表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7大龍の契約者  作者: シグマ
第1章 校内・国内大会編
21/42

イルピー魔導学院vsレトピア魔導学院 時と空間を司る者vs7大龍の契約者

俺、ジャック・アトランティスは昨日、ガーネ剣術・魔導学院との勝負を終え、現在、俺達の通う学校の特殊フィールドにて決勝戦の開会式をやっている。今回の対戦相手は"時と空間を司る者"がいるというレトピア魔導学院だ。


その時と空間を司る者の能力はそのなのとおり、時属性と空間属性で魔法は停止、再生、逆再生、2倍速、3倍速、4倍速、転送、転移、時空間移動、時渡り、空間転移がある。ここで時と空間を司る者の魔法の力を説明する。


停止…自分より弱い者に対して働く力。また、自分と同等の力を持つ者までも停止させることができる。が、制限時間は5分だ。


再生…停止の魔法の行使中であろうが、その魔法を中断できる。また、不死者の力を無力化できる。


逆再生…相手の年齢を過去に対して自由に変えれるが、自分の年齢もその2分の1の速さで過去に対して変わっていく。


2,3,4倍速…自分の行動力を相手のn倍にすることができる。また、時の流れをn倍にすることができる。


転送…相手を自分が指定したところに移動させることができる。また、相手の体の部位も移動させることができる。だが、成功率は33,3333.....%


転移…あらかじめ自分が指定しているところの座標へ移動できる。


時空間転移(時空間移動)…過去、未来を自由に行ききでき、さらにはその空間内だったらどこでも自由に転移ができる。


時渡り…時空間移動の空間の能力がないバージョン。


空間転移は時の移動はできないが、空間に対することの移動は可能。


これが主な説明となる。ここでこの話を終わらそう。


ジャックは今、開始の合図を待って線上で整列している。


『只今から、決勝戦イルピー魔導学院vsレトピア魔導学院の戦いを開始します。開始まで後1分です。それでは』


放送が切られ、カウントダウンが始まる。

そして、カウントダウンが5,4,3,2,1ーー0となり、勝負が始まった。


「クリュ、(とき)空間(くうかん)(つかさど)る者がいるが大丈夫ーーッ!危ない」


早速、時と空間を司る者はジャックを攻撃したが見事ジャックに防がれた。


「防いだか」

それはジャックにそういった。

「ってことはお前は俺以下だな。どうだ?最後に2人でやりあわないか?」


ジャックは時と空間を司る者にそう提案した。そして、そいつはそれを受理した。


「いいだろう。開始は両軍ともに1対1になった時でどうだ?」


「いや、代表以外がいなくなるまででどうだ?」


「わかった。じゃあせいぜいやられないことだな」


時と空間を司る者はジャックにそう言って別の方角の方へと向かって行った。

「さあて、殺るか」


ジャックはそう言って走って相手のいる方へ行き、早速

「【身体強化・特】・【加速(アクセル)】」

身体強化と加速を使い、相手の顔面に己の拳をつきだした。

すると、相手はホームランのボールみたいに綺麗に吹き飛んだ。


「よし、皆!まとわりーー」


あれれ。拳が突き刺さっちゃった。


ならあれだ。投げる奴だ。

「よし、今からお前らの仲間投げるからちゃんと受け取るんだぞ」


ジャックはそう言って近くにいる奴らの頭を掴み、別の相手がいる方へと投げて投げて投げまくった。


そして、それらは顔面サンドイッチや、お互いに逝ったり、男と女でぶつかった場合では.........なことになっ....や、人間ホットドッグやら。


「ふははははっはっはっはっはっ」


ジャックは変な笑をしながら人をゴミのように投げらゴミのように投げーを繰り返している。


そして、ジャックは時と空間を司る者以外の人を一人で片付けると時と空間を司る者の仕事を終えるのを待った。



◆ ◇ ◆

「【我、時と空間を司る魔術師、ソーマがこの空間に命ずる。ここ一帯の時を止めよ、停止】」


ソーマが唱え終わると、魔導装備を取りだし、問答無用に動けない生徒を斬りつける。


ズシャンッ。


「やっぱり便利♪再生」


