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7大龍の契約者  作者: シグマ
年越し
35/42

30000PV 5000ユニーク記念 第二章 前半の一場面(あくまで初期)/雪降りの季節

第二章準備的なものです。

「全く。ヴィールン達派手にやりやがったな」

ジャックは荒地とかしたある町の上空にて再び平和が訪れ、心地よい感覚を味わっている。

そんなジャックにある人物がそれに反論するかのように口を開いた。

「お前だってあいつを殺すために国土の4割を焦土や、ツンドラ、砂漠地帯にしただろ?」

「雷斗か……そんなことを言うならお前だってある街を血塗れにしただろうが…」

「まあ、あれだ。おあいこだ」

それを聞いた雷斗は絶対違うな。と、思ったがこのまま平和にことを終わらすために"うん"と頷き、笑あった。



「おい、小僧。いつまでくすぶっているんだ」

物置小屋にこもっている10歳ぐらいの男の子は一向に出てきそうにない。

「…って……あさん…父さ……」

と答えたとしても、言葉にならない言葉で答える。

だが、ジャックには聞こえている。

"だってお母さんとお父さんが……"という風に。

この子は親を亡くしている。

それも、戦争でだ。

本来ならジャックを憎んでいるはず。

それなのに憎まれない。

それでジャックは不安になっている。

ものごとにはいつか、憎しみが生まれる。

ジャックのこの考えは未だ残っている。

「はあ、いいから行くぞ。世界は、広い」

ジャックはその男の子の手を引っ張ってまだ戦争の名残が残っている町並みに出来たギルドへ行った。



「貴方がSSSランカーのジャックですね?ここに勝負を申し込みます」

「勝負を申し込みます?いいだろう」

ジャックはニヤリとし、立ち上がってフィールドへ行った。



「ねえ、ジャック」

メサイアはジャックの横で空に浮かぶ黄色い月を見ながらそう言った。

「なんだ?」

「あの子はもう自立したの?」

それを聞いたジャックは"なんだ、そんなことか"と言って自立したと言った。

メサイアはそれを聞いて安堵し、ジャックにもたれかかった。

ジャックはそれを見て、メサイアをおぶって滞在用テントへ戻って行った。



「この時が来たか……」

「この時?」

ジャックは何か神格化したメサイアを見ながらそう言った。その声を聞いたシェルヴェアはそれを聞き返した。

メサイアは魔獣の群れを刀と思われる白銀に輝いている武器で次々に千切っていく。

「ああ、お前は知っているか?この世の原点に現れた三大英雄と四神を」

メサイア、ジュピター、サターンそして世界龍が四神である。

それらのうち、世界龍以外はその三大英雄と交わり、子を授かった。

その子の子孫がメサイア。

血はだいぶ薄まってきてはいるが、まだ神格化はできるようだ。

そして、その神格化したそれぞれの三家には言い伝えがある。

メサイア、ジュピター、サターンが神格化した状態である遺跡に集まると異世界への扉が開くだろう。という言い伝えが。

だが、この三家はあくまで初代の3神。

今代がこの三家であるとは限らない。

そのジャックの問いに、シェルヴェアは

「知らないな。僕はあくまでこの世界の知識はあるけど神々の歴史には触れていないのでね。だいたい、ジャックも知っているだろう?神でもないただの生き物が神々の歴史に触れると抹消されるということをね」

ほう。知っていたか。

だが、ただ抹消されるわけじゃない。

よくて世界外追放、通常でも転生不可のこの先と言うか自分というものが生まれることがなくなる。

だから、神もそれがないよう、固く結界を張っているが、転生者のみ触れることができる。転生者はどの世界でも嫌悪される存在である。ただーー

(ジャック、これ以上心の中で思っているとなんかまた言われるよ)

…そうだな。


____________________________________


追記 【雪降りの季節となりました】

____________________________________



「えー、この地域の1000年前の歴史を語る。まずはこのイルピー国が建国される以前にあった国のことを話そう。その時あった国はーー」

1-Eの担任であるセーミンは、歴史について生徒に語っている。

だが、生徒達は授業中に睡眠している。

起きているのはジャックとシェルヴェアぐらいだろう。

他の生徒は若干怒っている教師のことを知らずに気持ち良さそうに寝ている。

そして、今日の授業が終わり、その寝ていた生徒の態度をみてついに、激怒した。

「ははは…はあ、寝ているのがわるいんだよ」

ジャックはそう言って校庭で立たされているクラスメートを見ながらそういう。

通常なら立たされていたとしても足疲れたということで座っていたりするものがいるものの、その生徒はそれをすることができなかった。

何故なら、鬼のような剣幕をしたセーミン先生が目の前にいるからだ。


「なんか大変そうだな」


「ああ、にしても寒いな。ジャック、何か魔法であいつらを暖かくさせてやれないか?」

別に構わないな。よし、やろう。


「Я заказываю наш мир является подрядчиком 7 Dalong Ши создал управление этим миром. Он создал пламя продолжает гореть здесь навсегда, независимо от реальности(この世の理を定めし7大龍の契約者である我がこの世に命ずる。ここに永遠に燃え続ける炎を創造し、現実化させよ)」


