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7大龍の契約者  作者: シグマ
第1章 校内・国内大会編
19/42

国内大会予選 VSイルピー魔導学院 戦争?みたいなもの各地で勃発

ピピピピピピピピ.....

静かで暗い闇に包まれた部屋で何かしらのアラームが鳴り響く......

ピピピピ

アラームが何者かによって切られ、それは起きてこう独り言を言った。「夜襲か.....少し俺らが撲滅しに行くとしよう」

それは寝袋から這い出て、関節を鳴らしながら立ち上がった。そしてそれは、窓を開けて下、屋根に飛び降りた。

「じゃあ皆、殺るよ。クリュとメサイアは右、フランとワーミンは左、俺は真ん中を行く」

「わかった。でも無理をするなよ?ジャック」

何者かとはジャックのことだった。ジャックはそれぞれの代表に指示を出して戦闘態勢をとって戦乱の中に飛び込んだ。


「さあて、相手になってやるよ!!【加速(アクセル)】」


ジャックは加速して敵がいるところに突っ込んだ。そして、不細工顔には手を抜いてイケメンには本気で拳をかまして相手を蹴散らして行く。

「ひぃ......こっちに来るな..!来るーー」

バゴンッという音を立ててそいつは地面に倒れた。魔力切れだ。このフィールドはダメージを魔力消費に置き換えられる。だからジャックの攻撃をもろに食らったものは倒れこむのだ。そして強制転送される。

「悪魔が!!人の形を真似て我らを油断させやがって!!人の形をした悪魔よ、ここから立ち去れ!.....立ち去ってくれ〜....」

などの悲鳴等を出すものがどんどん増えて行く。後、ジャックは若干ではあるがキレている。何故なら夜襲などというせこい方法を使ってきたからだ。他にも声がうるさいこともあって集中できないだとか。

「さっきからぎゃあぎゃあうるせーんだよ!!そんなにも殺して欲しいのカァ?なんなら頃してやるよ、今すぐにな!!!『【我に従いしこの世の光、希望を与える神よ、この申請なる証を持つ我の命令を聞き、ここに希望とはかけ離れた現実を容赦無く見せつけよ!!】』」

ジャックが唱え終わるとそれはすぐに効力を発揮して希望を持っていた人の心を打ち砕くことができた。ジャックの狙いは廃人にすることだ。

「さあ、苦しめ!!叫べ!!だが、それを聞いても誰も助けてくれないことを教えてやる!!『【我に従いしこの世の大地を操りし神よ、我と結びし契約をもとに我の指示を聞け、ここに空間を揺るがし大地の揺れを実現し、我らの敵の感覚器官を1時的に崩壊させよ、空振】』」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ。

すると、地震のようなものが此の場一帯に発生し、それは空間、この空間にある全てのものを揺るがした。そして、それを食らった敵は一時的ではあるが感覚器官が麻痺をし、上下左右などの感覚が一切わからなくなった。他にも、視覚、嗅覚、味覚、触覚、それらを脳に繋ぐ神経すらもやられたため、よっぽどのタフじゃない限り耐えることができなくなった。

「お、意外に耐えているタフが5人もいたか.......えーっと、これは護衛騎士5人か。それもこの国のお姫様の。じゃあ護衛騎士が紛れ込んでいたわけカァ。これでこの学院は壊滅できるかと思ったのになぁ、まあいいや。ここでトドメをーー「させないわ」....あ?誰だてめぇ」

ジャックはようやく役が終えれたと思ってトドメをさそうとしたが、防がれてしまった。それによってジャックは再度キレてもう一度大きい魔法を展開させようとしたが、本人さんが出たみたいかそれはやめたみたいだ。

「私の名前はレミア。この国の第一王女。そして今はさっき貴方に軽々しく潰された子たちが通う学校の生徒よ」

それは知っている。だが王女様軽々しく名をな乗ってはいけないでしょう?それに....

