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第926話 夏休み最後のセレモニー

「(いいからふたりとも、立ちなさいって)」

「(そうですよ。そうやってお屋敷の前で這いつくばってたら、ご挨拶もできないでしょ)」


「(はい、エステルさま……あの、よろしいのでしょうか)」

「(いいのよ。まずは立ちましょうね、キュテリアちゃん)」

「(あ、はい。ほら、アルケタスくんも)」

「(ふぁいっす)」


 だいたい、それなりに身体の大きなユニコーンがふたり、屋敷の玄関先でぺたっと地面にひれ伏していると邪魔になるからね。

 その屋敷からは俺たちの念話のやり取りを聞いて、精霊さんたちが外に出て来た。

 ああ、シルフェ様とニュムペ様と、みんな出て来たですね。


「あなたたち、何やってるの?」

「良くいらっしゃいました、ザックさん、エステルさん、みなさん。あら?」


 ケリュさんとクバウナさんが一緒に来ることは、シルフェ様がニュムペ様たちに伝えていなかったんだよな。

 ちょっと驚かせたいという悪戯心だけど、しょっぱなからこんな騒ぎだ。


「これは……ケリュさまではないですか。それに、クバウナさまも」

「うむ。久しいな、ニュムペ」

「うふっ。お久し振りですね、ニュムペさん」


「これはこれは。ようこそ、いらっしゃいました。でも、とても吃驚しましたわ」

「ふふふ、驚いた?」

「シルフェさんたら、言ってくれないから。それは驚きましたよ」


 ニュムペ様の側近のネオラさんと若手の水の精霊さんたちは、もう既に地面に片膝を突いて畏まっていた。

 アルケタスくんたちもそうだけど、紹介する前にいちおうは神威というか、そういうものを瞬間的に感じ取るものなのですな。



 それではあらためて、ご紹介とご挨拶ということにしましょうかね。


「みなさん。いきなりでごめんなさいね。わたしもつい最近のことで、ちょっと驚いてしまったのだけど、わたしの旦那さまが戻って来たの。ニュムペさんは良く知っているけど、他のみなさんは初めてだったわね。あ、そうね、ネオラさんはご存知ね。それでは紹介します。わたしの旦那さまのケリュよ。これ以上はいいわね」


 シルフェ様の口上に、水の精霊さんたちが片膝を突いたまま頭を下げる。

 アルケタスくんとキュテリアちゃんのユニコーンふたりは、先ほどいったんは立ち上がったけど、今度は両前足を折って膝を地につけて畏まり同じように頭を下げた。


 うちのレイヴンの5人もどうしようかと一瞬躊躇っていたけど、精霊さんたちが片膝を突いていたのでそれに合わせて同じようにしている。


「それから、こちらにいるのは、ホワイトドラゴンのクバウナさんよ。カリちゃんの曾お婆ちゃんで、アルと同じ古き五色竜……。こちらも、それ以上言わなくてもご承知よね」


 その紹介にクバウナさんが何も言わずにニッコり微笑み、皆は先ほどと同じように頭を下げた。


「そうしたら、あなた」

「おう。いまシルフェから紹介があったように、我はケリュだ。ちと事情があって、このたび妻のもとに戻り、ふたりでザックとエステルに厄介になることになった次第だ。なので、我もザックの屋敷におるので、まあこちらとはご近所という訳だな。よろしく頼むぞ」


 続いてクバウナさんも挨拶する。


「わたしも事情と言いますか、それほど大したことではないのですけれど、曾孫のカリオペに逢いに来がてらこちらに来まして、ザックさんとエステルちゃんにお世話になることになりました。どうぞよろしくお願いしますね」


 ふたりとも、近所に引っ越して来た親戚みたいな言い方だ。

 特にケリュさん。神様と精霊様がご近所というのは、それほどおかしくはないのかもだけど、いやいやそれで納得していて良いのですかね。


「まあまあ。ご事情というのはともかくとして、シルフェさんのところにケリュさまが戻って、カリちゃんの側に曾お婆ちゃんがいらっしゃったなんて、とても素敵なことですね。こちらもお近くに棲まう者として、あらためてよろしくお願いします」


