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7大龍の契約者  作者: シグマ
第1章合宿
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Sクラスの合宿へ同行 勇者と俺と真の勇者達

1話2000文字以上予定

久しぶりに炎龍を登場させたあの時から1週間が経ち、俺はミーアンや、ティアやフランの誘いにより前にも説明したが、同行することになったのだ。Sクラスのことだからいいところなんだろうな。ちなみに行っておくが、ティアとフランは男だからな。間違えるなよ?

「合宿というか楽しみだなー」

俺のの横でティアがそう言っている。一体何が楽しみなんだ?

「合宿といえばあれだよな、ジャック」

あれってなんだよ。というか最近こいつら馴れ馴れしくなってきたな。まあ、別にいいけど。

「アレ?」

「なんだわからないのかよ。覗きだよ覗き。男子で女子が風呂入っているのを覗くんだよ。もちろん偽造魔法を使ってバレないようにしてな。先生にもばれないしあれらにもバレない。最高だと思わないか?」

すまん。思わない。社会的に抹殺されるだけだろう。でもさっき思わないと思ったがそれは訂正する。興味はあるが、社会的に抹殺されるのは御免だ。

「話帰るけど勇者って何処にいるの?」

「彼処。彼処で寝ている奴が勇者......あ、起きた」

ティアが言って指差した勇者はこちらへ向かってきた。

「なんかようか?」

「これが終わったら勝負してくれないか?後、ハーレムですか?」

ハーレムって言ったらマジ殺す。

「いいよー。後、ハーレムじゃないんだよねー。本当、悲しよ。だから今日、真の勇者と共に女子達の¥$€3♪を見に行くんだよ。どう?一緒にやらない?」

真の勇者.......確かにそれこそ勇者と言えるが.........

「こいつがやりたいらしいから一緒に見てきたら?」

俺がそう言ったら勇者はティアの近くに行き、2人は何故か見つめあっている。まるで両方、趣味を語っているというかなんというか。とりあえず不思議な光景だ。

「そういえばその宿まで後どれくらいかかるん?」

6時間とかは嫌だな。せめて4時間ぐらいがいいな。あんまり変わらないか。

「後..........ってついた。あそこだよ。ちなみに、あの建物3つに分かれているだろ?その内一つずつが男、女、教員ってなっていて意外と複雑なんだよ。後、風呂はだな、地下にあるんだよ。そして、現在先遣隊が男子棟から風呂のところまで穴を掘っているんだよ。これはな、先輩に毎年知恵を与えられて得た知識なんだぞ」

その先輩も変態なんだね。さぞかし次の日ぐらいに全身痣まみれになっただろうに......まあ、合宿で風呂覗きは男子の変態の中では恒例なんだろうけど.......っていうか先遣隊って.......よく先生に見つからないな。

「なあ、お前らにこの魔導具プレゼントするよ。もちろん俺が作った。これは60分限りだが、相手に気配や、魔力、姿を感じさせない魔導具だ。だが、一つ欠点がある。それは背中にーー「ありがとうもらっていくな。(20個)」ーーちょっと弱点の説明が......」

あいつら弱点の話聞かずに.....あれを使うには背中にとある魔方陣を張らないといけない。その魔法陣は消すことができず、普通に視界に見えており、それに攻撃されると、効力が切れるということが。ま、自業自得だからあいつらの勝手にしておくか。そして、俺も巻き込まれないように周りに厳重な結界を作って部屋ででも寝ておくか。


そして、ジャックは夕食をとり、自分の部屋に入り、結界や厳重に張ってその中で仮眠をとった。


◆ ◇ ◆

その頃、勇者は



「さあ、我らが真の勇者達よ。この我、姶良(あいら) 雷斗(らいと)に続ぎ、幻の財宝を見に行くぞ!!」

「おー!!」

と雷斗達は魔導具を使い、穴の中を進んでいく。ちなみに、ここから風呂場まで後20分かかる。そして、最初の難所が立ちはだかった。その難所とは、急な坂だ。

「我らはなんとしてもその財宝を見つけないとならない。皆よ、自らを犠牲に我らをここに進ませよ」

と、雷斗がそう言うと、皆が協力し合って最初の難所をクリアした。そして、次の難所は地下水渡りだ。

「またまた難所の場に来てしまったようだ。よし、フランよ、例のものを出すのだ」

「わかりました」

すると、フランはとある魔導具の中からでっかいアルミでできた棒を取り出した。そして、そこを雷斗達が渡り、この難所も難なくクリアした。だが、次の難所の攻略は誠に難しいと言われている。何故なら、筋力がないものは熱々地獄に落ち、全身痣だらけの刑になるからだ。

「さあ、皆の者よ。我らは今、伝説の財宝の目の前まで来ている。だが、ここからが勝負所だ。筋力のないものはなるべく来ないよう。ここから先は、底がなく、落ちたら熱々地獄と全身痣だらけの刑が待っている。くれぐれも気をつけて行くんだぞ」

勇者、雷斗がそう言い放ち、最後の難所に入って行った。

(俺はなんとしても見るんだ。俺が変態なことは否定しない。変態だからこそそれを見たくなるんだ)

雷斗はそう思いながら突き進んでいく。すると、最初の脱落者が現れた。そいつは手を滑らせ、周りの男達を巻き込んで下に落ちて行った。そして、下からボキ、バギ、ドコンッって音がなり、それらは外に全部放り出された。だが、彼等は負けない。絶対仲間を売らないのだ。例え10時間の説教と5時間の強制労働が待っていたとしても。そして、次々と脱落者ができてきた。もうフランと勇者、雷斗とティアしか残っていない。

後、これを聞いたことはあるか?

「男キャラは救われない」と。

なんとかティアらも宝を望めたらしいが、残念ながら道具の効果が切れ、魔法によって撃ち落とされた。そして、女子全員に殴られ、廊下に縛り付けられながら悲しく就寝した。


前話少し失敗したかな。

今回のSクラスの合宿編?の流れは


勇者と俺と真の勇者達

全身痣だらけな勇者達と俺 魔獣の群れ 毒龍出現!!

ジャックと毒龍(ヒドラ)。そして、イグニス家のミーシャ・イグニス

復活した火龍、そしてジャックは?



タイトルは変わる可能性が高いです。

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