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プロローグ

俺の名前は春風はるかぜ 明星あけぼしゲーム好きの普通の17才、今日は待ちに待った新作ゲーム、ハンタークエスト5を買う所だ。

俺は特にRPGが好きでよくこう言うゲームで遊んでいる。

昔は友達の間で神と呼ばれていた、バグでレアキャラゲットして友達にどや顔かましてたっけ。何時ものゲーム屋まで歩道を300m渡って、右に曲がり、500m進み、タクシーを拾って5kmほど移動して近道の為に、公園を横切り草むらに入って道なき道を1km進み、横断歩道わたればすぐだ、誰がなんと言おうとすぐだ!ワクワクが止まらないぜ!


「おっ、青だ」

道なき道を進んだ後、横断歩道が青に変わり、歩き出すと。


「ブップーーー!!!!!」

右から物凄い音がした。

何事かと思い振り向いてみると、トラックがこちらに向かって物凄い速さで此方に近付いてきていた。


「えっ?あっ!」


トラックに轢かれそうになっていることに初めて気付いた俺は体が石になったように動かなかった。

「キュキュキュキュキュガッシャーーーン!!!」


そんな文字にすれば間抜けで子供っぽい音がした瞬間、俺は宙を舞っていた。


『ああ、死んだ。

死ぬ前にもう一度ハンタークエストやりたかったなぁ。』


等と場違いな事を考えながら体はドテッと地面に落ちた。

「誰か警察呼べよ」「轢き逃げだー!」「大丈夫か?」


周囲の音を聞きつつ、俺は眠りについた。

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