神聖グラティン帝國戦争3 ジャック対ギール(前編)
最近、英検の勉強で書く時間が…
短いです。何か切りもいいのでこのままで
前編→中編→後編と行こうかと思います
俺はあのクリフだったかそんな感じのやつの指から出ている血を使い、魔法陣を地に描く。
これは本来ならば異世界から勇者を召喚するために使う魔法陣なのだが、ギールという奴を呼び出すにはこの方法しかないので、今、こうしているのだ。
現在、生贄となるものを中心に北、南、東、西に、一つずつと真ん中の一つを合わせて5つある。
それぞれの位置に朱雀や玄武、麒麟などのような伝説の生き物の形をした像を起き、俺は魔力を流し始める。
すると、魔法陣は点滅を繰り返し、やがては完全に光った。その光は天を貫き、天にその魔法陣と同じものが描かれた。
そして、その光は一気に収束し始め、クリフは徐々に塵のように風の吹く方向から消え去って行く。
「嘘だろ!?やめろ!!」
意識の取り戻したクリフはその消滅していく痛みに耐えながらジャックにそう叫びながら呼びかける。
普通、この痛みは神でさえ耐えきれないと言えるのに話せるのを尋常じゃないとジャックは思いつつも続ける。本来、この方法は禁固として登録されている。魔法、魔術、法術、さらに言えばファンタジーもので科学といえば錬金術というものでさえだ。
こんなところで今更錬金術を登場させる気はないので置いておくが、クリフは全身が今にもこの世の塵へと変化しそうだ。血は沸騰し、なくなり魔力はこの源として吸収されている。もはや、クリフの体は精神しか残っていないもので、肉体さえなくなれば自然と消滅するか、新たな生物が誕生するかのどちらかだ。だが、新たな生物が誕生したと言ってもそれを神が許さない。すぐ抹殺されるだろう。
「やめろ!!」
「知らんな」
俺はそう言って一気にその力を活性化させてクリフをこの世から消滅させた。それと同時にギールを召喚した。それを確認すると、俺は魔法陣を消した。
「ここは?…これはクリフの首飾り…………まさか、お前がクリフを殺したのか?」
「殺した?確かにクリフは死んだな。だが、ただ死んだわけではない。魔力と肉体と精神が分かれ、精神以外はお前を召喚するためのエネルギーとして使わせてもらった。
今、お前の目には写っていないだろうが精神体と化したクリフはお前の横でくすぶっているぞ。ギール様、すいませーんってな。笑わせるな」
俺は精神体になってなおまだこの世に存在しているクリフに追撃した。
クリフは、俺の放った魔法により、バチバチと雷を周りに放ちながらそれを俺に跳ね返す。いや、自分の力として攻撃してきた。
「精神体になっても俺に攻撃するか…精神体と言えどそんなことしていたら死ぬぞ?」
俺は精神体になっているクリフの半分ぐらいを消し飛ばし、ついでにとギールの首にラリアットした。
「ぐっ…いきなりラリアットはひどいな」
「悪いか?」
俺はそう言って魔力を手のひらに集中させ、圧縮して行く。
それを見た、ギールは「何のつもりだ?」とか言っているが、知らないなら好都合と俺はギールの方に手のひらをかざす。そして、魔力圧縮をやめ、その圧縮に反発する力でギールの左肩から先を持って行って破壊した。
そして、その魔力砲(仮名)は周りにあった農村を躊躇なく吹き飛ばし、地をえぐり、前方にあるものを制限なく吹き飛ばす。
7つの大罪の契約者であるギールでさえ、唖然としている。
「どうした?そんな動きを止めて?」
「?…なんでもないな。さあ、これからが勝負だ!!ベルゼブブよ!我の目の前にその姿を出現させよ!!」
ギールがそう言った時、忌々しい雰囲気を放っているでかい蝿、ベルゼブブが召喚された。
あー…ネタが…ネタがぁ……
よし、改稿しよう。そうしよう。ついでに文字数も…




