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僕の異世界転生生活冒険記  作者: 玖荷録
プロローグ
3/17

第二話 僕の周りの人達

前回からかなり時間が空いてしまいました。


 赤ん坊としてこの世に生まれてきて半年が過ぎた。


 母親を認識してから三か月がたったのだ。赤ちゃんって成長が早い。なんていうんだろう。精神は確かに僕で、今までに培ってきた知識や思い出は覚えているのになんだか脳が違う。

 

 言葉を覚えるのが早いというのかな?

 僕は既にこの国の言葉を理解し始めていた。最初のうちはなんか同じ言葉が聞こえるなと思っていただけだった。でも、日がたつにつれてそれが何について話しているのか、どんな意味があるのかがわかってきた。


 耳で聞いて覚えるってやつだね。

 それから判明したことがいくつかある。僕の名前と両親、それにお手伝いさんの名前だ。

 僕の名前はレビィ、苗字はアルケスト。レビィ・アルケスト。


 何だろう、純日本人な僕としてはなかなかに恥ずかしい。別にこの国じゃ変な名前じゃないんだろうけど、いざ呼ばれるとなると少し違和感がある。別に気にするほどの事でもないんだけどね。


 母親の名前はエミリー、父親の名前はデイブ。二人とも年はまだ二十代後半といったところか。

 エミリーは真っ赤な髪に真っ赤な目、腰まで伸びたさらさらのロングヘア―が特徴的だ。体系はスリムで少し痩せ気味。これは一緒にお風呂に入った時に確認した。……赤ん坊はエッチな気分になったりしません。はい。

 デイブは明るい金髪に青い目、短く切った短髪で、なかなかのイケメン。アイドル系のイケメンってよりは渋い系かな。なんにせよこれは僕の顔にも期待できるかもしれない。まぁ僕の髪は赤色なので、母似かもしれないが。言い忘れてたけどエミリーも美形。美男美女のカップルだ。


 そして大事な人物がこの人、お手伝いさんのリンダさんだ。僕のお世話をすべてこの人がやってくれている。年は四十台ぐらい、肝っ玉母ちゃんみたいな人で、赤味がかった茶髪を頭の上でお団子にしている。服装は丈の長いロングスカートでメイド服みたいだった。僕のお世話だけではなく部屋の掃除もしてくれているのを見ると似合わないコスプレみたいには見えなかった。

 もう一人のお手伝いさんはつい最近現れた、名前をジーウといった女性だ。なんでも最近まで産休を取っていたようだ。お子さんは家には一度も来ていない、というか僕は見ていない。まぁ、まだ赤ちゃんだしお互いに風邪とか気を付けていたい時期なのかもね。


 あとは、僕にとはあまり関係のない人が二人。僕の祖父に当たる人物のヤコブとその側近の老紳士ジークだ。僕と関係ないというのもジークは常にヤコブの横にいる、そしてヤコブは僕と全く触れあおうとしない。デイブは忙しい中でも僕に会いに来てくれるのに、ヤコブは一度も来ていない。食堂では見かけるが僕の方をまるで見ようとしない。会うのは毎日の食事の時のみ。正直少し怖いし、あまり関わらないようにしたい。


 これが今の僕の身の周りの人物だ。まだまだ歩けないが言葉がわかるようになってきた、難しい言葉はわからないけどこれからもっと勉強していきたい。……僕が意識的に言葉を覚えてるわけではないけどね……。

ご指摘などいただけたら幸いです。

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