父さーーーん、母さーーーん、ちょっと来てーーー。
ちなみにウィルのセカンドネームのホワイティ・リオンは、あるカードゲームのキャラの名前を取りました。
それから数週間たったある日。
今日は休みだ、ローズと遊ぼう!
「ローズ、遊ぼう。」
「おにいちゃん、あそぼう!」
今日も今日とて、ローズが可愛い。
「わーーー!」
「わーーーーー!!!」
ドテドテドテドテ…
現在俺とローズはおいかけっこをしている。
最近ローズは良く走る、この小さな体のどこにこんなパワーがあると言うのか。
「わーーーわーーーー!!!!」
すると、テーブルの上の花瓶が少しだけ浮いたように見えた、錯覚か?と思い、目をこすって良く見る、錯覚ではない、確かに浮いている。
ガシャン!
花瓶がテーブルに落ち、花瓶が割れた。
見ると、ローズが呆然とこちらを見ていた。
「お前、物とか浮かせられるのか?」
「うん!きのうのきのうにね、いしがね、ういたの!」
マジか、昨日の昨日って事は、一昨日か。
「どんな風に浮いたんだ?」
「えとねー、ずっとみてたらねー、びゅん!てとんだの!」
「じゃあ父さんの靴とか、浮かせられるのか?」
「うん!」
もし何かあっても大丈夫なように、ジオンの靴を指定した。
ローズは靴をしばらく見て、靴を浮かした。
「おぉ、父さーーーん、母さーーーん、ちょっと来てーーー。」
しばらくして、ドタドタと言う音が聞こえ、ジオンとマーガレットが出てきた。
「どうしたんだ…てっ、浮いてる!!」
「ジオン!やっぱりうちの子は天才よ!」「ローズ。」
「なぁに?おにいちゃん。」
可愛い。
「ステータスオープンって言ってみて?」「?わかった、すてーたすおーぷん!」
ローズのステータスが表示された。
名前:ローズ・ホワイティ・リオン 種族:人族 年齢:2歳 LV:2
HP:72/70
ATK:64
DFC:48
SP:53
MP:2994/3000
発動可能魔法:無し
スキル:念動力LV2 魔法以外必要MP半減
加護:無し
「ジオン!やっぱりローズは天才よ!」
マーガレットがジオンに抱きつく。
「えっ…?念動力?ってあれか、物を浮かせたりするあれか。」
良かった、この世界にも念動力と言う概念があったのか。
「凄いわ!凄いわ!ローズは凄いわ!」
「あ…あぁ、凄いな。」
やたらに凄いと連呼するマーガレット。
確かにローズは凄い、MPが多い、2歳でこれだ、成長したらどれだけ伸びるんだ。
「?」
それはそれとして、やっぱりローズは今日も可愛い。
名前:ウィル・ホワイティ・リオン 種族:人族 年齢:4歳 LV:18
HP:3872
ATK:2765
DFC:2008
SP:2584
MP:22386
発動可能魔法:炎の弾丸LV32 炎の大地LV38 水の弾丸LV35 氷の弾丸LV57 氷の大地LV45 風の弾丸LV36 雷の弾丸LV36 雷の大地LV42 土の弾丸LV20 炎と水の弾丸(ファイヤ&ウォーターショット)LV34 氷と風の弾丸(アイス&ウィンドショット)LV85 水と雷の弾丸(ウォーター&サンダーショット)LV78 治療魔法LV44
スキル:剣術LV60 体術LV72 気功術LV30 防御LV67 受け身LV68 集中力LV137 ゲームLV77 取得経験者倍加 必要経験値半減 魔法威力倍加 魔法攻撃力倍加 全魔法適性 氷魔法倍加 治療魔法倍加 呪い無効 ゴースト特効 必要MP半減 全ステータス倍加
加護:無し