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愛の落伍者  作者: 无莵(なつ)
2/2

【彼女】の芽生え

2



彼女が16歳の頃でした。

そこで一つの転機がありました。

当時所属していた部活のマネージャーで異性にモテるのに浮いた話一つない子に告白され付き合う事になりました。

仮にリサさんとします。

俗に言うレズ関係です。


その頃の彼女は恋愛は未経験。

見た目もよく日に焼けワンブロックかツーブロックにワックスを揉み込んだ中性的な女の子でした。

また性にも関心が無く性対象も定まっていない不思議な状況だったと彼女は語っていました。


意外にもリサさんとの関係は2年半続きました。

同性と付き合うメリットは服や髪型、化粧品、香水などのダメ出しを受けても異性ほど腹が立たない点らしいです。そこはやはり女性同士ならではだったのでしょうか?



しかし、そんな幸せな時間も【出会いは別れの始まり】の言葉通り終わりを迎えてしまいます。

先に大学が決まった彼女は県外に、あとはありふれた『好きな男性が出来た。』で終わってしまいました。

彼女が浮気よりショックだったのは相手が男だと聞いたからだと、、、

…告白されて付き合ったのに男性と浮気⁈まさか?…ね?



自身が突っ返された不必要な存在に思えて、全ての男性を憎むと同時に男性がそんなにいいなら自分も付き合ってみようと思い、

大学で親切にしてくれていた先輩に相談したところ前から好きだったから付き合って欲しいと言われこれ幸いと、愛は最期まで湧きませんでしたが5年半程続いたそうです。



ただし、その数年間でどんどん悪い方に変わっていったのでした、、、




3)に続くかなー?


《はじめまして、小説は読むのが好きですがこうして書いてみるのは初めてになります。。稚拙な文章な上私が途中で書き飽きるかも知れないのでご容赦を…m(_ _)m》



1


【『愛してる』電話越しに言った。

彼は『俺も愛してるよ』と言った。】



    雑に聞こえた。



彼女は夜のディープな仕事をしてた。

彼は夜職なのは知っていたけれどもっとライトな内容だって嘘を信じていた。

彼女は昼夜逆転を何年も続けていて、会社員の彼との時間は朝の電話だった。


きっとそんな時間に電話したから忙しかったんだろう。

〔ごめんね。ただ声さえ聞ければそれでよかったんだ。〕

彼女はその日も夜中まで身体と若さの時間をお金に変えていた。

仕事内容は嫌いじゃなかった。

性に関して病的なくらい浮気性だったからだ。

とにかく、色んな人と関係を持ちたかった、そういう女性だった。


そんな彼女でも心が繋がった相手は欲しかった。

自分を裏切らない男が欲しかった。


男性好みの外見を心がけていて、彼氏がいなくなるたび補填していた。もちろん勘がいい人は関係の違和感に気付いて3か月もたない時もあってサイクルは早かった。


彼女が思うに男性はペットとかの部類だった。



そうなったのはいつからだろう?

…たしか、、、



(2にいつの日か続く、、はず



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