表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者様は腐ってる  作者: YUYU
*1章*
9/11

代償のチカラ

ジャーネットから三大欲求の「睡眠欲」を渡し、僕はその代わりにジャーネットから力を貰った。

それも今までとは比にならない程の大きな力を。


「リング」の持ち主だからと言っても、それぞれ力は全く異なる為にジャーネットからの力の能力のことについて説明をされた。


ジャーネットは何故か、ゴスロリチックな服から一転して赤メガネをかけ、スーツを来て女教師の様な服に変わっていた。

ご丁寧に何処から現れたのかは不明だが、ホワイトボードと学校机まで置いてあった。


ジャーネット『では(いち)からご説明しましょう♪ズバリ貴方の力は「想像」からなる能力です。最強と言っても過言ではないので~す♪』



それは武器もシールドも何もかもが想像する事で現れる摩訶不思議な力だった。

例えばただの何も変哲もない剣を「炎で極熱効果の付着」と想像したとすれば相手を切りつける度に相手は火傷(やけど)を負い1戦に支障が出る可能性があると言う何ともジャーネットが言った通りの最強と言っても過言ではない能力だった。


更にジャーネットに「睡眠欲」を取られたからと言って、それは悪い事だけではなくメリットもある。デメリットは眠る事が許されないという事だが、逆にその眠りを許されないカラダを逆に利用するという手をあるというわけだ。


人は欲が満たされないとどうなるか。

それはその欲を満たされないとこで本来の力を発揮するどころか限界を超える力を発揮するのだ。


僕が望めば相手を沈める事も可能だということ。


この力があれば「王様(キング)」も楽勝にやっつけることが出来るのでは?と考えたが、王様(キング)は倒せても、まだ敵は居るという事で厄介なものもつくということだ。


1番上が王様(キング)だと思っていたが、それは間違いで1番上のトップに君臨する者は光の王、A(エース)の「アレキウス」、闇の王「ムー」。


ふたりは対立をしており、二人のどちらかでも敵に回すと厄介な事になるというめんどくさい事だらけ。


ジャーネット『まぁ、どちらかと言えば「ムー」につくのが妥当だと思う♪「アレキウス」はめっちゃ頭硬くて頑固すぎる秩序を守るぞーっ的な奴だからさ~。それに比べて「ムー」はフワフワしていて天然と言うか……でも戦闘となると一変してチームを率いて仲間思いの優しい奴だからね~♪』


それを聞いて僕もジャーネットの言った通り「ムー」という人についた方がいいと思った。しかし、「ムー」さんに会うのは中々、難しいかもしれないと言うことがわかった。

それはチームの仲間たちに守られており、それを通らなければ会えることはないと言うことだった。



ジャーネット『まっ先にCECIL(セシル)の自由を取り戻すために王様(キング)を倒すのがいい。どっちみち倒せば必ず彼らの耳に届くはずだからね♪』


そういうわけで僕はジャーネットの言う通り、

気を失っていた体をムクっと起こして早速、王様(キング)狩りに出た。


「さて王様(キング)狩りと行きますか♪」


余り気づいてはいなかったが、ジャーネットは意外と戦闘狂でジャーネットと共鳴し力を発揮している僕はジャーネットの感情が移っているのか、戦隊を今までに無いほどに楽しんでいた。


王様(キング)を守っていた騎士(ナイト)をもいとも簡単にザクザクと切り倒して。


その血しぶきの舞ってる中でその音に快感を覚えていた。


兵士「王様(キング)達に伝えろ!最後の試験(ラスト・ミッション)の途中であるディオラが反逆しそちらに向かっていると……っ……ぐはっ!」


「何よそ見してんの?早くそこどいてくれない?死にたいの?」


兵士「……応答を……っ……」



???「…………」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