すると、時間が元通りになり、切られた生徒は一瞬にしてごっそりと強制転送された。


「さあ、お前らに地獄を見せてやろう!!【我、ソーマが仕掛けし罠をここに解放し、我が敵を串刺しにせよ】」


ソーマが唱え終わると地面から幾つもの棘が凄まじい速さで突き出してきた。


そして、数千単位でイルピー魔導学院の生徒はいなくなる。それから数分が経ち、僅かに残っていた生徒のほとんどは棄権した。


◆ ◇ ◆


「ようやくか......」


あれから1時間も経っているんだぞ。あー待つのつかれた。


「申し訳ない。さあ、対戦権をかけた戦いをしようじゃないか」


「ああ、じゃあこのコインが下に落ちた瞬間からな」


ジャックはそういい、普通に天へコインを飛ばした。

そのコインは幾度と回転し、地面にチャリンっと音を立てて落ちた。


「【我、時と空間を司る者、ソーマがこの空間(世界)に命ずる。我の行動力をこの理で指定してある3倍まで引き上げよ】」

ソーマはそう言って自分の行動力を3倍にした。


「ほう。そうきたか『【我に従いしそれぞれの役割を持つ、7つの柱の神、7大龍に命ずる。この神聖なる証を展開し、この世の理、第9条を発動する。理を改変させし者、時と空間を司る者、ソーマに主神からの鉄槌を下し、ここにその能力の効力を失わせよ、封魔陣】』」

ジャックは神魔法を使った。すると、ジャックの頭、各契約龍の魔法陣にもう一つの魔法陣が浮かび上がった。その魔法陣はすぐに自動展開され、その魔法陣から光を放つ。その光はジャックの右手に集まり始めた。


「【我、時と空間を司る者がこの世に命ずる。この空間を歪め、ここに火山から吹き出しもの、溶岩の流れをあらわし、火砕流を発生させよ】」


一方ソーマは別の魔法を発動させた。.......が何も起きなかった。

「間に合ったか」


まさか理魔法(神魔法)を使わせられるとはな。だが大丈夫だ。奴の能力(スキル)は俺が預かった。あの能力最大レベルになると本当に恐ろしいからな。今のうちに消させてもらった。


ジャックは神魔法を発動し、ソーマの身体全体に魔法陣を描いた。それは数秒光輝いたが、その光はやがて白色から茶色に変化して、黒色へと変化した。


「今、お前は力が使えないだろう?」

使えたら怖いわ〜。利かないのは同じ条件になったものぐらいだな。


「何をした!?」


「お前は人の質問を無視するのか.........まあいい、お前の能力は存在はしているが、効力を95%失わせた。何故こうなったかわかるか?『お前が理を無理矢理変えた』からだ。それをどうにかしてしまうと滅ぶ」


この滅ぶとは自分の身が滅ぶということだ。

こいつにはわかるかわからないが。


「まあ、そんなわけで時と空間以外の効力は消したわけだ。これからは本当の時と空間を司る者になるだろうな」


時と空間を司る者というくらいなら時と空間だけでやりやがれ!!


ジャックは心の中でそう思うと左手にドス黒い何かを出現させた。


「これが何かわかるか?」

わからないだろうな。これは壊れた世界の一部だから。直したけど。まあ、それに変わりのないものだからいいんだけどね。俺はこれを人差し指と親指で握りつぶしたり引き伸ばしているけどそれを一般人がやろうとすると、触れた部分が吹き飛ぶというそれはそれは'.....を食わせたらどうなるだろうな?ってことだ。

「わからないよな。ほら食え」

ジャックは自分の手にある黒い物体をソーマの口の中にいれた。すると、何も起こらなかった。が、それをソーマが噛んだ瞬間、

ボフッ。と、ソーマの口から赤い液体と黒い煙がもくもくと出てきた。容量(キャバ)オーバー。

つまり、フィールドの力の域を超えた。


そして、ソーマは赤い液体で池を作りながら倒れて行った。






※この後、ジャックはソーマに対して閃貨3枚を払い、ソーマの治療は無事成功した。





時と空間を司る者…本当は別の作の主人公として使おうと思っていたけどあまりに攻撃魔法が少ないからやめました。そのかわりにこの話だけ?に使いました。少しってか大分おかしいことになりましたねー。後ほど改稿しなければ。


書き溜め約25000文字

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