表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
フリーターの俺に世界が救えると思いますか?  作者: 干物


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/14

1話



ピピピ、ピピピ、ピピピ


「…はぁ、朝か」


アラームを止め、時計を確認。


朝の4時。

仕事は7時からだが、目が覚めるまでベッドで動画を見ながら過ごしたり、ゲームを少しでもするため早起きをして出勤するのがいつものルーティン。


「今日も仕事かぁ…行きたくないな…」


燈黒(ひぐろ) 翔琉(かける)24歳フリーター。大阪にあるショッピングセンターの中にある魚屋でアルバイトをしている、夢もなにもない一般弱者男性。


趣味はゲームと料理、あと動画やアニメを見ること。


「そろそろ着替えて行くか」


ゲームをしているとあっという間に時間が過ぎていた。


そろそろ家を出ないと間に合わないので急いで準備をする。


そして家に帰ったらどのゲームをするか考えながら自転車で出勤。


「着いちゃったなぁ」


職場であるショッピングモールに到着するたびにストレスを感じる。


警備員の方に挨拶をしながら更衣室へ行き、着替える。


着替えが終わり、作業場に行くと店長がいた。


「おはようございます」

「おう!おはよう!今日もはやいな!」

「色々準備しないと間に合わないので」


客がくるまでの間にお寿司や惣菜を作らないといけないので、朝は忙しい。


「そんなこと言って、翔琉くんなら余裕やろ?」

「いえいえ、そんなことないですよ」


笑いながら「まぁ無理せずにがんばってな!」と背中を叩かれながら、他の社員の方にも挨拶をしていく。


そしてパートのおばさま方にも挨拶をして作業へ。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


(ふぅ、なんとか間に合った…)


時間は10時。

ショッピングモールが開き、一般の客が買い物をできる時間になった。10時になるまでにある程度のお惣菜などを店前にだしておかないとおば様方に怒られてしまうので、毎日ヒヤヒヤしながら作っている。


ここからは明日の作業のための準備をしなければいけないので、おばさまの中でもリーダー的存在の川口さんに指示を聞きに行く。


「なにからしていけばいいですか?」

「いつも通りのことしたら?」

「わかりました」


たまに違うことを指示されることがあるので聞いてみたら機嫌が悪かったみたいだ。


1時間ほど明日の準備をしていると、店の前が騒がしくなってきた。


「今日なにかイベントあったっけ?」

「いや、ないはずやけど…」

「じゃあなんでこんなに騒がしいんや?」


店長と社員の人達が話してるのに聞き耳をたてていると、


「ぇ、ぁ、え…きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


おばさまの中川さんが悲鳴をあげた。


「ひ、ひとが…!ひとが!」


腰を抜かし、身体を震わせながらも必死に前に指をさしているので窓の外を見てみると、ゲームやアニメでよく見る、ゴブリンのような見た目をしている化け物が女性のことを槍で貫いていた。


(は?うそだろ?なにかのショーか?いや、それにしてはあまりにもリアルすぎる…夢か?)


そんなことを考えている間、まわりもパニックになっており、俺が考えていたことと似たようなことをみんなで話しあっていた。


「店長!やばいですよ!はやく逃げた方がいいですって!」

「そ、そうやな!みんな!はやく逃げるぞ!」


店長がそう言った瞬間、窓が割れ、社員の石上さんの肩に槍が突き刺さった。


その場にいる全員が固まっていると、作業場の扉が開き、ゴブリンが1体入ってきた。


「きゃああああああああああああ!!!!」

「わ!ちょっ…!」


中川さんがあまりの恐怖で発狂しながら、俺のことをゴブリンの方へ突き飛ばし、出口の方へ走っていった。


それを皮切りに、他のおばさま方や社員の方達も逃げ出した。


「翔琉くん!はやく立って!」

「燈黒!お前すぐ動かんと死ぬぞ!」


声がした方を見ると、店長は槍で貫かれた石上さんを背負い、1番年上の社員である桜崎さんが残っており、俺に声をかけてくれていた。


だがゴブリンが俺に襲いかかってきており、どうしようもない状況。


「グアッ!」

「くそ!」

「グェッ」


ダメもとで蹴ってみると当たりどころとタイミングがよかったみたいで、奇跡的にゴブリンを蹴飛ばすことに成功した。


すると突然、脳内に声が響いた。


【アクセス完了 あなたの職業は『暗殺者』です】







のんびり投稿していきます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