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マーコット姉さんの里帰り

前世では一人っ子だったが、今世の俺は5人兄弟だ。


上から

長男のアルデール、22歳


長女のサンドラ、19歳


次女のマーコット、16歳


次男の俺、オリジョン、3歳


三女のキャサリン、2歳だ。



長男と長女、次女の三人は領主様の屋敷で見習いとして働いている。





そして、今日は次女のマーコット姉さんが里帰りしてきた。

領主館は馬車で半日程の場所らしいので、休暇が取れるとたまに帰って来るのだ。




『ただいま戻りました。

キャサリン、オリジョン、元気にしてた?』


軽くハグしてくれる。

我が姉ながら、中々の美人だと思うぞ。


『まーこっとおねえちゃん、おかえりなさい!』


『あら、何してたの?

これはなあに?』


『ままごとで、あそんでたのよ。

おねえちゃんもあそんで!

おねえちゃんは、あかちゃんになってね。』


『え、これ、なに?

どうやって作ったの?

誰が作ったの?』


『ちがうよ、あかちゃんは、ばぶばぶ、いうんだってば。

やってよ!』


マーコット姉さんは聞こえてないぞ。

真剣に、パッチワークやら、木のフライパンやら見ているからな。


キャサリン、俺があかちゃんもやってやろう。


『ばぶばぶ〰️!

キャサリン、これで良いか?』


『おにいちゃんにやってって、いってないも~

ん!』


妹の機嫌を余計悪くしてしまったようです。


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