 ニュムペ様が代表してそう述べたけど、こちらも彼女自身がのほほんとした性格なので、これからご近所付き合いをよろしく、みたいな感じだ。

 まあニュムペ様の場合、ケリュさんの義理の妹にあたるわけだけどね。



「(あのぉー、畏れながら、ニュムペ様)」

「あら、どうしたの? アルケタスさん。あなた、もうご挨拶は済んだのですから、普段通りになさっていいのよ」


「(いやいやいや。そうはおっしゃられても、不意打ちっすからねぇ)ヒヒン」


 横に居るキュテリアちゃんが後ろ足でいきなり彼の後ろ足を蹴って、思わず鳴き声を洩らした。

「(言い方に気をつけなさい)」とか、小声の念話で叱られている。


「(痛いっすよぉ。それで、あの、畏れながら、お願いなんすけど、うちの親父たちもご挨拶に来させるのはダメでしょうか?)」

「ああ、そうことね。どうかしら、シルフェさん、ケリュさま?」


「良いんじゃないの。みなさん呼んでらっしゃい。ねえ、あなた」

「なんだ? ユニコーンの一族か。ふむ。ニュムペの眷属だったな。ならば良いぞ。ただし、他の森の者たちは挨拶無用だ。騒ぐなと言っておけ。クバウナもそれで良いよな」

「ええ、もちろんですよ」


 ケリュさんの言う他の森の者たちとは、要するに獣たちのことだ。

 特に狩りをする獣は、おしなべてケリュさんの支配下に置かれる存在にあたるらしいので、神意を伝えておかないとことごとく集まって来てしまうらしい。


「ザックさんもよろしいかしら?」

「ええ、僕は。それに、アッタロスさんたちにも久しく会っていないですしね」

「ご許可が出たので、そうしたら呼んでらっしゃい」

「(はいっす。では早速)」


 俺はこの場合、許可云々の立場には無いのだけどね。まあいいや。それよりも。


「あー、ところでアルケタスくんや」

「(なんすか? ザカリー様)」

「もうそろそろお昼時で、僕らはこれから、みんなでお昼を食べようかと思っておるのですがね。キミも僕たちが来るということで、一緒にお昼にありつこうと、こうして待っておったのではないですか?」


「ヒヒヒン。(ありつこうとか、その言い方はあんまりっすよ、ザカリー様は。来られるって聞いたから、こうして一族を代表して待っていたんすよ。しかし、その、お昼っすか……)」


「ザックさまがごめんなさいね。お父さまたちを呼んで来るのは、お昼のあとでもいいでしょ? おふたりも食べてから行ったら?」

「(はい、エステルさま。それではお言葉に甘えて)」

「(エステル様は、ザカリー様と違ってお優しいっす。でもこの人、いつものことっすから。そうしたら、そうさせていただきますっす)」


「キュテリアちゃんみたいに、キミも素直になりなさい」

「(素直になった方がいいのは、ザカリー様の方っすよ)」

「あー、なるほど。やっぱりキミは、お昼はいらないと」

「(いま、いただきますとエステルさまにお答えしたじゃないっすか)」


「はいはい。お屋敷に入らせていただきますよ。あなたたちは、言い合いを止めないなら、そこで暫く続けていなさいね」

「放って置きましょうよ、エステルさま」


「入るのであります」

「ヒヒン」


 気が付いてみると、他の全員は水の精霊屋敷にもう入って行っていて、残っているのはエステルちゃんとカリちゃん、キュテリアちゃんだけだった。

 クロウちゃんは? ああ、とっくに中に居るですか。




 屋敷から持って来た大量の食事を出して昼食となり、まだケリュさんに畏れを抱いたままのアルケタスくんとキュテリアちゃんは、そそくさと食事を済ますと大急ぎでユニコーンの村へと帰って行った。

