プロローグ いきなり絡まれたジャック
足いてー
俺の名前はジャック・アトランティス。俺はこの世界を治める7大龍の契約者だ。俺は今、イルピー国立魔導学院で一年間無料キャンペーン中と聞き、イルピー国へ7大龍の炎龍と氷竜と天龍と聖竜と邪竜と神龍と地龍と共に向かっている。由来は....まあ、見てわかるだろう?
話を戻すけど、入学試験まで後2日、到着まで後10分と龍魔法の練習時間が.....ちなみに、契約獣は天龍の使い魔グリフォンの使い魔の魔力で生まれた風の最下級精霊(試験限定だが。偽造工作だ)とまあ、そうしておく。何故なら、俺が最近姿を消した"7大龍"の契約者だとしれたらそれはそれは楽しい......悲惨な出来事が起きるだろう。後、一応それぞれの使い魔は俺のでもあるから情報収集の時に利用させてもらっている。
◆ ◇ ◆
「もう昼か」
ジャックはベッドの上でそう呟き、昼飯と言うなの朝食を食堂に食べに行った。
「お、あんちゃん朝来ていなかったが、もしかして寝ていたのか?いいなー、冒険者というのは気楽で」
「いえ、俺はイルピー国立魔導学院に入学するためにこの国に来たのです」
まあ、一応冒険者だけどさ。唯一のSSSランカーだけどさ。今は休暇中として休んでいるけど。そういえば、ギルドってこの国にあったけ?確か東、西、南、北国には一つずつあったんだよな。そして、別大陸のそれぞれに一つずつあったなでもこの大陸は.....
「イルピー国立魔導学院か.....やめといた方がいいぞ。あの学校は物凄い才能があったとしても、契約獣と契約していてもくらいの低いものは平気でしたのクラスに落とす学校だ(嘘だが。成績いいじゅんに選べるだけだ。まあ、あえて悪くするやつな多いけどな。さて、こいつはどういう反応だ?)」
「いや、だからことじゃないですか。クラスの高い契約獣と契約してしたのクラスを見下している野郎どものプライドを潰すことができるというとてもいい機会じゃないですか(望んでクラスなんて変えれんだよ。俺はわざと低い方に来たがな。ま、これを選べる特権を持つものは試験で1位の人だけど)」
だいたい俺はこのために来たんだよ。人のプライドを傷つけるために。それがもう楽しくて楽しくてしょうがないクライ二。
「あんちゃんいい趣味だな(やっぱりか。まあ、楽しいからやってんだろう。って言うかもっと他にも考えているだろ!?)」
「ありがとう。そんなことよりこれを頼む」
俺はそういい、メニューに書かれたところを指差した。すると、それ持ってきてくれた。でも、味は美味しいとも不味いとも言えなかった。
それを食い終わった俺は準備を整え学校へ向かった。
◆ ◇ ◆
そして、学校に向かったジャックは入学式を終え、教師の話を聞いている。
はあ、それにしてもどこの学校も校長の話は長いんだな。そして、どうでもいいじょうほうだけど、校長の頭のてっぺん禿げてた。本当にどうでもいいんだけどな。
他にも俺の隣に座っていた女子がブスだったり、前に座っている奴からやけに異臭が漂ってきたり、別のクラスの人のことだがハーレム状態になっている奴がいたりした。リア充め。いつか、いつの日か殺して殺るからな。にしても、この教師若すぎんだろ!?
「ジャック・アトランティス。ちゃんと話を聞いているのか!?今寮についてのことを説明している。聞きそびれたかと言っても2度は言わんぞ」
おっとセーミン先生に怒られてしまった。
「申し訳ございませんでした。以後気をつけます」
「よろしい」
って言うか俺寝ていないんだけど.......さっきの俺の状態寝ているように見えたのか........