ジャックはいつも使っている言語とは違う言語を使い、特別な魔法を発動させた。

それは、太陽のように天にとどまり、冷たくなった空気を暖かくしている。

「暖かくなったぞ」

「…そうだな。だが、流石に星を作るとは…」

シェルヴェアは小型太陽を見ながらそう言う。

小型太陽は生徒達やセーミン先生を照らし、輝いている。

だが、この小型太陽といってもせいぜい効力は10分だ。

だからあまり暖まれない。

そんな生徒達にある時、幸運が舞い降りてきた。それは…?

「おい、見ろよ!雪降ってるぜ」

あるモブキャラAがそういった。

「だれがモブキャラA君だ!」

モブキャラA君はそう言ったが作者的にもいちいちこいつのキャラ作るのめんどーだから割愛すーー「するな!」……割愛する。


「雪か…もしや………シェルヴェア、俺は少し外へ行ってくる。どうでもいいことだがな?」

ジャックはそう呟いた後、シェルヴェアにそう伝え、外に出た。


「【加速(アクセル)】」

ジャックはものすごい速さで学園の端っこに向かって走っていく。

(エン、ヒョウってもしかして…?)

(いや、ヒョウはちゃんと僕の横で氷の精霊と戯れて遊んでいるよ)

なんだ。ヒョウじゃないのか…

(ん?いや、確かにここで寛いているみたいだけど上級精霊操って遊んでいるみたい。ジャックの担任の先生の近くで)

……。ってことはこの雪はあいつが原因だな。

ジャックはそう思ってリターンして教室の方へかけて行った。

____________________________________


「メリークリスマス」

氷竜の化身はセーミン先生の怒りを収め、生徒達とでクリスマスケーキを販売したり、風船(アイスバルーン)を販売したりとジャックの苦労を知らずに遊んでいる?

「はい、クリスマスプレゼントだよー」

氷竜がクリスマスプレゼントとして渡しているものは氷石という持っていたら氷属性の精霊と契約しやすくなるという魔導具である。

「メリークリスマス」

氷竜はなんども同んなじ台詞を吐き続けるが、氷竜及びグッズの人気は落ちない。

氷竜の周りには女子が大量発生している。

だが、そんな氷竜をよく思わないものがいた。それはーー

「メリークリーー「ちっ」」

氷竜目掛けてナイフを投げている男子諸君である。中には、契約獣で対抗するものや、雷龍で対抗するものもいた。

だが、所詮雷龍も氷竜よりはよわい。

「くそう…どうしてこんなひょろひょろっとした下級精霊に俺の雷龍が…」

雷龍の契約者、クリュは紅いコート?を見にまとったサンタクロースに化けた氷竜の操り人形を睨む。

そんなクリュをみた氷竜は嘲笑する。

「くっ…」

「ふっふっふ…」

ある笑ながら怒っている人物はクリュの肩に手を置いた。

「お前はーー」

「メリークリスマーー……いやーあのーこれは少し事情がー……誰か助けーー「Я заказываю наш мир является подрядчиком 7 Dalong Ши создал управление этим миром. Он создал пламя продолжает гореть здесь навсегда, независимо от реальности(この世の理を定めし7大龍の契約者である我がこの世に命ずる。ここに永遠に燃え続ける炎を創造し、現実化させよ)」」

じゅう…

氷が溶け、それは水になって小型太陽にあったって瞬時に蒸発した。

氷竜の操り人形は徐々に蒸発していき、直ぐに消滅した。

「勇者が降臨したー!!」

「ブーブー」

などと男は喜び、女は親指を立ててそれを逆さまにし、死ねというジェスチャーをし始めた。

「煩い!!」

はあ、後であいつの服を血で紅に染めてあげようか……にしてもあいつなんであんなに人気なんだ?


ジャックはそう思いながらも寮へ戻って行った。


この世の理を定めし7大龍の契約者である我がこの世に命ずる。ここに永遠に燃え続ける炎を創造し、現実化させよ

Я заказываю наш мир является подрядчиком 7 Dalong Ши создал управление этим миром. Он создал пламя продолжает гореть здесь навсегда, независимо от реальности

ロシア語です。

後の正月、ハロウィンは別の時に投稿します。追記 クリスマスもべつにやります。


次回、亡国の王女、レーミン登場!レーミン対ジャック


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