自殺未遂者は夢をみる
15分で書いたクオリティなのでご了承ください(汗
「疲れた…いや、死なせてくれないかな?」
何も無い空間で俺に言う。
「無理言うなよ。」
あいつは悲しそうな顔をして小声で言った。
「だったらぶっ殺す。よくもまぁ18年間も痛め付けてくれたなこのゴミがッ!」
顔面に全力で拳を叩き込むたんびに激痛が走る。視界が揺らぐ
「死ね!死んでくれ!!もう痛いんだよ畜生がッ!!生きてたって嫌なだけだろ!」
殴って死なないのでその場にあった錠剤を奴の口の中に大量に押し込む。暫くして喉が焼き付くように痛みが走った。
やけに喉が渇く。
「早く…早く楽になりてぇ…」
どうしてもこいつは死なない。
昔から無駄に頑丈な奴だということを俺は誰よりも知っていた。
「人と仲良くできないから…価値観が分からないから死にたいのに…どうせ嫌われるから生きたくないのに…1人で暮らせるような世の中じゃないから死にたいのになんで死ねないんだよッ!!」
「痛いからだろ。そりゃ。」
血塗れのそいつは無表情で呟いた。
その空間には1人分の嗚咽がいつまでも響いていた。
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