表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アオとユリ  作者: 物語りかこ
出会い 葛藤 覚悟
9/68

アオの嫉妬2


バイト休憩中にアオがハクに突っかかる


アオ 「お前なにやってんだ」

ハク 「なにがー?」

アオ 「なにか企んでる?」

ハク 「なにもー?ただお姉さん面白いから

    ここに来てもらってカフェオレおごっただけ」

アオ 「邪魔しないでもらっていい?」

ハク 「邪魔?俺邪魔した?」

アオ 「うん」

ハク 「10年前に公園で絵描いてたお姉さんだったんだね

    その時から好きなのー?」

アオ 「・・・」

ハク 「アオのことお姉さんは知ってんのー?」

アオ 「余計なことは言うなよ」

ハク 「余計なことってなに?」

アオ 「・・・」

ハク 「ただお姉さん面白いから友達になっただけ」

アオ 「お前でも邪魔したら許さないから」

ハク 「・・・」

アオ 「金輪際ユリに近づくな、わかったか?」

ハク 「やです♪友達なんだからいいじゃん

    付き合ってないでしょ?

    じゃお姉さんの自由だし

    アオにそんなこと言う権利ないじゃん?」

アオ 「18歳になったら付き合う約束してる」

ハク 「2年後っしょ?それまで我慢できんの?」

アオ 「もう10年も待ってる、2年ぐらい我慢する

    だから邪魔するなよ頼むから・・・」

ハク 「・・・店長に怒られるから戻るねー」


(絶対渡さねー・・・)


アオは苦虫を嚙み潰した表情で強く拳を握りしめた

そんな姿をハクは見ながら何か不思議な感情が出てきたことに

気がついた


「ユリ物語4」

10年前に二人と出会ってたんだ

公園で話しかけてきてくれてたのは

アオとハクだった・・・

複雑な心境


アオがカフェで働いてるって

女性の中にはアオ目当てもいるってことだよね・・・

モヤモヤするなぁ



「アオ物語4」

ハクやっぱりユリのこと好きなのか

親友でもユリだけは渡さない・・・

絶対に




「ハク物語1」

自分でもこの感情はわからない

どうしてこんなにズキズキするのか

イライラもするしモヤモヤもする

もしかして俺は・・・


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