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200文字小説集 vol.2

美女にご用心(200文字小説)

作者: 日下部良介

 仕事帰りにビアホールへ直行した。生ビールを一気に流し込んだ。

「ぷはぁ~!こんな幸せな瞬間はないなあ」

「そんなに幸せ?」

 不意に声を掛けられた。透き通るほど色白の美女だった。僕は彼女と意気投合した。

「もうちょっと涼しければいいのに」

 店の空調があまり効いていなかったので、僕はふとつぶやいた。すると彼女が微笑んだ。

「一緒に来て」

 彼女に従った。


 そこは霧が立ち込めた川辺のようだった。

「ここは?」

「三途の川よ」

 



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― 新着の感想 ―
[良い点] ・軽い内容で、すぐ読み終えたこと。 ・夏に書かれた、夏らしい内容であること。 [気になる点] 三途の川の登場が唐突に思えました。 約二百字ということで、仕方がない? 少し追加すれば、唐突感…
2016/08/31 17:48 退会済み
管理
[一言] まさかの三途の川。 読んでいてびっくりな展開でした。 なんだか現実にありそうで怖い、そんな展開だったので・・・。 お盆のこの時期、このネタはぴったりですね!
[一言] 三途の川には、河童さんがいるそうな。 ということは、この美女は……。 ビールのお題は、六文銭ですか? 三途の川への道は、いろいろ考えられますね!
2016/08/12 20:12 退会済み
管理
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