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7大龍の契約者  作者: シグマ
第1章 校内・国内大会編
16/42

第1学年対第3学年 前半 第一学年会議と第三学年代表の闇

パーティー等が終わった俺は早々会議室に駆り出された。


「これが私が持ってきた資料です。第3学年、リーダーはあの禁固魔術使いで有名なPTに所属している、レミー。能力は死者を1時的ですが操ることができるという力があります。ほぼチート君って言っていいほどですね」

と、シャイナ・メサイアはそれぞれの代表に説明をした。


「質問等ありませんか?はい、ないですね。次はジャックさんお願いします」


えぇぇぇ!?何故そこ俺にふる!?

ーエン、聞こえるか!!今すぐ死者蘇生能力者の情報を収集せよ!!


(それは僕の専門外ですよ。ダーク、邪竜に聞くのはどうでしょう?彼、あれでもたまに死んだ魔王操って犯罪者を無惨に殺してますし)


ーえ?あいつそんなことやってんの!!?

(あ、メール来た。死者蘇生の弱点は塩、海水だってさ)


ーメールってそんなものこの世界に存在しないよ。念話だろ!念話!


ジャックと炎龍が念話で口論をしていると、ずっと黙っているジャックを見てワーミンがジャックの肩に手を乗せてーー

ーー殴った。

ジャックは鈍い音を立てながら会議室の外に飛んで行った。が、飛んで途中、態勢を整えたため、窓を蹴って無事に帰還することができた。


「何すんだよこの雑魚が!!」

「あ?だまれEクラスの劣等生が」

「ほう。そんなこといっちゃっていいんだ?」

「すいませんでした!!早く資料読んでくださいな」


おっとそんなことだったのか。普通に言ってくれればよかったのにこのクソ兄貴。


「申し訳ないが、俺は資料を持ってきていない(そんなことは聞いていない。この会議考えた奴出てこい。今から貴方の体とおさらばさせてあげますから)が、俺はある情報を述べよう。死者蘇生体には弱点がある。それは海水、塩だ。いや、あのあれなんていうのか知らんが葬式の後お塩もらうだろ?あれが弱点だ。他にも聖水だな(とある聖域から湧いてくる水です。最高級の薬に使われたりします)後は光属性と火属性、陽光属性だな」

とジャックは若干この会議を考えたやつを殺したくなる衝動になりつつも簡単に述べた。


「あの、質問なんですが陽光属性とはなんでしょうか?」


え?しらないの?バカでしょ?


「まずこの中で陽光属性がわからない人?」

ジャックは会議に参加している人に尋ねて見た。

すると、Cクラスの代表が手を上げた。

「..........一つ言う。それはお前が馬鹿なだけだ!!」


「非道いですねぇ。じゃあ私からもあな...貴方に対して一つ言うことがあります」


メサイアは貴方に対しての貴方の部分から地味に顔を赤くしながらそういった。


「なんだ?」

「それはーー」「陽光属性を知っている奴が悪いんです。か?」


ジャックは先読みをしてそう言う。そして、メサイアは何故わかったんだ!?的な顔をして言う。


「あんなぁ。陽光属性というのは火属性と光属性の混合属性だ。そんなことを知らずによくこの学校に受かったもんだ」


全く。その属性知らない奴がまだいたのか。

「.........Eクラスの人には言われたくない....」

とメサイアは言ったがジャックはこう返した。

「....Eクラスで知っていることを知らないお前はEクラス以下だ。つまりお前は頭脳でも戦闘でも俺に勝てないわけだ。そんな雑魚には言われたくないな。お前は自分が不利な状況になったら俺のことを劣等生と呼ぶが、寧ろお前の方が劣等生だ」と。


そして、メサイアは言い返せなくなったのか反抗をやめ、黙り込んだ。


「まあ、あれだ。これで会議は終了。水属性のもの以外解散。各代表は水属性保持者を連れてくること。また、各代表は塩を買ってくること」


ジャックはそれだけ言って会議を解散させた。

◆ ◇ ◆

「お、ようやく来たか。お前ら遅いぞ」


もう1時間経っているじゃないか。どんだけパーティー楽しんだんだよ。俺にもその幸せな気持ち分けろ!!


