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姦才な取引
学校のチャイムが響き渡る。
僕は、教室でHRを迎えていた。
「~出身で、中学校は~です。」
大抵、
こういう所で変な事言う奴いるんだよ。
そう、俗に言う高校デビューって奴。
僕はまっぴらゴメンだけど。
「~ならです、皆さんどうぞ宜しく。」
乾いた拍手と、視線が集まる。
その時、俯いて座る僕を二やっとした
視線が・・・いや気配がした。
その先にいたのは、ニコッと微笑んでいた先生だった。
「初めまして、みなさんの担任を務めます」
彼女は黒板に名前を書いた。
「こころつき ねこです、どうぞ宜しく。」
周囲がざわつき始める・・・。
そりゃそうだよ……名前がキラキラしすぎでしょ。
「ネコ先生って読んでもいい?」
一人の生徒が答えた。
彼女は「黒裂 仁海」
挨拶もハッキリしてたし、
明るい感じの印象。顔立ちも良かったし。
これは、クラスの人気者だね、うん。
すると、先生は。
「いいですよ、馴染みやすい方が受けもいいよね♪」
そう答えた。
という訳で、
これが心月と僕の出会いだった。
という訳で。
起立、礼、着席。




