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恋心

作者: リリーフ
掲載日:2015/09/21

いつからだろう。この気持ちを抱いたのは。

君を見ると、心臓がドキドキするのは。


幼なじみで、一緒に隣で育ってきた

いつからか、君は私の背をとっくに抜かしていた。

小さい頃、私の方が高かったのにね。


でも、高校生になって、気づいたら、話さなくなっていた。


友達以上、恋人未満

縮めたいけど、縮めたくないこの距離。

二言の言葉を彼に言ったら、もしかしたら、縮められるかもしれない。

だけど、もしかしたら離れるかもしれない。


だから、今はこの距離で良いの。







・・・そう、今日の朝まで思ってた。


「あのっ!・・・す、好きです!」


放課後、偶然聞いてしまった。

彼に告白している女の子は、クラスの中で、一番モテている女の子だ。


・・・あれ?なんでだろ、目の前がぼやけて・・・

あれ、涙が・・・



気づいたら、私は、その場所から離れて走り出していた。

走って、走って、急いで家に帰った。





ドアをバタンと閉める。

「う・・・うぅうぇ」


私は、声を出して泣いた。

きっと彼は、彼女を選ぶだろう。


「うぁぁぁあん!」


だけど、今だけは泣かせて。あなたを笑顔で送れるように。

そして、私の思いを、最後、伝える為に。



***********



「なんだよ?話って」


放課後、私は、校舎裏に彼を呼び出した。

まともに話すのが久しぶりで、胸がドキドキする。


「っ、あの・・・さ、っわたし」


「?」


「好き・・・好きだったの!」



彼の顔は、恥ずかしすぎて見れない。私は顔をうつむかせた。


「っ、好きだったって事は、今は違うのかよ」


「だって、・・・付き合うんでしょ?」


「はぁ?・・・誰と?」


「き、昨日、その・・・こっこ、こく、告白」


「・・・断ったよ、好きな人いるからってな」


え?

うわっ

私は彼に抱きしめられていた。



「俺も、好きだ。」


私は顔を上げる。きっと、顔は真っ赤だろう。

だけど、それよりも、彼の方が、顔が真っ赤だった。


「え?・・・え?」











友達以上、恋人未満。

この距離が、縮められて、彼はすぐ隣にいる。


「ほら、いくぞ」


彼は、私に手を差しのばす。私は、その手をとる。



私達の距離は、今、0になった。

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― 新着の感想 ―
[良い点]  羨ましいです。 [一言] 私もそういう風になりたかったです。
2015/09/21 23:21 退会済み
管理
[良い点] 最後の一文が印象的。 [気になる点] 友達以上恋人未満な感じが薄く、「片想いの幼なじみと付き合うまで」の話になっていた。 まあ、この点がない為に、短く読みやすくまとまってたのかも知れない…
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