「にしても弱いですねぇ。貴方のいる学校の生徒は。よくこれで世界大会の本戦に残れたなぁ。と思います」

「弱い?いえ、決して私達が通う学校は貴方が通う学校よりも弱くないですわ。貴方達5人が規格外なだけです。特に貴方の場合だとこの世を滅ぼしてしまうくらいの....」

滅ぼすねぇ。できないことはないけど滅ぼすとあいつらと敵対するかもしれないから嫌なんだよなぁ。だいたい俺は今を楽しんでいるし.....

「失礼な。俺はそこまで弱くありませんよ。そんなことより、棄権しますか?」

「そうさせて頂くわ。じゃあ私達は棄権します。のでこれを」

ジャックは正真正銘の本物のフンミン魔導学院の降伏札を受け取った。

「じゃあ、消えよ、棄権しものよ」

ジャックが唱えるとレミアも強制転送されて行った。

ちなみに、まだ戦いは終わっていない。

それはジャックも重々知っている。何故なら......

◆ ◇ ◆

「クソ!!きりがねぇ別の校の奴もいたのか!!ワーミン、今すぐ水酸化ナトリウム水溶液を用意してこの穴に水とそれを投入しろ!!そして其の後俺が電気分解する!」

やったー皆理科の時間だよ!......ああ、俺のキャラ崩壊してきた.....

「化学の時間かおい!こんな世界にあるわけねぇだろうが.....いや、あったな勇者にこんなもんもらってた」

ワーミンはバックから水酸化ナトリウム水溶液が入っているガラスの器を取り出した。そして、それを穴の中にじょろろろろろっと流し込み、そこに水属性の魔法で追い打ちを入れた。ワーミンは知らないが、この時、穴の中は大惨事であったのだ。空から水酸化ナトリウム水溶液(原液)が降ってくる。すると、それが頭に付着する。皮膚溶ける。キモいことになる。ということだ。別に残酷ってほどではない。

「じゃあ、お願いします。クリュさん」

ワーミンがそう言うとクリュは

「わかった。じゃあ【我に従いしこの世の雷を操りし竜よ、この神聖なる証を持つ我の命に応じ、ここに龍すらも焼き尽くす(いかずち)を落雷せよ、雷光】」

と唱え、穴に向けて雷を幾つも落として行く。そして、どんどん地中が悲惨なことになって行く。もろに落雷を受けた人に接していた人に感電し、それがどんどん広がって行き、なお、水中からも電気が回ってきてそれで感電。もうこれで不意打ちをしてきた軍勢3000(全員)のうち半数は倒れて、強制転送されている。そうこうしているうちに水が電気分解され、うまいようにクリュがコントロールし、うまいように酸素と水素が地中の中で混ざり合った。

「じゃあそろそろ?」

「だな。【火玉(ファイヤーボール)】」

ファイヤーボールは穴の中に落ちて行き、ついに発火した。

ボガンッ。ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ、バキバキバキバキドガンッ。(グシャリッ)

ボガンッ。まるでそんな音を立てて爆発した。その影響でその上に立っていて避難していなかった少しの残り物と共に、土砂は崩落し、生徒達を飲み込んだ。そして、生き埋めにされた人達は強制転送されてさようならになった。現在、イルピー、グレマン、ガーネ、レトピアが残っている。この時、ようやく本線に立ち会うことができる校数に達したため、まだ2日目になったばっかりではあるが、予選は終了した。





たまにはジャック以外にも見せ場を!!


この世界の技術と言うか科学と言うかは医療技術は魔法でやっているからあまり進んでいない。金属加工技術は地球よりも進んでいる。なんたって錬金術師がいるくらいだからね。交通は船のみ。ただしイージス艦などの戦艦系はない。

この世界には化学は全く。

水酸化ナトリウム水溶液とか塩化ナトリウムや、塩酸などは存在している。

次回、イルピー魔導学院VSガーネ剣術・魔導学院

次回は長め

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