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7大龍の契約者  作者: シグマ
第1章合宿
7/42

全身痣だらけの勇者達とジャック 魔獣の群れと毒龍(ヒドラ)出現!!

そして、朝になりジャックは目を覚ました。のだが、ジャックの部屋はある集団にとり囲まれていたのだ。その集団とは昨日被害にあった女子達だ。そして、それを察知したジャックは隣の部屋を確認する。それを確認したジャックは隣の部屋は無理だと思い、屋上に転移した。すると、ボコボコにされた勇者達の姿が。そして、その後ろには女子達が。後ろを無理向くと後ろにも。そして、観念したのかジャックはその刑を食らった。


「【絶対防衛】」


と呟いた後のことだが。そして、ジャックはまだ知らない。この後強制労働として魔獣を1000体狩らされるということを。


◆ ◇ ◆


「はあ、あれは怖かったな。で、大丈夫か?お前ら。よかったら回復魔法かけてあげようか?」

俺が勇者にそう言うと、勇者は手を地面につき、頭を下げて土下座しながら「お願いします」と言われたので男子全員に回復魔法をかけてやった。

「だが、俺はちゃんと見れたぜ。ちゃんとこれで録画されていてな皆にも後で見せてーーぐはっ」

雷斗はミーアンに本気で蹴られて壁に減りこんだ。そして、魔導具は破壊され、そのまま何処かへと帰って行った。俺達はそれを見て手を合わせ、こう思った。【ご冥福を】と。

別にそいつが死んだわけではない。だが、一般人だったら間違いなくしんでいたということ。

「な、なんだよお前ら!?俺の方を向きながら手を合わせて黙祷しやがって!?」

雷斗は俺達にそう言うが、俺達はこのまま2分間ぐらい黙祷を続けた。そして、それが終わった俺達は飯を食いに行き、強制労働の刑のそれぞれの役目があるところへそれぞれ向かって行った。

そして、勇者御一行のことだが、勇者を引きずりながら、勇者を殴り勇者をおいて帰って行った。


◆ ◇ ◆


「よし、じゃあ始めようか」


ジャックはそう言い、魔獣が群れているところに飛び込んだ。

『【我に従いしこの世の終焉を望みし邪神よ、我の魔力と彼らの負の感情を糧に、この場にいる生き物全てを殺めよ、死の領域(デスゾーン)】』

すると、ジャックを中心にドス黒い何かが地に溢れて行き、そのドス黒い何かは魔獣に向かって影でできた刀で首を跳ねていく。そして、そのドス黒いものは大型の魔獣だと周りを取り囲み、それを下へ下へと引きずりこみ、胸の辺りに剣でグサリと心臓を抉り取って殺したり、飛行系の魔獣だとその魔獣が飛んでいる下の方に広がって行き、無数の針がその魔獣に向けて解き放たれ無残に殺したり、地中にいる奴は地面を消し飛ばしながら下に影は進んで行き、魔獣を捉えたらその魔獣に向けて光線を放ち、即死のダメージを与えたりしてジャックの元に戻って行った。そして、ジャックの周りには緑色の魔獣の体液と人間と同じ色の赤色の血でできた血の池ができていた。そして、魔獣の死骸はその血の池の中心に聳え立つように積まれ、どれも生きてはいなかった。

邪竜(ダーク)も派手にやったね〜。それともうこの地は使えなくなったな。後でサンドに謝らないと」

ジャックは1人でそう言うと、死骸を渡された袋に入れ、また、別の魔獣の群れの魔力を感知したのでそこに向かって行った。


◆ ◇ ◆

その頃、勇者達は

ーーーーーーーー


「なあ、さっきジャックがいる方で凄い音しなかったか?そして、黒い何かの影も」

勇者がまずこの場にいる皆に告げた。

「ああ、俺も見た。少し見に行かないか?」

そして、フランもそれを見たと言いフランは皆に見に行かないか?と提案した。そして、雷斗達はそれに賛成し、先程までジャックがいたところへ向かって行った。


◆ ◇ ◆

新たに魔獣の群れを見つけたジャックは再度龍魔法を使った。

『【我に従いしこの世の炎を操りし神よ、この神聖なる証を持つ我に従いて、この場にいる闇に取り憑かれた生き物を燃やし尽くせ、業火の鎖】』

すると、火でできた鎖が魔獣の方へ伸びて行き、魔獣の首に巻きついたと思ったら窒息死、巻きついたら窒息死を繰り返している。そして、魔獣はどんどん消えて行ったがそこにとある龍が現れた。


その龍とは、この世を治めし龍(神)に次ぐ準7大龍の火龍、瑞龍、飛龍、雷龍、光竜、闇龍、毒龍の毒龍だった。そして、契約獣の位はSSS級クラス。SSS級は一匹で国を落とせるくらいの位で、それが現れるとその国は大抵壊滅すると言われている。ちなみに、7大龍は、一匹で世界の半分を落とせることができるくらいだ。


『何の用だ毒龍(ヒドラ)

毒龍って確か邪竜と同じく本来ならば魔大陸にいるはずなのだが....どうしてこの大陸に....

『この地は我が治めし領域だ。これ以上この地を荒らすと言うなら容赦はしない』

確かここは火龍が治めている領域だったはずなんだが......火龍はともかくどうして毒龍なんだ?

『じゃあどうしてここにいる。この地は火龍が治めし領域。火龍が言うのならともかく、どうしてそれを毒龍が言う』

『火龍が治めし領域?ああ、つい数日まではな。この地は我が乗っ取っただけだ。何、火龍は死んではない。ただ、とある少女に封印されているだけだ。そんなことも知らんのか?7大龍の契約者よ』

炎龍、領域を乗っ取ることなんて可能なのか?

(7大龍は聖域だから無理だけど、準7大龍は単なる領域だから簡単に乗っ取られてしまうんだよ。にしても毒龍がどうして.....)

『少し訂正しよう。乗っ取ったわけではなく、一時的にこの地を治めているだけだ。そして、我の目的は火龍を救出すること。火龍はイグニス家という一族の長女に封印され、もう少しで力尽きてしまう。その封印魔法は強力で、我ら準7大龍の弱い方だったら簡単に.......』

へぇー。無理矢理封印ねー。なら少し悪いことをしたな。

『で、そのイグニス家の長女は何処に?』

『昨日お前がいたところだ』

あんなかにいたというのか。ちなみに名前がわかったら........

『名は、ミーシャ・イグニス。見つけたら連絡しろ』

毒龍はそういい、何処かへと飛んで行った。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

後、この場に戻ってきた勇者が毒龍の殺気で気絶していたのは別の話。



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