



後書きも最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


ぐだぐだと長くなってしまい、申し訳ありませんでした。

本文の方もオチが微妙だったのではと思います。



ほかの作品も読んでいただけると嬉しいです。



本当に、ありがとうございました。


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