 いやあ、慌ただしいですなぁ。


「先日に合宿に来たときには、彼らは気が付かなかったんですかね」

「ああ、我がこの森に来たことがか?」

「わたしたちだって、ぜんぜん気が付きませんでしたよ、ザックさん。いつもの合宿に来られていたんですねぇ」


 ニュムペさんをはじめ、ネオラさん以下、水の精霊さんたちも気付かなかったそうだ。

 あのときクロウちゃんに、俺たちが合宿で来ていることと、また日をあらためてこちらに伺う旨を報せて貰ったんだよね。ケリュさんのことは内緒にしておいたけど。カァ。


「ははは。それはだな。我が存在を極力隠しておったからだ。まあ、直ぐ近くに寄って来られると、バレてしまうがな。アラストル大森林でもそうだっただろ?」

「このひと、姿を隠すのと逃げるのだけは得意なのよ」

「ははは。ほかにも得意技はあるぞ」


 そう言えば、アラストル大森林でも逃げたり姿を隠してたりしてましたよね。

 まあ姿を隠すというのは、物理的に隠れるとか魔法的に消えるとかだけじゃなくて、神威を撒き散らすのを抑えるということみたいだけどね。


 森の動物や人外の存在の場合、姿が見えていなくてもそういった神威を感じ取ってしまうらしい。

 ユニコーンの場合にはその中間で人外寄りの存在なので、近づいたら直ぐに感じたらしい。


 その点では、人間が最も鈍感だと言えるのではないかな。

 ごく身近に居たり会話をしたりすればともかく、街を歩いていても誰も気付かなさそうだからね。


 合同合宿のときにはその神威をほとんど抑えていたので、森の住人たちはもとより身近で過ごしていたうちの部員たちも、そんなものをまったく感じ取れなかったということか。


「その点、アルがいちばん分かりやすいな。人間の間で暮らしたことのあるクバウナや、いまのカリの方がよっぽど馴染んでおる」

「わしに、とばっちりですかの。森の動物はともかく、これでも人間の街ではまったく大丈夫じゃぞ。なあ、ライナ嬢ちゃん」


「え? うーん、わたしたちは慣れちゃってるからさー」

「森の動物は、アルの怖さが魂に刻み込まれて、代々受け継がれちゃってるのよね」


「はて。わしはそんなに怖かったじゃろか」

「もう、ボケちゃって」

「何を言うか、クバウナ。まだ惚けてなどおらんわ」

「ふふふ」


 大昔はこれでも、相当怖いドラゴンだったんだろうな。

 いまでも本気を出せば森や街のひとつふたつは、直ぐに破壊出来るのだろうけどね。



 ふと気付くと、大勢の者たちがこの水の精霊屋敷に近づいて来る気配がした。おそらくユニコーンたちだ。


「あら、来たみたいですね。すみませんけどケリュさま、お願いします」

「おお、ユニコーンどもか。我らの義妹いもうとの眷属だから、大切にせんとな」


 ケリュさんはそう口にして立ち上がった。


 なるほど、ニュムペ様やそれからドリュア様もシルフェ様の妹なので、ケリュさんからすれば義妹いもうとという訳か。

 彼にすればエステルちゃんと俺も義妹義弟という認識なので、と言うことは俺たちにとってニュムペ様やドリュア様は義理の兄弟姉妹になっちゃうですかね。


 一方でエステルちゃんは、シルフェ様とケリュさんにすればじつは実の娘の生まれ変わりと思っている節があるので、そこのところはややこしい。


 まあそれはともかく、ニュムペ様を先頭に屋敷の外に出てみると、大勢のユニコーンたちが揃って両方の前足を折り曲げて地に突き平伏していた。

 えーと、たくさん来ましたね。50名と言うか50頭ぐらい居るのかな。


 元からナイアの森に棲むアッタロスさんの一族が30名ぐらいで、昨年にアラストル大森林から移住して来たバシレイオスさんの一族が20名ほどだったので、ほぼその全員が集まったようだ。

 これだけの数のユニコーンが畏まっている情景は、なかなかに壮観です。


 最前列には、そのふたりのかしらとアッタロスさんの弟で両族の戦士長になったアリュバスさん、そしてアルケタスくんとキュテリアちゃんが控えていた。


「みなさん、急なことなのに良く集まっていただきましたね。ご苦労さま」

「(ははっ)ヒヒン」


 おお、これだけの数が一斉に念話で応えると、なかなかに頭の中で響きますな。

 同時に鳴き声も洩れているので、それもちゃんと応答に聞こえるのがなんだか面白い。


「本日は、シルフェさんの旦那さまでありますケリュさまと、それからカリちゃんの曾お婆ちゃんのクバウナさんが来ていただけました。お二方のことについては、ご説明はしなくてもいいですよね。アッタロスさん、どうかしら」


「(ははっ。古き者はもちろん承知してござる。若者にはこちらに罷り越す前に、簡単に)」

「そう。それは良かったです。では、ケリュさまにお言葉をいただきましょうか」


 ケリュさんが前に出ると、ユニコーンたちは更に一段、頭を低くした。



「ニュムペの眷属たるナイアの森のユニコーンたちよ、良くぞ集まってくれた。我は、ここではケリュと名乗るが、そう憶えて貰えれば良い。我は暫くシルフェの許を離れておったが、このたびあらためて共に過ごすこととなった。そしてシルフェと同様、我の義弟おとうとたるザック、そして義妹いもうとエステルの世話になり、この地上世界に暫しおることとなる」


