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7大龍の契約者  作者: シグマ
神聖グラティン帝国戦争編
37/42

進級編 とある不思議な島 ステージ、《火山》sideジャック

終業式から、2ヶ月達、進級試験の季節になったイルピー学園では、現在、まさにその試験をどこの国にも所属しない孤島で実施している。

その孤島には、火山と砂漠、平地と洞窟、荒地、ツンドラ地帯に、氷山があり、その理由は神々以外理解していないのだ。

だから、未知数の魔獣がおり、サバイバル経験のある冒険者でも危ないとされるところなのだが、この警備?及び万が一生徒の身に何かがないように、Sランカー冒険者が7人、騎士団が150人がそれぞれ散って監視などなどをしている。だが、何故かジャックのところにSランカー冒険者が3人ついて監視を行っている。今もなお、それが行われている。


「【この世の理を定めし我に従う7つの柱、7大龍よ、我との契約の証を共に展開し、氷の龍よ、ここをツンドラ地帯にせよ、絶対零度】」

ジャックはそういいながら次々と火山を冷やし、魔獣を凍らして殺して行く。

今回、というよりも進級試験はポイント制であり、より多く倒した人が飛び級、進級できるのだ。

ちなみに、ジャックは今、100000ポイント稼いでいる。ダントツでトップである。何故なら…

「ぎゃあああああ俺の、俺の足がぁぁぉぁぁぁあ」などと、殺戮魔法の被害を食らっている人が多数もいるからだ。

だが、進級ルールに妨害は許可されているので問題ない。生徒同士の戦闘のみ、強制転送が可能なので、もうざっと400人は葬られている。

「ミッチーは俺が守る!!」

「リ、リッキー…」

「邪魔だー!!【一閃】」

瞬時に木々で覆われていたところは木々が伐採され、血を吹き出しながら倒れる人々の姿と魔獣の姿が見える。

「ミッチー…」

「リッキー…」

「「一緒に逝こう…」」

だが、そんな場面に今度はフランがやってきた。

「相変わらずやることがえげつない。ん?…(見てはいけないようなものを見たような…あれって****する時の***だよね?何試験中に****しようとしているんだよ…頭おかしいんじゃ)」

フランは何か勘違いしてか草むらから後の行動を伺っている。

だが、同じことをしていた人がもう一人いた。

それは、

「(やっぱジャックの後に宝がー!!最高ー!!こんなもの見られるだなんて!さあ、やるんだ!やるんだ!今から)」

クリュの姿だった。

クリュは後ろに白い服を見にまとった○ャッ○に気づかず、人の○○○を覗いている。

そして、それは叫んだ。

「ゴートゥーザヘル。さあ、俺からのデスなプレゼンツ。【陸破斬撃】」

ジャックがそう言うと、クリュはよけるが、****な奴らは避けられずに本当にいったっぽい。天空にある城も拝めずに。

「クリュ、戦おうぜ」

「いや、やめておくよって危ないな。俺はまだ失格になりたくないんだよ!!」

「成る程。卒業したいという意味につながるのか。だがな、この前の大会で活躍したのは飛び級が認められている。俺やフラン、ティア、メサイアで1年の活躍者だが3年までは飛び級できる。6年の活躍者であるお前も活躍したそうだからまあ、卒業できんじゃね?」

