表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/9

Prologue:一週間前

会話だけですみません。どのセリフが誰かはおいおいわかるようになる……はずなので。

「そういえば来週の今日はクリスマスだね」

「もうそんな時期かー。ていうか今年終わるじゃん、早っ!」

「そうだ、みんなでクリスマスパーティーしない?」

「いいね、それ! しよしよー」

「あー。ごめんね、バイトあるんだ」

「え、藤岡クリスマスまでバイトなの? まじで?」

「まあねーどうせ彼氏とかいないし」

「うわー寂しい人生だねえ」

「悪かったわね。でも、そういうあんたはどうなのよ? 平田?」

「おれ? おれはそりゃあデートですよ」

「うっそ! いつのまに」

「おい平田聞いてない」

「まあまあ落ちつけって。それより予定ないのは中村と金井さんだけっぽいな。余り者二人でしたら? パーティー?」


「え!」

「え?」


「金井さんが嫌じゃなかったら、俺はいいけど」

「い、嫌じゃない。中村くんがいいならあたしは全然……」

「じゃあ俺ケーキ買って夜行くから」

「うん。あの、じゃあ」

「また連絡する」

「うん」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