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プロローグ

「はぁ?二週目!?何言ってんだよ!!魔王を倒したんだから、元の世界に!日本に返せよ!!」


アルガグロントとという異世界に突如飛ばされた俺は、突然、よくある異世界転生もの的説明を受け勇者として、魔王討伐という最重要任務を請け負った。



「いやですから、一回クリアしたら別ルートでもう一回プレイできた方がゲームとしてクオリティ高いって桜木様がこの世界に来る前に言ってたのではないですか。」



俺は、日本でニート時代に得た圧倒的ゲームスキルで仲間を増やし、一ヶ月で魔王ナイワヨ・デジマ三世を倒した。




「それは、ゲームの話だろ!!こちとら、命かけて魔王倒したんだよ!!猫耳小娘や美少女エルフとのハー

レムを諦めてまで、最短でクリアしたんだよ!」



道中、仲間の猫耳娘 ミッコや美少女エルフ シークが俺に惚れてたのは気づいてた…魔王の城までの間、美少女が闊歩する村や町はなんども通った…



「こちらとしまして、まさか こんなに早く魔王を倒すとは思っていなかったので、まだ願いを叶える準備も、元の世界に返す準備もできてませんし」



それもこれも…こいつが魔王を倒したら願いをなんでも叶えるぅ〜とか、魔王の懸賞金は日本円に換金して現実世界に持って帰れるぅ〜とか言うから…最短でクリアしたのに



「はやく帰らないと!!今期、最推しアニメ ラブラブドッキューンマネジメント初回限定版特典付きブルーレイが買えねぇじゃねぇかよ!!何のために一ヶ月でクリアしたんだよ!!」



「マネジメント…それだ!!マネジメントですよ!桜木様!!」



「は?マネジメント?それがどうしたんだよ?」



「桜木様には、マネジメントをしていただきます!!いやね!この業界なかなかキツイんですよ!!異世界転生法なんてくだらない法律のせいでね、異世界転生者は例外がない限り、ニートから選びなさい。やら、勇者のパーティに最適な美少女がいる街に勇者を転生させなさい。やら 一番ひどいのは、我々アドバイザーの給料ですよ!!魔王討伐者1人につき日本円にして約24万円…平均討伐年数3年なのに…最低賃金以下ですよ…」




「え?」



「それに無理な話なんですよ!!桜木様、知ってます?私が受け持つ世界の数を?」



「いや、知らないけど…10個くらい?」



「35億」



「お前、そのネタ一年後には使えなくなってるからな」



「嘘ですよ! 1人につき5世界です。」



「なかなか、普通の数じゃねぇかよ」



「普通なんかじゃありませんよ…24時間体制ですよ?ほんとは1人1世界でそれなりの給料が出るのが理想なんですがね…」



「へぇ〜お前もいろいろ大変なのな…」



「そ・こ・で!桜木様が異世界でマネーを稼いでじゃんじゃん日本円に換金しよう!!いえーい!!」



「おまえ…最初とだいぶキャラ違わなぇか?…それに、俺になんのメリットがあるんだよ…」



「稼いだ日本円は山分け、その代わり私は桜木様にチート能力を付与 そして日本円にして一千万円につき1日、元の世界に帰れる!!これで、どうでしょう!!」



「一千万円!?高いな!!」



「そんなことありませんよ!桜木様がアルガグロントでよく食べていた、巨大カエルでも売れば日本円で30万円ですから」



「あのカスモンスターで30万か!!それなら、すぐ貯まるかもな!!」



「お!興味が湧いて来ましたか?それでは!!行ってみましょう!!ご武運を!!!桜木様!!!」



は?え?ちょっ!!!!



こうして俺、桜木秋斗の2度目の異世界転生が始まった


少々、セリフが多いかもです…反省

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