ジャックは逃げようとしても逃げられないクリュを見ながら徐々に近づいて行く。

クリュは後ろにあとずさんで行く。

「あいたっ!」

クリュは後ろにあとずさんでいくと、あるものを踏んで背中から地面に倒れた。その何かとは

「リッチー…」

「ミッチー…」

何時ぞやのジャックが吹き飛ばしたカップルだった。

まだ何故か生きていたのだ。

「リッチー、後で天国で」

「ミッチー…」

「また会いましょーー「まだ居たのか、いい加減2人で天国拝んとけ【地隆成山斬】」」

あの2人は土から隆起してきた山のようにでかい刃の斬撃によって真っ二つになった。その瞬間、強制転送魔法が働き、何処かへと転送されて行った。

「はあ、なんとか処分した……ん?あれ?クリュ?」

クリュはこの間に逃げたのかジャックの視界にはクリュは映っていない。

が、その時

「死ねぃ!!」

「効くか!!」

クリュが降ってきたのだが、ジャックがそのクリュを殴ってまた空高く舞い出した。

「さて、生徒狩りに行こうかな」

ジャックはそう言って山の方へ向かって行った。

____________________________________

ミッチー&リッチーside

「ミッチー…俺たちはどうやら助かったみたいだ…」

リッチーは体を起こして立ち上がった。

「よかった…」

ミッチーは涙を拭き、リッチーと共に今の状況を判断スるために周りを見渡した。

すると、そこにはでかいモニターがあり、ジャックと何者かが戦っているところだった。

まわりは赤い溶岩で満たされ、ジャックとそれは空中戦を繰り広げていた。

「ミッチー…俺達も見に行こう?」

「うん」

ミッチー&リッチーはモニターがある方へ共に歩んで行った。


_ _ _ _ _ _ _ _ _ __________________

「まだ倒れないか…」

「そっちこそ私達の攻撃を食らってビンビンしているとはね」

俺、ジャック・アトランティスは何故かSランカー冒険者3人と戦闘中である。

俺が、生徒狩りを楽しんでいたら突如空から刀が降ってきて俺が弾き返したらこの様だ。

刀俺に降らしたのてめぇの方だろと言ったのにもかかわらずあいつらは話を聞かない。それは、もう殺してくれと言っているような気しかしない。

「一ついう。3対1はお前らの方が優勢になるよな?なら俺も何かを召喚しよう【我に従いしこの世の天候を操る龍よ、我との契約の証、契約魔法陣を共に展開し、互いが許し合い、得た力をここに解放せよ!】」

ジャックはそう言って距離を置き、魔力で剣を作った。

その剣に徐々に風、大気が纏わりつき、その後、風に包まれた大剣へとその剣は進化した。さらに、ジャックの左腕に龍の衣のようなものが現れ、ジャックに融合して行く。

「さあ、かかってこい」

「後悔、すんなよ?」

3人のうちの一人がそう言ってジャックに向かって【光の超級魔法、レーザー光】をした。

「光ね。なあ、知ってるか?当たり前のことだが、光属性の魔法って鏡で反射できるよな?」

「何当たり前のことを…まさか」

「そのまさかだ【ミラー】……だいたいおかしいと思わないのか?何のために俺が光線のスピードをとても遅くしていたという理由が」

ジャックはそう言ってとてつもなく遅くした光線を鏡で弾き、スピードを元の状態に戻した。その光線を近距離で受けたためか、その男の左肩が火傷になった。

「なんだ…あんまり威力がなかったのか…」

ジャックが方を落としていると、肩に火傷をおった男が立ち上がってジャックに近づいた。

「お前何者だ。俺たちの攻撃を弾き飛ばしたりするのは明らか俺たちと格が違う。俺たち的にも学生に負ける訳にはいかないから本気を出させてもらう」

そいつはそう言って無詠唱でジャックの目の前に飛び、剣でジャックの首をはねようとしたが…

ピシッ。パキパキパキパキ…ガシャンッ。

「おいおい。それが本気だとお前らは言うのか?」

剣に魔力を纏わせてただ振り下ろすなんて俺が弱気な技として使っているものじゃねぇか。それが本気とか堕ちたものだな。

ジャックはそう思いながら瞬時に驚いている男の後ろに回り込んで指に魔力を込めてそれを放った。

バゴンっ。

「ぐあっ……」

「まだ終わると思うなよ?【氷の神の使い魔、水を司る龍よ、ここに入江に住まいし、(ワニ)、イリエワニを創造し、かのものをその鋭き牙で噛み殺せ】」

水が急にその男の周りに現れ、徐々のワニのようなものが形づいてくる。

「な、何を!?」

「何って?そんなの決まっている。わからないのか?」

ジャックは男の下に集っている水でできたワニを横目で見ながら言う。

ワニは挙動不審な行動を取りながら男の仲間にジリジリ近づいて行っている。

そして、一匹のワニが大きな口を開け、噛み付いた。それを見ていた男はつい、

「ステラーー!!」とその噛みつかれた人の名前を叫んでいる。その人、ステラは運良くか運悪くかまだ意識がある。

「一発で済まなかったか…【我、この世の理を定めし神王が命ずる。水を司る龍よ、氷の神、氷竜の命を受け、ここに自身のクローンを創造せよ】」

すると、ワニがビクッとなり、停止した。そして、液状化し、徐々に中心へとそれが集まって行った。

色は紅に染まっている。

なので、血の混ざりし擬似水龍となるか…

「ねえ、これが何かわかる?」

ジャックは出血多量で失神しているステラという人を持ち上げ、全回復させてそういった。

「やめろ…」

「え?聞こえないなー」

ジャックはステラという人を魔導具で結晶に包んで行く。それを見た男はやめろと小さく言ったが、ジャックは聞かないふりをしてわざとそういった。

「ま、それは嘘だけど。これは人を結晶の中に閉じ込める魔導具。この中に閉じ込められたものは」

ジャックは言っている途中それを水龍の胸辺りに投げ入れた。

それは、偽物水龍の胸に、ひっつき、偽物水龍は水からゲル状のものへと進化し、その後硬化した。結晶は魔力供給のため、奥の方へと入って行った。ジャックはそれを確認したのち、そして…と続けた。

「この偽物水龍を倒さない限り助からない。時間制限ありだ。20分後に倒せればその女は助かるだろう。俺はその間この子とでも遊ばせてもらう」

ジャックは同い年ぐらいの人に向けて魔法を放つ振りをしてそういった。

それを見た男は"上等だ"と言って擬似水龍に挑んで行った。

次回、ジャック対S級ランカー

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