「すいません。で、僕達に何か用でも?あ、それと塩買ってきましたよ」


「ご苦労。じゃあ作戦会議Ⅱをするぞ」


とジャックが言ったが周りは何故か2(ツー)の言い方がカッコ良く思えたのかツーツーいいまくっている。そして、ジャックが説明し始めるとみんな黙った。


「塩の使い方だが、このようにして水魔法に混ぜて使ってもらいたい。だが、普通のやつにやっても何の意味もないからな?死者蘇生された奴のみしろよ?後、質問等はそこに置いている資料を見てからにするんだ」


死者蘇生なんて能力持ちやがって。どうせゾンビを持っていたとしてもせいぜい魔獣の死体を蘇生して攻撃道具にしているだけだろう。あぁ、無理矢理術で蘇った人とかってどんな風に思っているんだろう?


覚悟を決めて死んだ人はよくやく死ねた。けど生き返った。複雑な気持ちになるだろう。

武をもっときよめたい。

または何かで最強になってやるという意思があったが寿命でしんでしまった人は喜ぶ?まあ、どちらにせよまだ俺には関係ないからいいけど。


「あー質問ありますか?」

よしないね。


「質問がないみたいなのでここで会議は解散となります。各代表の方、ご苦労様でした」


ジャックはここで会議を終わらせ、自分も寮に戻って行った。


◆ ◇ ◆

「やっと来たわねレミー」


ある漆黒の闇の部屋で謎の人物がそう言った。


「やっとってまだ30分前じゃないか。遅刻はしていない。だからいいだろう?ミレルヴァ・アトランティス。いや、魂喰い(ソウルイーター)のミレルヴァって言ったほうが?」


レミー.....第三学年の代表は言い訳しながらミレルヴァ....ジャックの姉に言った。


「ところで例のものはできているのかしら?」


「心配入りませんよ。なんせ禁固魔法使いの俺ですよ?この俺を舐めてもらっちゃあ困るねぇ」


ふっふっふ俺はこう見ても組織の中で第二位だからな。え?組織って何?あーまあ、あれだ。この世界の社会から追い出された人が集まってできていずれはこの世界の崩壊をのぞもうとしている人々かな。


「確かに第二位がこんなもんじゃ困りますわね。ところで、大会の方は大丈夫でして?」


「はい。大丈夫だと思うのですが、第1学年が強いかと。もしかしたら俺よりも強い奴がいるかもしれません。どうしてかというとその中に7大龍級....いや、7大龍以上の凄い何かがいましたから」


あれは恐ろしい。デコピンだけであの人を飛ばすのだから。


「7大龍以上だと?」


「はい。彼の名前はわからないのですが、彼は入学した直後、決闘をやらされています。そして、決闘当日、彼は相手の契約獣、準7大龍を怯えさせ、奇妙な技を使って魔法を消したり、その魔法を別の魔法に変えて相手に返したりしています。また、彼には何かの眷属がいるみたいで魂は奪えそうにありません。彼の魂を奪おうと思えばこの世界はもちろん。この世界とこの世界の周辺、関係している世界は崩壊するでしょうね。彼には謎の魔法?がかかっていましたから」


きっと、きっとあいつは人じゃない。神でもないいや、神だとしてもそれは上級のであろう。だが、神の場合神力を帯びているはずだ。一体なんなんだ!?

はあ、なんであんな奴と敵対しないといけないんだろう。下手したら殺されるどころか消滅させられてしまう。


「そうか。じゃあ其奴は諦める。後、その学院にはイグニス家がいたはずだが経過はどうだ?」


「それが、火龍の封印が解けて火龍は何処かへと逃げ去って行きました」


「封印が解けた.......か。もういい。帰っていいぞ」


ジャックの姉、ミレルヴァはそう言ってレミーを学院にかえさせた。




そろそろ登場率低い奴でも出してみようかな。小話とかに。

一応大会編という纏めとはなっている。

だが、ここはあくまで前編。

中編は大陸。

後編は世界。の予定。

これでおおらかな学園編は終了。

まあ、おまけに修学旅行、文化祭、番外編、進級編とか作るつもりだけど。


明日?はレミー対ジャックです。

レミーとジャックが早速戦うわけなんですが、正直レミーは邪魔なのでここで殺されてもらいますと。あ、ジャックにじゃないよ?


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