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7大龍の契約者  作者: シグマ
第1章カナリア湖
12/42

カナリア湖 水鳥の遺跡 青龍刀

雷斗がたこ焼きを食べ終わると、魔車に早く乗り、カナリア湖へ向けて出発した。そして、それから2時間たったある時。ようやくカナリア湖についた。ここでカナリア湖はどんなところかと説明するが、カナリア湖はカナリア国にある、大陸最大の湖でカナリア国の水源ともなっているところだ。カナリア湖には、たくさんの魔獣の種類や魚の種類がいるため水産資源は豊富。水深は約4000mで古代、ここに大きな火山があったと考えられており、湖はカルデラ湖と考えられている。後、カナリア湖は別大陸に繋がっていると噂されているが、その通り繋がっているという根拠は見つかっておらずあくまで噂でとどまっている。そして、鉱物資源は湖の中央にある洞穴から金と銀、そして銅までも産出され、前にも説明した通りだが火山があったと考えられるようになったのはこれからだ。とまあ、いろいろ噂などがあるのだが、歴史上絶対これがあったとされている遺跡が湖に沈んでいる。それは、水鳥の遺跡だ。水鳥は汚い湖を綺麗な湖に変える5大鳥の一角だ。その水鳥は遺跡に封印されているということだ。ジャックがこの依頼を受けた3番目の理由がこれ。それはさておき、ジャックは早速、魔法で自分たちの周りを空気で囲んだ。そして、ジャックは湖に飛び込み下に泳いで行った。



ああ、何もないな。まるで夜みたいだ。にしても、どこにいるんだ蛇君は。


ジャックはしばらく湖の中をさまよっていると、ようやくリバースネークが姿を現した。


(っしゃ。見つけたぞ【7大龍の契約者である我がこの世に命ずる。天地人に命じ、世界の神々にも命ずる。この世の理を一部読み解き、我に瞬速たる速さを実現させよ、加速(アクセル)】)


ドゴッ.......バシャンッ


ジャックは水の中でそういい、加速(アクセル)を使ってリバースネークに向けて拳を放った。すると、それは大きな鳥居?に向かって行った。そして、鳥居は壊されリバースネークはそれの下敷きとなった。


「やばい。何か壊してしまっ........洞穴?なぜに?もしや、水鳥の遺跡か!?」


ジャックはリバースネークを回収し終えた後、壊れた鳥居を見てそう言う。


「ここは、少し調べておこうか」


ジャックはそう言って洞穴の中に侵入して行った。


◆ ◇ ◆

大理石の壁、床、ぽちゃんと、水が滴る音がなる空間。そして、壁に描かれた動物の絵。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

遺跡の中に入ったジャックは周囲を見渡している。


「ここは水の中というのにもかかわらず水は溜まっていないのだな。実に神秘的なところだ。......にしてもここはよく声が響く。大理石とは豪華だな」


ジャックは廊下と思われるところを歩き進みながらそう言う。

「扉....か」

そして、ジャックはある部屋の扉を開いた。すると、そこにキラキラとした刀が刺さっていた。


「青龍刀…やはりこの遺跡にあったか。にしてもこの絵、どう見ても水鳥だな。もしかしてこれで水鳥を封印しているのか?」


ジャックは青龍刀を見ながらそうつぶやく。


「ん?残り12:00?何それ?」


青龍刀の目の前にあるカウントダウン?は残り12時間を指していた。そして、下の絵や、壁の絵が徐々に光り出しているのだがわかる。そして、ジャックはこの状況を理解した。もう少しで水鳥の封印が解けると。


「.................どうせ解けるなら刀をもらって帰るとしようか」


ジャックは数秒考えたが、どうせ解けるなら問題ないと青龍刀を封印と思われる魔法陣から引き抜いた。すると、魔法陣は光を放ち、映っていたカウントダウンは消え去った。そして、それとは別に紫色の時計が現れカウントダウンが始まった。ちなみに、残り時間は約3分。


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ。


「なんかさっきから奥の方から水がこちらに来るような音が....」


そう、ジャックの思った通り、水が遺跡の中に侵入してきているのだ。そして、残り時間はジャックのいるところへの到達時間。回避不可。


「逃げないとなぁ。詠唱している暇なんぞないし無詠唱でやるか【加速(アクセル)】」


加速(アクセル)をしたジャックは急いで壁、側面を走り、出口を目指す。もちろん、出口から水が来ているので溺れる可能性がある。それ以前にここは深海、いや深い湖の最下部。水圧がすさまじく、どんなものでも押しつぶしてしまう。


「よし、もう少しで出口だ!!【7大龍の契約者である我の魔力を糧に我が契約獣よ、その力をここに示せ、絶対防御】」


よし、準備は万全。いざ、飛び込もうじゃないか。


ジャックは遺跡から出て、遺跡から凄まじい速さで水面に向かって上がっていく。

そして、1分経った頃、遺跡が爆発し、その爆発の影響でジャックは外に投げ出された。


この時、ジャックは言った。

「水中の次は空中ってか?贅沢な旅だな」

と。そして、この後水に叩きつけられる前に転移して、雷斗達がいるところに行った。




◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆



【雷斗視点】

俺達はとりあえず1時間前頃、カナリア湖についた。その時だった。ジャックが湖に飛び込んだ。そして、ジャックはそのまま沈んで行った。本当、馬鹿野郎。って言いたくなるよね。こいつ、水圧のこと知らんのか?って思っていたら突然、俺の腹がギュルルルルだったかよく腹を壊した時になるようなあれがなって俺はずっと森で腹を下していたわけなのだが、俺って何かやばいもん食ったけ?食ってないよなあ?俺、馬鹿じゃないし、歴史検定ちゃんと級とっているんだから。え?この世界では関係ない?うん。その通りだね。まさしくその通り。だから悲しいのさ。彼方の世界の知識が役に立たないことが。


雷斗が心の中で回想していると、すぐ近くでドゴンッ。という音が響いた。


「水中の次は空中ってか?贅沢な旅だな」


そして、雷斗が空を見上げたのはジャックがこう言って落ちてきた時だった。


「え?ジャック!?」


雷斗は腹を下してながら驚いた。それは無理もない。湖に飛び込んで何処かに消えた人がドゴンッ。という音と同時や自分の真上にいて腹を下しているところを見られたのだから。


雷斗が森から出てみるとそこには無傷のジャックがいた。そしてジャックは何気に楽しそうな雰囲気を出しながら俺にこう言ってきた。


「リバースネークは釣れたか?」

と。










水鳥編→第30回 戦闘大会 大陸編→世界大会編→番外編(海の日、ハロウィン、クリスマスイブ、クリスマス、正月、建国記念)

の予定。


ジャックが○○したらこうなる。

ジャックが本気で大気、空間に蹴るなどの体術を使うと地震、世界崩壊、空間にひびが行ったりする。

ジャックは準7大龍の魔法、龍魔法程度ぐらいだったら握り潰せる。

ジャックは体術だけで並の神ぐらいだったら殺せる。

ジャックが魔力を混ぜたくしゃみをするとジャックの目の前が500mに渡って破壊される。

ジャックを怒らすと世界に歪みが生じる。


くらいの強さをジャックは所持しています。まあ、普段はこれの1万分の1程度だが。


後、ジャックの姉の能力について説明しよう。

ジャックの姉は魂喰い(ソウルイーター)

契約獣は5大鳥の闇鳥。

体術は騎士級で魔法は上級、騎士団の隊長ぐらいしか使えない

ちなみに、学校はアトランテ国精霊魔導・武術家学院に通っており、6-Sで生徒会長である。


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