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マーコット姉さんはカルチャーショック
『こんな凄いモノを、オリジョンが
作るなんて、、、。』
マーコット姉さんがパッチワークがどうの、フライパンがどうの、ママゴトセットがどうの、と呟いている。
『私、明日、向こうに帰るわ!
奥様に報告しなくっちゃ!!』
今回は一週間ほどいる予定だったが、明日帰ると言い出した。
『マーコット、ちょっと落着きなさいな。』
『お母さん!
あの、トンデモナイモノを見せられて、落ち着いてなんかいられませんわ!!』
『ほら、お茶でも飲んで、ひと息つきなさいな。』
『分かりましたわ。
、、、、、、、これは、何ですの?』
姉さんの目線の先を見ると、ホットケーキがあった。
折しも、キャサリンがママゴトのフライパンでホットケーキをポーンッとひっくり返しているのが、姉さんにも見えたらしい。
『ホットケーキですよ。
料理長のお薦めなので、どうぞ。』
『、、、、、、。
お母さん、私、今すぐ戻ります!
そして、領主様の奥様を連れて来ますから!!』
ホットケーキをしっかりと食べ終え、マーコット姉さんはドタバタと行ってしまった。
『あらまあ、何てハシタナイ事。
あれでキチンと奉公出来ているのかしら。』
領主様の奥様を連れてくると言ってた様だぞ?
お母さん、そんなにのんびりしてて良いのか?
相変わらすマイペースなお母さんだった。




