もっと欲しい
《はじめまして、小説は読むのが好きですがこうして書いてみるのは初めてになります。。稚拙な文章な上私が途中で書き飽きるかも知れないのでご容赦を…m(_ _)m》
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【『愛してる』電話越しに言った。
彼は『俺も愛してるよ』と言った。】
雑に聞こえた。
彼女は夜のディープな仕事をしてた。
彼は夜職なのは知っていたけれどもっとライトな内容だって嘘を信じていた。
彼女は昼夜逆転を何年も続けていて、会社員の彼との時間は朝の電話だった。
きっとそんな時間に電話したから忙しかったんだろう。
〔ごめんね。ただ声さえ聞ければそれでよかったんだ。〕
彼女はその日も夜中まで身体と若さの時間をお金に変えていた。
仕事内容は嫌いじゃなかった。
性に関して病的なくらい浮気性だったからだ。
とにかく、色んな人と関係を持ちたかった、そういう女性だった。
そんな彼女でも心が繋がった相手は欲しかった。
自分を裏切らない男が欲しかった。
男性好みの外見を心がけていて、彼氏がいなくなるたび補填していた。もちろん勘がいい人は関係の違和感に気付いて3か月もたない時もあってサイクルは早かった。
彼女が思うに男性はペットとかの部類だった。
そうなったのはいつからだろう?
…たしか、、、
(2にいつの日か続く、、はず