 ケリュさんのいつも以上に凛とした声が、静寂に包まれたこの妖精の森に響く。

 どうも彼という存在の、その存在感が聞く者の身体の中に刻まれて行くようなので、これが神威あるいは神意を込めた言葉なのかなと、ふと思わせた。


「聞けば、お前たちナイアの森のユニコーンは、一昨年にこの森を騒がせた魔物どもと、この我が義弟おとうとザックの指揮のもとで、人間の勇士たちと共に闘い、見事に勝利を収めたそうだな。また、アラストル大森林の管理者たる我が配下の要請のもと、新たに一族が加わったと承知している。その両一族のかしらおもてを上げよ」


 並んで畏まるアッタロスさんとバシレイオスさんが、揃って顔を上げた。


「おふたりとも、ケリュさまにお名前を申し上げなさい」

「(はっ。このナイアの森に古くより棲まう一族のかしら、アッタロスにござりまする)」

「(このたび、アラストル大森林より移りせし一族のかしら、バシレイオスにござりまする)」


「ふむ。相分かった。これよりは、我も其方らの近くにおる故、何かあったならニュムペやシルフェ、そしてザックとエステルを通じて我を頼るが良い。されば、安心してこのナイアの森に棲まい、これまで以上にニュムペを助ける力となってくれ。しかと頼んだぞ」

「(ははっ)」



 拝謁のセレモニー的なものが終わり、そのあとアッタロスさんとバシレイオスさん、戦士長のアリュバスさんにアルケタスくんとキュテリアちゃんが屋敷の中に呼ばれて、少しばかりケリュさんたちと言葉を交わした。


 その場に俺とエステルちゃんも同席させられたが、クロウちゃんはケリュさんの頭の上に乗ろうとしないんだよ。場の空気を読もうね。

 そんな彼は、エステルちゃんが抱いている。


 キツネの魔物どもにやられて瀕死の状態だったアリュバスさんを助けた話や、テウメー討伐戦の話などもユニコーンから語られ、暫し懇談のあとこの会も終了となった。


 そうして村に引き上げるユニコーンたちを見送る。


「(ザカリー様よ、どえらいことになり申したなぁ)」

「(アルケタスが慌てて走り込んで来て、話を聞いたときには、腰を抜かしそうになったでござるよ)」

「(しかし、心強いことでござる。ニュムペ様ばかりか、シルフェ様や古きドラゴン様、そして戦神いくさがみ様まで身近にござるとは。長生きはするものですぞ)」

「(これもすべて、ザカリー様とエステル様のお陰でござる)」


「いやあ、僕らのお陰じゃないですよ。この僕も、思いも依らずこんなことになっちゃってね。でもみなさん、これでこれまで以上に安心して暮らせると思うので、みなさんでこの妖精の森の安寧に力を注いでください」

「(それが手前どもの責務でござる。お任せくだされ)」



 そうしてユニコーンたちを送り出しふと振り返ると、離れたところでケリュさんを中心に人外の方々が何やら話していた。

 そのみなさんの会話の内容が、ケリュさんの頭の上にちゃっかり止まっているクロウちゃんからの通信を通じて俺に流れて来る。


「ユニコーンたちもおるし、シルフェと我の娘の一族のファータも、ザックが統領となった。何より、ザックの配下や家の者たちは強力だ。これで戦力も充実し、大抵のことには対処出来るのではないか?」

「そもそも、ザックさまご自身が、この地上世界でも飛び抜けた力の持ち主ですからのう」

「少し頼りないのは、ドリュアのところの眷属か……」


「あなたたち。ザックさんは、まだ15歳になったばかりなのよ。それにようやく学院を卒業で、人間の世界でのお立場やこれからもあるのだから、あまり物騒なお話はまだ取って置きなさい」

「そうですよ。うちのカリもまだまだ子どもですから、ゆっくりと」

「こちらのユニコーンも、ようやく落ち着いたところですし」


 そう言えばカリちゃんはあっちで、レイヴンの皆と一緒だな。

 しかしシルフェ様の言葉にあったけど、人外の大人たちでなんだか物騒らしき何の話をしてるですかね。


「どうしましたか? ザックさま」

「あ、いや。ようやくひと息つけるなって。お茶でもいただこうか、エステルちゃん」

「そうですね。そうしましょう」


 これで学院生最後の夏休みの予定はすべて終了だ。

 5日後には秋学期が始まり、学院生活も残り僅か3ヶ月半となる。

 気持ちを学院に切り換えて、その3ヶ月半を存分に楽しまないとですな。


 盗聴マイク化していたクロウちゃんからの通信も、いつの間にか切れていた。

 まあとにかく、あちらに合流してお茶にしましょうかね。


今話で第二十三章は終了です。次話から第二十四章になります。


それでは引き続きこの物語にお付き合いいただき、応援してやってください。

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