ジャックの兄、ワーミン・アトランティス登場!!
どうでもいい話だけど本格的に残酷描写になるの第2章
「何故お前がここにいる!?」
ジャックはその謎の人物を見て今までにない位驚いている。
「お前じゃないよ。ワーミン・アトランティス。という名前があり、君の兄だよ」
何故、兄さんがここに.......あいつは死んだはずだぞ。俺の復讐によって........明らかパートナーとあの世に逝くのを見たはずだ。そんなのあり得ない.........!まさか蘇生術!?あの禁術を使ったというのか!
ジャックが慌てながらそう思っているとワーミンが口を開いた。
「きっと蘇生されて生き返ったとか思っているだろうけどそんなんじゃないよ。君は"冥界龍"という龍を知っているだろう?あの7大龍に慣れなくて一応元準7大龍だった龍のこと。彼、冥界龍に僕はお願いして生き返らせてもらったんだよ」
冥界龍…冥界を守護する番人、龍であり、その力は準7大龍の3龍に匹敵する力を所持していて、冥界に干渉してくるものを潰して行く龍のことで、世界龍を守護する龍でもある。
ついでに、
世界龍…この世界とこの世界の平行世界と別の世界の扉を開き、勇者、魔王を元の世界に帰還させることができる龍。位は神。能力は7大龍の地龍(1番弱いです)に匹敵する力で準7大龍は余裕で倒せる力を持っている。
「で、その冥界龍によってゾンビ化した兄さん何か用?」
「ゾンビ化してないよ!?何か用って、用があるから来たんじゃないか」
さっさと用件言えやこのクソ兄貴が。こちとら予定があって遅らすと俺の休日が減るんだよ!!
「用件とは何か。それはあの時、魔の手からお前を逃すため。って言っただろ?それは誰かいいに来たんだよ。そして、僕は明日からイルピー学院に編入して魔の手を殺しに行くんだよ。ま、そういうことだからよろしくね」
よろしくね(キラッ)ってふざけるな。何がよろしくねだ。
「おっと言い忘れていた。魔の手、それ以前に魔力喰い。という能力はご存知かな?」
「舐めないで欲しいなぁ。それ位くらい知っている。自分以外の魔力を喰らって自分の魔力にする人間のことだろ?それがどうした?」
魔力喰いは寄生能力なんてないし何の問題にはならないと思うけどな。
「今、問題ない。って思っているね。魔力喰いにも制限があるから。確かに制限がある。そして、能力が覚醒することはまずない。だが、覚醒者が近くにいたらどうなる?魔力喰いの覚醒能力は魂喰い(ソールイーター)。これでわかっただろ?そして、魔力喰いの能力を持っている人が君の近くにいただろう?」
俺の近く........あいつか。もし、魂喰いが近くにいたら魂を食われて生き返れなくなり、そのまま消滅。それが困るのは世界の神々。それを止めるために動くのは勇者と魔王。そして、各強者、龍とその契約者。と神。それらが食われたらこの世の破滅。なるほど姉が何かしているということか。
「今、想像しているだろうけどその通り君の姉さ。まあ、僕の妹っていてっても過言ではないけどね。そして、彼女は今、アトランテ国 国立魔導学院にいる。それは知っているよね?後、君は魔導大会というのを知っているかい?」
魔導大会…年に1回ある契約獣、魔導の世界大会のこと。ほぼ毎年っていいほどアトランテ国 国立魔導学院は優勝している。
「もちろん。もしかしてそれでか?やめておけ。お前が指名手配者になられると俺にも害が加わる。そんなのごめんだ」
まあ、俺も既にとある国では犯罪者扱いされているけどあいつらが悪いんだ。だからそこは無視をする。え?何を知ったって?それは俺を無理矢理奴隷に落とそうとした外道の国王がいたんだけど、俺に隷属魔法をかける前に俺の反射の能力で逆くに(笑)そして、王族を斬り殺しまくって貴族も殺して平民だけにして皆平等になってもう民主主義国家になったんだけどね。そんなことよりも何故に放置されてきたんだ?それが第一に気になる。
「何故捕まっていないかというと、謎の力、彼女は科学って言ってたかな。彼女は南の大陸で入手してきたと思われる特殊な装置を腕に巻いていてこちらがてだし出来ないんだよ」
と、ジャックとワーミンが話を続けている最中、漸く雷斗がこの話の内容等を理解したのか口を開いた。
「科学ってこっちの世界にもあるんだな」
「なんだ?お前は」
「俺の友達で異世界人だ」
「そうか。こっちの世界にもあるけどあんまり進んでいないんだよね。せいぜい人工で龍を作れる程度にしか進歩していないんだよ」
この時、ライトはこう思った。
俺達の世界はどんだけ遅れているんだよ!?
と。
「...............」
「え?俺なんか言ったらいけないこと言った?」
yes.貴方は言ってはいけないことを言いました。はあ、あいつ自分の世界の科学超自慢していたのに。あーあ。
「で、それだけ?」
「それだけ。これからよろしくってわけ」
...............そうか。これに一話かけるほどじゃないだろ。久しぶりに2000文字行かずにか?
ジャックは心の中でそう思いながら立ち上がって、ワーミンの頭を掴んだ。そして、笑ながら。
「兄さん。お前のせいで短くなっただろうが!今すぐ一 逝ってこいや!!」
ジャックはそれに魔力を微力ながらも流し、それを武器のように投郷したが、手が滑ってワーミンは湖上空に投げ出された。
「ジャックとおんなじ状態だと?」
「ふっ。頭掴まれたと思ったら天空か?どれだけ痛い思いしないといけないんだよ。ああ、もう少しで天空に浮かぶ島が見えたんだがな....」
ワーミンはそう言ってポトんっと湖の中に落下した。
それは、大きな水飛沫を立てて落ちたとさ。
目でたし目でたし......というのは冗談だ。
「おい、クソ兄貴?どうしてくれんだ?お前のせいで服がびしょ濡れになっただろうが。だから取り敢えず殴らせろ。そして、俺の大事な計画を邪魔した罪として魂喰いに魂食われて来い」
ジャックはゴミムシを見るような目でワーミンを見てそういう。
「断る♪」
「そうか。それがお前の選択なんだな」
俺は手の甲にあるドラゴとの契約証の魔法陣を展開して右腕に神龍の衣を纏った。そして、それを身体強化、武器強化で強化した。
ジャックはそれが終えた後、立ち上がってワーミンの目の前に来て
「ならこれだ」
ジャックは当てる気はないが、その真横スレスレあたりのところにその拳を放った。
すると、辺り一帯で大震災級の地震が起きた。
「外しといた。これで今の俺の恐ろしさがわかっただろう?」
「ああ。以後気をつけよう。だが、これはやりすぎだ」
知らん。
「さて、帰ろうか。雷斗、さっさと用意しろよ」
ジャックはそう言って片付けをし、ギルドによってから寮へ帰って行った。
改稿完了