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あの頃の『私』へ


 カーテンから差し込む朝の光で、私は目を覚ました。つい眠ってしまったのか、机の上には書きかけの絵と、原稿が広げたままになっている。

 


 慌てて朝の支度をしていると、携帯電話が鳴った。電話の主は、幼い頃の友人だった。久し振りに連絡が来て、嬉しくなった私は思わず飛び出すように出る。

「もしもし、久し振りだね」

「元気にしてた?」

私が頷くと、電話の向こう側で笑い声が聞こえた。

「そうなんだ…、まさか本当に作家になるなんて、驚いたよ」

「うん、せっかく憧れの仕事が出来るから、頑張ってみようと思うの」

私は、絵本作家になろうとずっと頑張っていた。何度もコンクールに応募した結果、入賞して、今は早速仕事を貰っている。



 友人との電話を切って、仕事に戻ろうとした時、机に立て掛けている幼い頃の私の写真があった。あの頃の事があったから、今の私が居るって、今ならはっきり言える。




 あの頃の私へ、元気にしていますか。これからもあなたは、大変な事件に出逢うかもしれない。でも、それがいつかあなたの何かを変えるかもしれない。


 まだ恋も、未来も知らないあなたへ。

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