第六話 街に行こう(2)
勢いで書き始めたツケが回ってきてる( ߹ㅁ߹)
「すっごく美味しかったです!ごちそうさまでした」
サオリはそう言ってペコっと頭を下げた。
「いいんだよ。美味しそうに食べてくれて嬉しかった!次はどこに行く?冒険者ギルド?服屋さん? 」
提案はしたけど、先に服屋さんに行った方がいいかもしれない。服が破けてしまわないか心配だ。
「服屋に行きたいです。せっかく貸してもらった服が破けたりしたら辛いので」
あ、サオリも同じ考えだったらしい。ほんとにごめんね。
服屋に着くと、さっと店員のお姉さんがこちらにきた。
「いらっしゃいませ。本日はどのような服をお探しでしょうか」
「彼女の服を見繕ってほしいんです。お金に余裕はありますので、彼女の好きなものを選んでください」
「承知いたしました。……こちらへどうぞ」
店員さんに連れられて、サオリは奥へ通された。私も何か見ようかな。ちょうどローブが古くなってきたし。
あの青いローブとかいいかも。今のは白基調のローブだから、新しいのは黒基調の裏地が青いローブ。これ買おう。大きさもちょうど良さそう。……あ、これサオリに似合いそう。
少し暗い赤色の生地に少し装飾が施されたローブが、少し離れたところに置かれていた。
「こちらのローブ、すごくいい色味ですよね」
サオリについた店員さんとは違う店員さんが話しかけてきた。
「サオリに合うかな」
「お連れ様でしょうか?すごくお似合いだと思いますよ。着てもらいますか? 」
うーん、と迷っていると、白いシャツに茶色のベストを着て、黒い短めのズボンを履いたサオリ奥から出てきた。
「エラーラさん!どうですか? 」
「すっごく似合ってる!かわいいよ!……サオリ、これも着てみて欲しい 」
先ほど見つけたローブを渡すと、少し眺めて、着てくれた。
店員さんも、お似合いでございます、とにこにこしている。
サオリの服は決まりね。
この店には靴も置いてあるけど……今ので良さそうね。
私の靴が小さかったから、サオリはずっと異世界のものを履いてるけど、服の雰囲気と合ってるから買い直さなくても大丈夫そう。特にこの世界で目立つわけでもないし。
「エラーラさんも服を買うんですか? 」
私が腕にかけていたローブを見てサオリが言った。
「あ、うん。今のローブはもう古いから」
そう言ってローブを着て見せると、わぁぁぁ!とサオリは目を輝かせた。
「エラーラさんの雰囲気にすごく似合ってます!白いローブもいいけど、黒いローブを着ると金髪がより際立って見えるし、それに、裏地が青いのも、目の色と合っててすごくいいと思います! 」
サオリは褒めるのがうまいなぁ、ふふん。
ここがお店であることをすっかり忘れていた。店員さんに、全てご購入ですか? と聞かれてビクッてなっちゃったよ……。
「はい。清算お願いします」
全部で金貨二枚と小金貨五枚。そんなもんかな。
金額を聞いたとき、後ろから小さくヒッて聞こえた気がするけど、うん。多分気のせい。