「じゃあ、次は自己紹介だ。本当は名前順にしようと思っていたが、最初はこのさっきまで寝ていたジャック・アトランティスに任せよう」
嫌だ。絶対に嫌だ。けど、みんなの視線が.....仕方ない。簡単に終わらして詠唱の練習をしなければ。
「俺の名前は先程先生がおっしゃた通り、ジャック・アトランティスと言います。契約獣に関しては言いませんが、得意なことは魔法と体術です。まあ、これからよろしくお願いします」
敬語面倒。さてと、龍魔法詠唱は確か炎龍は【この世の炎を操る神(龍)よ、この神聖なる契約証を持つ者、我の魔力を糧にこの世を焼き尽くせ、破滅の炎】だったな。そして、氷竜と聖竜と地龍は少し最初と最後の文章が変わるだけ。天龍は【この世の天候を操る神(龍)よ、この神聖なる契約証を持つ者、我の魔力を糧にこの世界の天候を乱せ、破壊されし世界】で、邪竜は【この世の終焉を望む者よ、この邪悪な証を持つ者、我らの負の感情と魔力を糧にこの世の全てを闇に染めよ、世界破壊】で神龍は........まあ、無詠唱でできるしまた今度にしておこうかな。よし、現実に戻ろう。
「これで自己紹介終了だ。寮申込者は今すぐ職員室に来ること」
職員室って何処だ?.....先生について行けばいいだけのことか。
ジャックはセーミン先生の後をついて行った。
◆ ◇ ◆
「お、ジャックか。寮のことか?」
「はい」
「鍵はこれだ。後寮についてのことだが、1年金貨50枚いるのだが用意出来るか?それと寮はそこのでかいマンションあるだろ?それが寮だ」
ふん。余裕だな。金貨50枚なんて俺がギルドにいたとだったら30分で稼げたわ。
「料金はいつだすのですか?」
「部屋に設けられているからそこに入れれば大丈夫だ。質問とかないな?」
「はい」
ジャックは職員室を出て、校庭に出た。
はあ、職員室あまり行きたくなかったんだけどなー。後、流石に初日絡まれることはないかな?まあ、その場合でも相手してやるけどな。フルボッコにしてやんよ。
「おいフラン、彼処にEクラスの奴いるぞ。少しカツアゲしに行かないか?」
「ティア......いい案だな。絡みにいこうぜ」
んー。丸聞こえだよ。さてと、俺の第1、2番目の犠牲者となってもらいますか。
「おい、君。(劣等生)ちょっと金かしてくれ(寄越さないと殺すぞ)んか?家賃が少し足りなくてな(これからショッピングに行きたくて自分の金使うの嫌だからな)」
あー後から凄いことを言っているような......確かこいつSクラスだよなあ。なら一丁権が売って喧嘩買ってもらうとしよう。そして、全校生徒の目の前で恥をかかせてあげよう。
「あ?誰が貸すか。どうせカツアゲに来たんだろ?丸わかりだぞ?」
「てめぇ。劣等生の分際でそんな事を言っていいのかな?俺らはノース国の侯爵家の長男とノース国の伯爵家の次男だぞ?」
だからどうした。お前らが弱いってことは知ってんだよ。クズが。
「それが?ノース国?ああ、古代語で言うと北国ね。そんな国あったけなー」
俺がそう言うと、フランだったかそいつが「劣等生の分際で........絶対殺してやるからな」とかと呟いていたが無視をした。っていうかそれって絶対負けるパターンじゃね?
「よし、じゃあ決闘だ。明日の午後3時に第1フィールドに来い。そこでお前がどんなことを仕出かしたか教えてやるよ。じゃあな(其の後、俺は彼女とデートするんだ!)」
ちっ。今日やんねーのかよ。ま、明日あいつのプライドをギタギタに出来るのだ。ちょうどいい機会だ。後死亡フラグ立てんなー。
ジャックはそう思いながら寮の自分の部屋に入って
「明日は楽しそうだ」
と呟き、就寝した。