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流るる水に終焉を告ぐ  作者: 久成あずれは
本編:エピローグ

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32/38

0、消えぬ約束

「30、ごめん」から分割しました。

 その日は、とても良い天気だった。しかし、この二人だけの空間には、その光の入る隙間など無かった。暗闇(くらやみ)に淡く光る雪のような白銀の髪を、ふんわりと揺らす少年は、長年離れ離れになっていた両親に再開したかのような、哀愁漂(あいしゅうただよ)う……いや、喜びに満ちた表情で、拘束(こうそく)されている男児(だんじ)に手を伸ばした。


 黒髪の男児は、ピクリとも動かずに、されるがままじっとしていた。男児は泣き叫ぶこともせず、恐怖を感じさせない空気を(まと)って、地べたに座っている。その両手両足が、金属の(くさり)で繋がれているにも関わらず。(ふさ)がれた視界が、白髪の少年によって開かれた時、黒髪の男児は初めて声を上げた。


「……だ、れ……?」


 白髪の少年は、(ひど)くショックを受けたような表情を浮かべた後、直ぐに微笑(ほほえ)んだ。慈愛(じあい)に満ちた表情で。そして男児の首を()める形で手を()え、歓喜(かんき)に満ちた声で、こう言った。


(むか)えに来たよ。流水(ながみ)

完結です。最後まで読んで下さり、誠にありがとうございました。

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